働いて失ったもの、気が付かなかった…わがままの裏側
「はやくして」「なんで約束守らないの」「いいかげんにしなさい」
この三つの言葉、私の口癖にならない日が来るのだろうかと思うほど、毎日のように繰り返し言ってしまいます。
子どもは、大人が思う以上に多くのことを感じ、考えて生活しているのかもしれません。
しかし、その複雑な気持ちを言葉にするのはとても難しいものです。
その結果、彼らが伝えたい思いは、表現の形を変え、「わがまま」や「大人を試す行為」のように映ってしまっているかもしれない。
私は、三男の出産を経験して以来、次男と改めて向き合う機会が増えました。
手のかからない子、という思い込み
次男は、生まれた時から手がかからず、順調に成長してくれました。
発達上の問題もなく、保育園生活でも大きな心配事はなかったため、「お母さんがいなくてもマイペースに一人で遊べる子」だと、私はどこか勝手に思い込んでいました。
だからこそ、三男が生まれても、彼は変わらず自分の好きなことをして過ごすだろうと決めつけていました。
しかし、この4年間、妊娠期間中も含めて私が次男を叱ることがほとんどなかったのは、彼が順調だったからではなく、私が表面的な部分しか見ていなかったのかもしれません。
育休に入り、直面した変化
三男が生まれ育休に入ると、次男の予想外の「手のかかり方」に戸惑いました。
お風呂嫌い、保育園拒否、歯磨き嫌いなど、最初は長男のときにも経験した「赤ちゃん返り」だと捉え、対応することができました。
しかし、次男のそれは、単なる赤ちゃん返りとは少し違いました。
4歳という「大人の言うことが分かり、やろうと思えばできる年齢」になってからの、「甘えん坊」への逆行。
彼がなかなか「やる気スイッチ」を入れないことに、私はどうしても納得ができず、イライラが募る日々でした。
叱りつける声は大きくなり、ときには「反省部屋」と称して一人にさせ、何が悪かったのかを彼が理解するまで話し合うことが増えていきました。
叫びが止まった、暗闇の中の気づき
ある日、激しく泣き叫ぶ次男を叱った後、私は一緒に暗い部屋に行き、ただ隣に座って彼が泣き止むまで手をつないでいました。
すると、彼は急に泣き止み、「もうやらない」とだけ言って、ぎゅーっと抱きついてきました。
その時、私は彼とゆっくりと向き合いました。
なぜそんなことをしたのか、どうしたら良かったのか。
そして、最近の保育園での様子、好きなこと、嫌なこと、彼が赤ちゃんだった頃の話まで、1時間以上、二人きりの時間を共有しました。
会話が終わる頃、彼の顔には満面の笑みが戻り、満足した様子でした。
「叱れば理解できる年齢」だと思っていましたが、彼はまだたった4歳です。
彼の「わがまま」の裏には、「ただかまって欲しい」という純粋な気持ちがあったのかもしれません。
この1時間は、長いようでいて、これまで彼が生まれてからずっと失われていたお母さんと過ごす時間だったかもしれません。
働くことに夢中になり、私は次男の表面的なことしか知らなかったと痛感しました。
これからは、彼との「今」という時間を大切に向き合っていこうと改めて思いました。
最後まで読んで下さりありがとうございました。
今日も1日1%成長していきましょう😊
ユウたちのかぁーかんでした。
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