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2026年夏、初めてプロレスを見た


これはプロレスのプの字どころかPの字の一画目くらいしか知らない人間が初めてプロレスを観戦して、バリおもろかったよというだけのnoteです。素敵なものに出会った時、絵でも音でもなく文字で表し残すのが私の「愛」なので、良い記憶としてここに書き留めておきます。

※プロレスファンの諸兄姉皆様におかれましてはズブの素人の日記ということで、何卒ご容赦ください。


私のプロレス知識
・ジャイアント馬場、アントニオ猪木、タイガーマスク、大仁田厚(敬称略)
・斉藤ブラザーズと、二人がやってるTAXIめし。Youtubeで公式のやつが見られます

あと、別件で斉藤ブラザーズの故郷の宮城県角田をチャリで周ったことがあります

・全日と新日がある
・昔、棚橋さんを見てかっこいいなと思った
・時は来た それだけだ
・スタンハンセンの入場曲「SUNRISE」
・WWEのASUKAの入場がかっこいい
・WWEにジ・アンダーテイカーていうなんかすごい人がいた
・木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか
・一言で言うなら時代がそれを許さなかった


見に行ったのは2026年7月19日の後楽園ホール開催「サマーアクションシリーズ2026」。私はその前日に資格試験を控えていまして、ギリギリまで勉強していたので出場選手を確認できたのは直前でした。斉藤ブラザーズいるじゃん……ミーハー全開で申し訳ないけど生で見たいと思ってたんだよ~。

同行のお友達、ちよさんと稲葉さんもプロレスについて詳しいわけではないのですが、全員ゴールデンカムイのファン。ムチムチな男体や逞しい男たちの肉弾戦は大好き。せっかくなら殆ど何も知らないまま見てみよう!なんとかなれーッ!

🤗なんとかしてもらいました🤗


第1試合 シングルマッチ 20分1本勝負

○芦野祥太郎VS×矢野安崇
決着時間5分55秒 アンクルロック


初めてちゃんと見るプロレスの試合がこちらだったため、私の脳内には芦野さんが深く刻まれました。

登場曲とかコールとかちゃんと知ってればもっと楽しいのでしょう。でも知らなくても楽しい!登場からすぐ観客と選手との一体感が爆上がりしてました。ベテランと思わしき芦野さんの身のこなしに「なんかよくわかんないけど派手で荒々しくて、でも計算され尽くした動きがかっこいい……♡」と思いながら見ていました。

私「どうしよう、ムチムチの男の人すぐ好きになっちゃうから芦野さんも好きになっちゃう!」
稲葉さん「早いよ。この後出てくる人全員ムチムチだよ」

芦野さん、衣装がSexy。

割とさっぱり決着がつき、こんなにスピーディーに進むの?とびっくりでした。そうか、20分ってあっても20分フルに使うわけないか。

この後、前半終了後の休憩時間で後楽園ホールの狭い通路を闊歩する芦野さんをお見かけしました。初観戦の私にも「この人には美学とか、信念みたいなものがしっかりありそう」と感じさせる堂々とした歩みや目線、パフォーマンスが印象的でした。



第2試合 世界ジュニアヘビー級選手権試合前哨戦 
8人タッグマッチ 30分1本勝負

○田村男児/大森北斗/立花誠吾/レオン・デ・オロ
VS
דミスター斉藤”土井成樹/MUSASHI/吉岡世起/青木優也
決着時間9分10秒 パワーボム→エビ固め



4対4の8人て。スチェンカじゃん。

気になったのはアニキコールを受けていた立花誠吾さん。この方、動きとか表情が見てて楽しかったな。覆面レスラーのオン・デ・オロさんもかなりアクロバティックかつ軽やかで、トランポリンでも乗ってる?てくらい高く飛んでました。

どこ見ればいいかわからないまま、というかプロレスってファンサービスの極致といいますか、観客がどの席に座ってても楽しめるのが良いですね。場外乱闘をやっていたら反対でもなんかしらやってくれるので何も見えない……という状態がない。どこ見ててもおもしろい。

田村男児さんは色白で肉付きがすげ~~~良かったです。ずっと邪な目で見てて申し訳ない。強さは言うまでもなく、コミカルだったりいぶし銀だったり、それぞれが自分の魅せ方を追求した上での魅力なのは重々承知なんですが、それはそれとして素人なのでビジュアル的に解りやすく好みの人にまず目が行きます。懺悔。

とはいえ、見た目だけじゃなくダイナミックに人を持ち上げて打ち付けて殴り殴られビンタして……プロレスの構造上、そこに信頼関係があるからこそ安心して見られるのが嬉しい。ガチ格闘技の、不穏な感じとかヤカラっぽさがどうしても苦手なので……。



第3試合 タッグマッチ 30分1本勝負

○諏訪魔/鈴木秀樹VS×潮﨑豪/青柳優馬
決着時間15分53秒 バックドロップ→体固め


諏訪魔コールと潮﨑コールが同じくらい多かったです。そしてどちらのファンのコールも「やったれや!」と発破をかける強い語気で威勢が良かった。試合後に諏訪魔さんが「俺がここに戻って来たのは潮﨑、お前がいるからだ」と言っていてそういうこと言ってくれるんだ♪と嬉しくなりました。

あの胸のところバチーンて叩く奴、どの選手のも痛そう。そしてみなさん赤くなろうともお肌がつやっつやぷりっぷり。アラフィフでもお肌が綺麗なのは新陳代謝が良いからなんでしょうか?人前に出るお仕事だから?というかやっぱりでかい男とでかい男のぶつかり合いって景気良くて笑顔になりますね。

ここら辺から私も「諏訪魔……!がんばってくれ……!」と小声で声援が漏れるように。さっきの8人タッグマッチは賑やかでしたが、この試合は対決って雰囲気で手に汗握りまくり。西側座席に乱入して「西」の柱に叩きつけられたりしててすごかった。

観客に対する「お気を付けください!お気を付けください!」の放送にはプロレスっぽ~い!と喜んでしまいましたよ。ただ後述しますが、この後「お前も死ぬし私も死ぬど」という事態になります。



第4試合 三冠ヘビー級選手権試合前哨戦
タッグマッチ 30分1本勝負

×宮原健斗/羆嵐VS○綾部蓮/本田竜輝
決着時間12分13秒 ドラゴンスープレックスホールド

試合前に物販スペースでお見掛けしていた熊嵐さんと綾部さん。熊嵐さんの恰好がふあふあで可愛いかったので覚えていました。丸みを帯びたボディによく似合っている。そして綾部さんは「向こうからデカくてかっこいい男が来るな……」とぼーっと見惚れてしまいました。身長2mて。生物としてのスペックが違いすぎる。あと脚が長い。

宮原コールがすごかったですし、実際宮原熊嵐タッグが優勢に見えたのでひっくり返ったのには驚き。トレス素材にできそうな美しすぎるスープレックスホールドでした。

普段香港アクション映画のオタクをやっているので、香港クライムアクションの名作「導火線 FLASH POINT」におけるドニー・イェン兄貴の華麗なジャーマンスープレックスホールドを思い出しました。こういう言い方していいのかわからず恐縮ですが、技をかけられる方も相当技術いりますよね……?タイミングとか……。



第5試合 アジアタッグ選手権試合 60分1本勝負

【第132代王者組】青柳亮生/ライジングHAYATO
VS
【挑戦者組】安齊勇馬/小藤将太

第132代王者組・青柳亮生&ライジングHAYATOが初防衛に成功
決着時間24分20秒 シド・ヴィシャス→片エビ固め



一番記憶に残った試合。試合前に流れたムービーの安齊くんと小藤くんのまあ爽やかなこと。存じ上げなかったのですが、安齊くんはバチェロレッテに出演してたんですね。それも納得の嫌味のない男前。更に188cmの長身。ベビーフェイスの小藤くんと「アツハヤを倒して世代交代します!かっこいいところを見せますから俺たちだけを見ていてください!」と意気込む姿もベリキュート。嘘みたいにデカい炊飯器で米炊きたくなるよ。

対する王者組の亮生(あつき)さんとHAYATOさんは「世代交代っていってもあいつら1コか2コしか違わないでしょ。中学なら被ってるよ。でも中1は中3に勝てないからね。勝たせません」と余裕と冷静さを感じるコメントをしていました。

黒髪&茶髪にシンプルな装いの挑戦者組に対し、アツハヤは二人ともハデハデでした。ショッキングピンクの髪に青緑のギラギラ衣装の亮生さん。ハイトーンカラーにピンク&青のセットアップボンテージスーツのHAYATOさん。武闘派のキキララだ。

HAYATOさんはジャケットを脱いで肩に大胆に入ったタトゥーを曝け出してくださいまして、ビジュアルがキマりにキマっている。モード系のモデルみたい。あとなんかLDH感ある。ありがてえ。

この試合の何が良かったって、ストーリー性というか、盛り上がりが非常にわかりやすかったこと。ガンガンいこうぜモードの挑戦者二人が中盤まで押しまくり、伏したアツハヤの頭を足で小突くような仕草も見せます。ここで観客の皆様が「それはダメだよ」というリアクションをしていて、そういうもんなんだなと思いました。

が、しかしここからブチ切れ覚醒確定演出に入ったアツハヤの二人が安齊くんと小藤くんをそれぞれ引きずり回してシバき倒します。

オタクの脳内には「流れ変わったな」「処刑用BGM」などの弾幕が流れましたからね。調子乗った一年を徹底的に理解らせる番長二人、みたいな感じ。やり返すとかボコるじゃなくてあれは「シバき倒す」でした。

HAYATOさんはダイブ技が得意なんでしょうか、リングでも鉄柱からくるくる回りつつ相手を叩きつける華麗なボディーダイブを見せてくれたんですが、場外乱闘でも非常に美しい技を見せてくれました。私の真後ろで。

私の真後ろで。

マ?

クッションとか何もない、周りはまあまあ角度ついてる階段状の座席(満席)と固い通路。その手すりですらない何かに立ってこっちにダイブしようとしてるんですよね。絶賛シバかれ中の安齊くんと小藤くんが私の割とすぐ後ろにいるんですよね。死ぬど。

前方座席の柵は多種多様の男が叩きつけられてガシャンガシャン鳴っていましたが、こんな会場半ばの席でも戦うのか……と感動しました。怖かったけど美しかったぁ。

そのまま起死回生を図る挑戦者組のガッツも良かったけど結局アツハヤが防衛成功。おめ✌️😁



第6試合 メインイベント
世界タッグ選手権試合 60分1本勝負

【第104代王者組】斉藤ジュン/斉藤レイ
VS
真霜拳號/関本大介


※第104代王者組・斉藤ジュン&斉藤レイが初防衛に成功
決着時間19分00秒 八木山サイクロン→片エビ固め



いよいよメインイベント。いざ斉ブラを臨むと元力士にしたってデカすぎんだろ……と言いたくなりますね。しかし全員デカくてぶあつい。いいんすか、こんなにムチムチのデカい男を見れて。

なんだろう、筋肉+脂肪の構造故か、体型が逆三角形ではなくみんな長方形ですね。胴回りがちゃんと太い。特にレイさんは打撃攻撃を一切無効にするような鉄壁ボディです。素敵。ですがそこはやはりプロレス。どなたもバーンと景気の良い音を立てて倒され、倒していきます。この音というのも現場ならではでした。爆音!最高。

びっくりしたのが関本さん(真霜さんだったっけ?うろ覚えでごめんなさい)がレイさんを重量上げみたいに持ち上げたこと。192cmの150kgだぞ。更に真霜さん関本さん二人がかりでレイさんをバックドロップ。会場大盛り上がり。

ジュンさんはロープを使ってスピーディーに向かってくる相手を長い足でいなして止めるし、綾部さんの時も思ったけどデカくて手足長いって強いすね。それでも泥臭く向かっていく挑戦者。え~んどっちもがんばって~~~。

結果、斉ブラが勝ちましたが試合後にリング上でみんなでアイス食べてて可愛かった。レイさんに呼ばれていそいそとリングに上がる関本さん。私の斜め前に座ってらっしゃったお姉さんが同行の方に「関本はアイス大好きだから」と解説していました。そうなんだ。結構長尺でもくもくとアイス食べてたり、アイスを落としてしまって哀しそうな瞳をする関本さんに真霜さんがご自分のアイスをあげようとしてたりしてました。やさし。

そういえばチャンピオンベルトがものすごく重いということもこの試合で知りました。レフェリーの方に対するリスペクトもとても良い。レフェリーに対しても、試合前に行われたジョー・ドーリングさんの追悼式も、そういったリスペクトの姿勢が印象の良さを何段階も上げていたように思います。レフェリーの方のお名前をコールするのとか、何が発祥?と調べたら奥深かった。歴史の上に今日この試合があるんですね。



思っていたよりずっとサクサクと進んだプログラムも終了。朝昼を食べずに来てしまい、途中から腹の音をグーグー響かせていましたが視覚情報のおかげかあんまり飢えませんでした。ほとばしる汗、ぶつかる肉体、燃え上がる闘志。うめ……うめ……(視覚情報を満腹中枢に送り込む力技で空腹を解消)。でも熱中症になって周りにご迷惑をおかけするわけには行かないので、次はちゃんと食べ物持参で行きます。

その後、食事をしながらちよさんと稲葉さんと「みんなよかったね~~♡」と語らいました。稲葉さんは土井成樹さん、ちよさんは綾部蓮さんが特にお好きだったそうです。

ちよさん「なんかすごい……わかりやすくかっこいい人選んじゃって恥ずかしいです」
稲葉さん「私も顔の好みが丸わかりでで恥ずかしい」
私「ずっとムチムチだぁ♡って騒いでた」

恥ずかしくなんか、ない


私はTAXIめしのブーストがありやはり斉ブラいいなぁと思いましたが、記憶に残ったのは芦野さんとHAYATOさん!今日は「なんとなくこっちを応援したい」と思った側が全員勝ったので嬉しかったです。でも応援している選手が敗北してしまった時の悔しさが勝利の嬉しさを増幅させるんだろうな。


試合後、あまりに面白かったので選手たちのコメントや全日、新日、DDT、ノア、女子プロなど他の団体についても調べちゃいました。全日は「明るく楽しく激しいプロレス」を掲げているようで、その通りでした。楽しんでいってくれよなって気概が伝わってくる。初めて行った私たちでも楽しめる空気を作ってくれていたのは、選手だけじゃなく会場を盛り上げるファンの皆さんのおかげでもあるんだろうなと思いました。

ムービーでこの夏の試合情報などが流れるのですが次はこことここが戦うんだ、とか今度は敵同士なんだ、とか浴衣アロハ甚平で来ると特典プレゼントとか「また見に来たい」と思える作りでいいっすね。

あと調べていくうちに観客が持ち込んだ武器を何でも使っていい試合なんかもあるそうで、見た過ぎる。お玉、生卵、オアーって鳴く黄色い鳥のおもちゃなどを使ってました。土俵に特化した("土俵に特化した"?????)土俵から落ちたら失格のバトルロイヤルとかあるらしいです。

HAYATOさんがセーラー服着てるやつほんとに何?見たいに決まってる。


統括

あ~おもろかった。




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