サラリーマンからオタクへ (1)ゆかちゃんとの出会い
「面白いところみつけてん」
仕事終わりに大阪駅前の駅ビルに一緒によく飲みにいっていた先輩が、会社の飲み会の終わりにそう言ってきた。
お世辞にも仕事ができるタイプではない先輩だったが、遊ぶのは上手な人だったし、麻雀(弱い)にもポケモンGOにも飽きていた頃だったのでついていってみることにした。その先輩は女子大生がバーテンをやっているバーに入り浸っている人だったが、まあ聞く限り北新地のスナックとかほど高くはなさそうだし、危なそうな遊びをする人でもないので、まあ楽しくなかったらもういかないかな、ぐらいの軽い気持ちでした。
そこは北新規の雑居ビルの8Fにあるということで、エレベータに乗り込み、8Fに着き、ドアが開いた瞬間・・・


「いらっしゃいませ〜DDPシアターへようこそ〜」
という女の子の声が飛び込んできた。
ん?近い?普通はエレベータ開いたらその先にお店のドアがあるのに、そこはいきなりお店の中だった。

正面には長方形状にバーカウンターがあり、内側にはキッチン。左側にはテーブルがあり、その先にはステージがあった。
正直、初体験の空間だったが、とりあえずやることは、テーブルに座り居酒屋のように飲んで食べる。女の子はホールスタッフのようで、注文を聞き、飲み物・食べ物をもってきてくれる・・・・だけではなく、名刺もくれる。
どうやらDDプリンセスというようだ。Twitter・Youtubeやっているようで、フォローすると喜んでいる。(名刺、今でも持ってるな)
チェキ???500円で女の子とチェキがとれるらしい。あまりそういうところにお金を使うタイプでは無いし、家に持って帰って見つかったらまずいな・・・

そうこうしていると、ステージでライブが始まった。さっきまでホールをしていたDDプリンセス達が歌って踊っている。
ライブ・・・いつぶりだろう・・・・小学生の時のKBSホール以来じゃないか。ん?ライブにあわせて大声を出している客がいる。よく聞き取れない・・・・・これが「ヲタク」というものか?でも一緒に騒いでいるとすごく楽しい。

今にして思えば、なにも知らないサラリーマンと一緒に騒いでくれる空間だったのシアターが素晴らしいし、あれがなかったらこんなに通ってなかったし、今、こうしてることもなかったなきっと。
最初にシアターに行き始めた時はこんなかんじでした。でもまあ、女の子と話をしながら軽く飲むにはちょうどいい空間で、なにより会社から近かったので、月に1、2回ぐらいいくようになりました。何度かいっていると、明らかにかわいい子に気づくようになり、それがゆかちゃん(と、あーりん)でした。
2人の歌うのか好きで、よくカラリク(1人500円で好きな歌を歌ってくれる)してたな〜

それまでアイドル文化といえば、ASAYANのモーニング娘。とAKBぐらいしかしらなかったのですが、サプリナやおでこキッスなどのオリジナル曲だけでなく、いぬねこ、おいでませ、ハレとケ、メロンソーダなんかにもどっぷりはまり、ヲタクとも仲良くなり、外イベと呼ばれていた外部ライブにも顔をだすようになりました。D-SONIC、京都タワー、学園祭。このへんのライブはYouTubeに上がっているものもあり、たまに夜に見て、懐かしんでいたりします。
気がつけばチェキも毎回1、2枚ぐらい撮るようになっていたし、週1ぐらいでシアターに来るようになったと言われるようになりました。
コールは今でもうる覚えですが、この頃はさらに適当だったな・・・・イエッタイガーがイエッタイガーだと気づいたのは、随分と後でした笑
そんなこんなでヲタクへの道がひらけたのが2019年で、日々シアターに通い、仕事を早く終わらせるモチベになり始めたころでしたね〜
