250725 本当に楽しい時間
今日のプレイ・リストから 278
ロキシー・ミュージック
言い訳させてください。Spotifyのニューリリースにロキシー・ミュージックがアップされていました。ジャケットにはイーノが脱退した後のメンバー5人が写っています。新曲出たの?と恐る恐る聴いたところ、過去のバラードを集めたEPでした。5曲のうち最も懐かしかった本曲を取り上げることにしました。
ジャケットをコピーしようと、Spotifyの「トラックの埋め込み」を開いたところ、EPのジャケットが出てきません。本曲を含むアルバム"Country Life"のジャケットです。どうやら、このバラード集はEPではなく、プレイ・リストのようなものだったようです。そこで、心ならずも、不本意ながら、致し方なく、オリジナルのジャケットを。
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1974年に発表された頃、レコード屋さんに探しに行ったのを思い出します。やっと見つけてがっかりしました。二人の女性が写っていません。背景の葉っぱのアップだけです。オリジナルのジャケットは、発売当時、検閲を受けてポルノグラフィと評価され、他の写真に差し替えられていたのです。
写っている二人は、カンのギタリスト、ミヒャエル・カロリの妹、コンスタンツェとカロリの恋人だったエヴェリン・グルンワルドです。二人を知ったブライアン・フェリーがジャケットのモデルになってくれるよう申し入れたのでした。ロキシーのジャケットには、必ずフェリーが気に入った女性が使われます。彼女たちはロキシー・ガールなんて呼ばれていました。
撮影はグルンワルドの両親が所有するサマーハウスで行われました。照明には車のヘッドライトが使われています。撮影したスウェーデン生まれのファッション・フォトグラファー、エリック・ボーマンは「生々しさ」があると言っていたそうです。確かに。
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ジャケットの検閲騒動があったおかげで?、ロキシーはアート・ロックとして認識されるようになりました。「本当に楽しい時間」という曲名が、どうしても特別な意味を帯びてしまうのが面白い。
