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私の好きなカバーソング(168)「I Hear a Rhapsody」チック・コリア、ベニー・グッドマン楽団とヘレン・フォレスト、ビル・エバンスとジム・ホール、リー・コニッツとミシェル・ペトルチアーニ、キース・ジャレット、ジョン・コルトレーン

この曲は3人の作者によって書かれ、1941年に発表されました。美しい曲で多くのアーチストが取り上げ、映画にも使われ、スタンダードになりました。ジャズ巨人たちの名演、特に名だたる有名ジャズピアニストによる名盤が多いです。
最初に知ったのはチックコリア(1941-2021)さんのトリオによるライブ盤「Trio Music, Live In Europe」(1984)です。アルバムの2曲目ですが、このアルバムは1-3曲目の流れがサイコーです。チックの歯切れのいい演奏で気持ちが明るく前向きになりますよ。

rhapsody(ラプソディ)は「狂詩曲」で辞書によると、”一定の形式をもたず、いくつかの楽想をつぎつぎに配列した、きわめて自由で奔放華麗な器楽曲”です。私がすぐ想い出すのはクイーンの「ボヘミアンラプソディ」です。歌詞は、”あなたと電話で話すとき あなたの声ではなく私にはラプソディが聴こえる あなたが私に微笑むとき 星空からラプソディが聴こえる ここにいて抱きしめ ささやいてね そうすると星空からラプソディが聴こえるの” というものです。彼と話したり、微笑まれたりすると感情が渦を巻き、彼女の心の中でドタバタ劇が始まるのでしょう。

ベニーグッドマン楽団でボーカルはヘレン・フォレストさん、1940年の作品です。レトロな音やアレンジがなんともいいですね。

ビル・エバンス(1929-80)とジム・ホール(1930-2013)、2人の巨匠によるデュエットの名盤「Undercurrent」(1962)からです。音のすき間が多く、水墨画のようでいて優雅です、ジャケットの水中写真も妖艶です。こんな世界は大スキです。

アルトサックスのリー・コニッツ(1927-2020)さんとミシェル・ペトルチアーニ(1962-99)さんのデュエットでのライブアルバム「Toot Sweet」(1982)からです。短命だったペトルチアーニの若き日の溌剌とした演奏です。亡くなる直前も演奏は明るく元気でしたが。

キースジャレット(1945-  )さんはこのカバーソングの記事でいちばん数多く登場いただいている大レジェンドピアニストです。スタンダーズトリオのライブ盤「Standards In Norway」(1995)からです。同じトリオによる「Tribute」という別のライブアルバムでキースはこの曲をジム・ホールにトリビュートしています。

ジョン・コルトレーン(1926-67)さんはアルバム「Lush Life」(1957)で取り上げています。

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