私の好きなカバーソング(143)「River Man」ニック・ドレイク、ブラッド・メルドー、リズ・ライト、ティル・ブレナー、グリフォン三重奏団
今回も"river"つながりでこの曲です。
この曲を知ったのはブラッド・メルドーさんのピアノトリオによるカヴァーです。
アルバム「The Art of the Trio, Vol. 3」(1998)からです。メルドーさんはこの曲がお気に入りのようで、トリオでのライブ、ソロピアノでのライブ(in 東京)と3つのアルバムに録音があります。
オリジナルはビルマ(現ミャンマー)出身で英国のシンガーソングライター、二ック・ドレイク(1948-74)さんのファーストアルバム「Five Leaves Left」(1969)収録です。ドレイクさんは3枚のアルバムを遺したけど全然売れずに26歳の若さでこの世を去りました。死後評価が高まって楽曲が多くのアーチストにカヴァーされてます。ブラッド・メルドーはこのアルバムから「Day Is Done」もカヴァーしてます。
この曲に実在の川は出てきません。詞は抽象的で童話のようで、川のそばにいるという男(river man、仙人ぽい?)の出現を待ち、その言葉を聞いて道(生き方)を問いたい女性が出てきます。river manは何かの象徴のようでさまざまに解釈できる詞と思います。
物哀しくも美しいメロディーのアコースティックギター弾き語りで、ストリングスが入りMVでは鳥の啼き声が出てきます。まるでドレイクさん自身がRiver Manのようです。
米国のゴスペル、ジャズ歌手のリズ・ライト(1980- )さんは2015年のアルバムで取り上げてます。ここでトランペットを吹くのはこの次に出てくるティル・ブレナーさんです。
ドイツ生まれのジャズトランペッターでシンガーのティル・ブレナー(1971- )さんは2006年のアルバム「Oceana」で取り上げてます。ブレナーさん自身のボーカルです。トランペットの音が美しいです。
カナダで1993年に結成されたGryphon Trio (グリフォン三重奏団)によるカバーです。ボーカルはパトリシア・メアリー・オキャラハンさんというカナダのソプラノ歌手です。
