米不足の一因「ふるい下米」って何?
今回の米不足の原因。色々ありますが、その一因っぽい 「ふるい下米」 っていうのがあります。
ふるい下米って、聞いたことないですよね~。だから、動画にしました。
ココでは、その「ふるいしたまい」について詳しくご説明します。
実は主食「ふるい下米」
ふるい下米とは、米を分別するのに使うふるいを通過した「はじかれ品」。
ふるい下
米特定米穀
中米(概ね1.7~1.9mm)
くず米(1.7mm以下)
と呼ばれることもあります。
内閣府の資料をお借りすると

ふるい下米にも2種類あって「概ね1.7mm~1.9mm」は、外食産業など「格安な主食米」として使われています。
そして、それ以外のお米も、味噌・お菓子・ビール・日本酒など、身近な商品の原材料として使われているんです。
米余り➡️差別化のため
なぜ「ふるいが2種類あるのか」というと……
終戦直後は、1.7mmのふるいしかなかったんです。それで分けていれば「主食用米」「くず米」は分けることができたんですよ。
ただ、米が余って売れない時代になった時、各産地で「ブランド化して、付加価値をつけよう」という話になりました。その時「米粒を大きくしたらいいんじゃない?」ということで、ふるいを変えた地方があったんですね。
それで「粒が大きい=高値」「粒が小さい=安値」という風潮が出来て、ふるい下米の中米は、業務用に重宝され始めたんです。
ふるい下米が激減
ただ……2023年度、ふるい下米が激減したんです。

右から二番目が2023年度(令和5年度)です。数字だけあげると
2022(令和4)年:51万トン
2023(令和5)年:32万トン
2024(令和6)年:40万トン
19万トン減少したのがわかります。だから、ふるい下米(業務用米・加工米)を当てにしていた業界が、米を探しまくったんですね。
特に「国産米使用」を謳っている会社は、高くても主食用米を買わないといけない……昔々「事故米不正流通事件」があったので
そこら辺、業界は敏感になっています。そういう事情もあり、米が足りなくなったんです。
2024年2月から米価高騰していた
そして、2024年2月ぐらいから「スポット価格が高騰している」
米業界の人だけが使っている市場があって、そこの価格が「スポット価格」と呼ばれているんです。それが、2024年2月から「2023年米が足りない」「スポット価格が1割高」と騒がれていました。
そして2024年8月、米が消えた。
原因は「根本的な米不足」
2024年9月。新米が出たら、みんな速攻米を買った。
それを見て、転売ヤーが米を買って目詰まりを起こしている。
入手経路が複雑になり、大手業者に米が集まらなくなった。
そしてそもそも、米が不足している。
それを認めない農林水産省が、現在も実質減反政策を続けている。
これが、令和の米騒動の原因です。だから、今年も米が消えます。
消費者が殺到したそうで……もう、予兆が見えていますよ。
以前からココで「農家と直接取引」をお勧めしていましたが、農家と信頼関係を結ぶのには時間がかかります。今からでは難しいです。どうしても米が欲しい人は、自分に合った方策を練りましょう。
ただ「玄米を室温保存」は、コクゾウムシの大量発生につながるかも。ヤツラを取り除けば食べられますから、それでもいい方はお試しください。鼻が長くてかわいらしい虫ですよ👍
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