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私の好きなカバーソング(141)「Ol' Man River」ポール・ロブスン、ローズマリー・クルーニー、アート・ペッパー、アルバート・アイラー、ミルトン・ナシメント、ジェフベックとロッド・スチュワート、ヨーヨー・マ

1927年のミュージカル「Show Boat」のために書かれた曲です。Ol' Man River=Old Man Riverでミュージカルの舞台であるミシシッピ川を擬人化し、荷役労働でこき使われる黒人奴隷たちがどうにもならない現状と運命を嘆き、抗議と諦めの気持ちを歌っています。
 ミシシッピと呼ばれるオールドマン
 面倒が起きても自由がなくても悠々と構えてる
 真実をわかっているが口にしない
 オール・マン・リヴァーは、ただ流れ続ける
 俺たちは荷物を引っ張り荷物を上げて汗にまみれて体は苦痛に呻く
 くたくたで もう何もする気力はない
 生きるのは飽きたけれど死ぬのも怖い
 それでもミシシッピはただどこまでも流れ続ける

多くのカバーがあり、私はサックス奏者ジョージ・アダムスさんの日本制作のリーダーアルバム「Nightingale」(1989)でこの曲を知りました。このアルバムは以前にも「バークリースクェアのナイチンゲール」の記事で紹介してます。
1936年制作の映画版「Show Boat」で米国の歌手ポール・ロブソン(1898-1976)さんが朗々と歌います。

米国の歌手・女優のローズマリー・クルーニー(1928-2002)さんは若い頃はポップス歌手で人気スター、1970年代後半からはジャズ歌手として多くの名演を残しているということです。ジョージ・クルーニーの「おば」だそうです。1993年のアルバムで取り上げてます。

ジャズサックス奏者の名演2つです。アート・ペッパー(1925-82)さんの1980年のアルバム「Winter Moon」からです。ストリングスも入ってます。この時期のペッパーさんには凄みがあります。

1964年のアルバート・アイラー(1936-70)さん、ぶっ飛んだフリーではないアイラーさんはエモーションダダ漏れでとてもスキです。

ブラジル音楽の大レジェンドで「ブラジルの声」の異名を持つミルトン・ナシメント(1942-  )さん、1997年のアルバムからです。ワンアンドオンリーの世界です。

ジェフ・ベック(1944-2023)さんのアルバム「truth」からです。ボーカルはロッド・スチュワートさんです。

ヨーヨー・マ(1955-  )さんはピアノのキャスリン・ストットさんとの共演アルバム「Songs of Comfort and Hope」(2020)で取り上げました。


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