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術後せん妄体験談

術後せん妄の非典型的な症状として現れた幻覚の体験談と、その体験から得られた次世代ブレイン・マシン・インターフェースへの期待感をまとめました。

※ 本記事は、Claude Sonnet 4.5 との対話を Gemini 3 Flash でまとめて、それをベースに編集しました。


発症の背景と時系列

手術前から激しい苦痛による睡眠不足が続いており、脳が極めて疲弊した状態で手術に臨むこととなりました。

  • 21日・22日:激痛により2夜連続の不眠

  • 23日午後:全身麻酔手術

  • 23日術後~24日朝:術後の身体拘束下において、閉眼時の異常な視覚現象(以下「閉眼時幻覚」)が出現

※ 手術に至った本来の症状は、本記事の趣旨とは直接の関係がないため、意図的に言及していません。

23日 手術後

目を閉じると「病院のイントラネット」と称するインターフェースが現れ、手術に関連する学術論文などが表示されました。論文の出所として、実際には医学部が存在しない大学名が表示されていた記憶があります。手術後の疲弊した状況下では読む気力がなかったこともあり、何やら論文らしきものが表示されている以上の確認はしませんでした。

当時は意識が混濁しており、自身がせん妄状態にあるという認識もありませんでした。目を開けると幻覚は即座に消えましたが、目を閉じると何度でも同じようなインターフェースが表示されました。

表示内容は次第に変化し、このインターフェースはSilverlightで開発されたという飛躍が発生したらしく、技術的な優位性を喧伝するプロパガンダに近い文章が反復して表示されるようになりました。

この時点では事態の深刻さを認識しておらず、目を開ければ幻覚は消えることもあって、騙し騙し拘束解除までの時間をしのぎ切ることを優先しました。

後知恵

幻覚に邪魔されて眠ることができなかったため、何もすることがなく暇でした。このという状況が、せん妄を助長する悪循環となった気がします。

病院はテレビがオプションだったため、普段から見ていない私は希望しませんでした。そのため拘束状態の暇つぶしとしてテレビを見ることができませんでした。後で思ったのですが、もしテレビをつけっぱなしにできれば、内容が暇つぶしになるだけでなく、耳鳴りで眠れないときにテレビやラジオをつけっぱなしにして紛らわすのと同様の効果が期待できそうです。

意識がある中で拘束されていることを認識するのは、肉体的な痛みはなくても、精神的にはかなり追い込まれます。もしすんなり眠ることができれば、前日までの不眠がうまく作用して、拘束解除まで目覚めないというベストな状況になったと思われます。

※ そうならなかったため、色々とこじれたのですが…

もし、次また手術をすることがあれば、同じタイプのせん妄が現れる可能性は低いでしょうけど、念のためテレビを希望することにします。

※ 手術が必要になるということ自体、避けたいことではありますが…

24日

24日朝に身体の拘束が解除されましたが、閉眼時の幻覚は固定化しました。ここで観察された閉眼時幻覚には、通常の入眠時幻覚とは異なる特異な性質がありました。

  • 閉眼と同時に、具体的で意味のある構造(PC画面のようなもの)がすぐに出現する。聴覚は通常通りで、周囲の環境音がそのまま聞こえており、幻聴は一切ない。

  • 幻覚を注視し続けると、選択肢をずっと選ばされるなど、情報の処理を強要されて精神的に疲弊する。また、コンテンツ生成にもかなりの負荷が掛かるらしく、選択肢を無視しても疲弊は回避不能。

    • 圧迫的な幻覚を悪意ある誰かの陰謀だと感じることで、典型的な陰謀論の発生源となることを実体験として理解。(この場合、AIに学習させるためのA/Bテストを遠隔操作でやらされている、等)

  • 指でクリックするかのように力を入れるだけで操作できた。今考えれば、力さえ入れずに念力的にも動かせたかもしれないが、試していない。

  • 目を開けると、幻覚は即座に消滅する。再度目を閉じると、別の幻覚が出現する。

以上より、目を閉じても精神が休まることがなく、眠りに付けないことが予想されたため、看護師に依頼して睡眠導入剤を用意しました。しかしこの薬剤は幻覚を助長させる結果となり、睡眠にはつながりませんでした。

緩和に向けた試行錯誤

※ 前述のように、テレビをつけっぱなしにするのが一番簡単だと思われますが、そのような発想には至らなかったため、それ以外で試行錯誤しました。

休息を確保するため、視覚入力を遮断しない程度の薄目(半眼)や、照明を当てた状態での閉眼を試しました。これらは幻覚の抑制には一定の効果があったものの、休息には至りませんでした。

  • 半眼は仏教修行をヒントにしたものですが、維持には精神力を必要とするため、休息にはつながりませんでした。

  • 照明を当てたまま睡眠に入ると、夢が幻覚とシンクロした内容に変化するらしく、目が覚めてしまいました。

午前4時頃、座ってうつむいた状態だと幻覚が抑制されることに気付いたため、電動ベッドを起こしてうつむいた状態での就寝を試みました。これが奏功したためか、ようやく数時間の睡眠が確保できました。

※ 姿勢の効果ではなく、この時点で幻覚が弱まっていただけかもしれませんが、今となっては不明です。

また、試行錯誤の過程である程度プロンプト的に幻覚が制御できそうな手応えがありました。そこで、圧迫的な文字よりはと「美女」をリクエストしてみましたが、何も現れませんでした。指示が永続する保証はないため、幻覚の抑制にはそれほど効果がなかった気がします。

25日

幻覚はかなり弱まっており、目を閉じても即座には現れなくなっていました。しかし10分ほど目を閉じていると、軽く眠りに入って夢を見ているような状態で、PC操作の幻覚が現れました。幻覚の勢いが弱まったためか、初期に見られた強迫的な圧迫感は消失していました。これは通常の夢とは異なり、意識が覚醒しても即座に消滅することはありませんでした。(目を開ければ消滅)

PC操作の幻覚というのは聞いたことがありませんが(夢なら割とよくあると思います)、普段の生活でPC操作の占めるウェイトが大きいことと関係ありそうです。連続した行為が余韻として残る現象はテトリス効果として知られていますが、それと類似した現象かもしれません。何もすることがなく暇だという状況を、幻覚で埋め合わせようと脳が努力した?側面もあるかもしれません。

また、薬剤師から前日の睡眠導入剤についての質問があったため、せん妄と区別が付かないような夢によって睡眠が妨げられたと伝えたところ、人によっては副作用として悪夢が現れるとのことでした。そこでデエビゴという別の薬に変更することになりました。幻覚が弱まっていたのか薬の効果なのかは不明ですが、この日は連続して6時間程度の睡眠が確保できました。

※ 後で調べてみると、せん妄のリスクが少ないとされているようです。

ブレイン・マシン・インターフェースとしての可能性?

PC操作の幻覚は、まさに生身のまま手ぶらで操作できるポータブルPCといった操作感でした。幻覚の中でAIコーディングを行って何らかのデータを加工していましたが、当然取り出すことはできません。敢えてやろうとするなら口述筆記しかなさそうな気はしましたが、もし実行したとしても効率は悪いです。

※ 過去の宗教者が口述筆記を行った事情を垣間見た気がします。

もし、この病的な幻覚を制御可能とする技術が確立できれば、外部ディスプレイやゴーグルを必要としない、ブレイン・マシン・インターフェース(BMI)の実現に繋がるかもしれません。

まとめ

今回の術後せん妄の体験は、当事者にとっては極めて困難なものでしたが、同時に人間の脳が備える未知の「ハードウェア」を垣間見る貴重な機会でもありました。

※ 再現性のないレアケースではあります。目を開ければ消滅するのと、幻聴が伴わなかったことで、医療妨害などの重度なせん妄に至らなかったのかもしれません。

なお、この能力は26日夜に一回再現できましたが、27日現在、もはや失われたようです。新しい能力を獲得することなど滅多にあることではないため、ちょっともったいない気もしますが、あまりのめり込むと廃人になりかねない危険な代物です…

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