Day 1「なぜうちのチームは、バラバラな方向を向いているの?」〜Mission(使命)を処方箋に変えて考えてみた〜
■ ぽんちゃんの一言
「パパ、ぽんちゃんね、毎朝不思議に思ってることがあるんだ。
雨の日でも、眠くても、前の日に叱られた翌日でも——ぽんちゃん、パパが玄関に
向かった瞬間に飛び起きて、気づいたら先に玄関にいるの。
なんでだろうって考えたんだけど、おやつが欲しいわけじゃないし、散歩が楽しい
からでもない。ただ、パパのそばにいたいの。それだけ。
それが、ぽんちゃんの使命なんだって、最近わかった。
使命があると、行動に迷いがなくなるんだよ。
『どうしようかな』じゃなくて、体が勝手に動く感じ。
パパの職場でも、そういう人とそうじゃない人がいるって聞いた。
今日は一緒に、その違いを診察してみよう。」
ぽんちゃんがしっぽをゆっくり振りながら、診察室の扉を開けています。
今日は「なんとなく仕事している」感の正体を一緒に突き止めましょう。
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■ サマリー
「みんな一生懸命なのに、なぜかチームがバラバラに動いている」
「何かを決めるたびに、人によって判断が違う」
「この仕事、自分には向いていないのかな……」
そのモヤモヤ、実は "Mission(使命)の欠如" が原因かもしれません。
今日は、MBAで最初に習う「Mission(使命)とは何か」を、
ぽんちゃんと一緒に診察してみます。
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■ 診察室へようこそ
同じ病棟に、AさんとBさんという看護師がいます。
Aさんは毎朝「今日もやること多いな……」とため息をついて出勤します。
Bさんは毎朝「昨日あの患者さん、少し表情が柔らかくなってたな」と思いながら
出勤します。
業務内容はまったく同じ。給料も同じ。でもふたりの「消耗度」はぜんぜん違います。
ぽんちゃん:「Aさんのこと、責めちゃダメだよ。ぽんも雨の日は散歩行きたく ないもん。でもパパが待ってると思ったら……行けるんだよね。」
さて、このふたりの差はどこから来るのでしょうか。
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■ 診断:これは「Mission欠乏症」です
MBAではこう教わります。
Missionとは「自分たちがなんのために存在するのか」を示すもの。
医療に例えるなら——
毎日ただこなすだけ
→ Mission不在の状態(なんとなく動いている)
「この人の回復のために」と思って動く
→ Missionがある状態(意味を持って動いている)
Missionがないチームは、指示がないと動けません。
Missionがあるチームは、指示がなくても同じ方向を向けます。
ぽんちゃん:「パパに『玄関に来い』って言われなくても行けるのは、 ぽんちゃんがちゃんとわかってるから。それがMission。」
【MissionとVisionは別物です】
よく混同されるので、ここで整理しておきましょう。
Mission(使命)
問い :なんのために存在するのか
例 :「患者さんの回復に寄り添う」
Vision(未来像)
問い :どこに向かっているのか
例 :「地域で一番信頼される病棟にする」
Missionは変わらない軸、Visionは目指す未来。
今日はMissionだけ覚えれば十分です。
ぽんちゃん:「Visionはまた明日ね。一気に覚えようとすると ぽんちゃんもパンクしちゃうから。」
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ここまで読んで、
「うちのチーム、まさにこれかもしれない」
そう感じた方へ。
ここから先は、
実際に “自分のチームのMissionを診断するワーク” に入っていきます。
・なぜ人によって判断がズレるのか
・なぜ同じ仕事なのに消耗度が違うのか
・なぜ「言われないと動けない組織」になるのか
その原因を、
ぽんちゃんと一緒に“診察”していきましょう。
▼ この先で読める内容
・Missionを見つける3つの問い
・チームのMission診断ワーク
・現場でそのまま使える演習シート
・ぽんちゃんパパの実例
・「書けなかった空白」の意味
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ぽんちゃんと病院マネジメントを勉強しよう(基礎編)
こんにちは、柴犬のぽんちゃんです🐕 「マネジメントって、なんだか難しそう…」そう思っていませんか? このマガジンは、経営学を学んだことのな…
ぽんとパパにはもっと大きな夢があります。みんなが日常のタスクに撲殺されないために、**AIシステム手帳『ぽんスケ(仮)』**を開発して、もっと充実した毎日を送れる世の中を手伝いたいと考えています。
