【感想】映画ちいかわ 人魚の島のひみつ その2 ネタバレあり
映画 ちいかわ 人魚の島のひみつ。
怪獣たち3人を連れて、
家族5人で映画館へ行ってきました。
この記事には作品のネタバレが含まれます。
映画を鑑賞されてから読んでほしいです。
鑑賞前の方でお時間があれば
下記をご覧ください。
ネタバレなしの記事を投稿しました。
映画が終わって、
夕食の時間に家族会議をしてみる
映画館を出た帰り道。
怪獣たちは、
さっそく劇中歌を口ずさんでいました。
てりてりソースの焼きそば〜♪
家に帰ってからも、
遊びの中で映画の世界を
思い出しながら楽しんでいる姿を見て、
「よほど印象に残ったんだな」と感じていました。
夕食の時間に
3じのMAMANが何気なく、
こんな質問を投げかけます。
「今日の映画って、結局誰が悪かったと思う?」
その一言から、
我が家の"映画の続きを話す時間"が
始まりました。
子どもたちと大人では
答えが違った
真っ先に答えたのは怪獣3号でした。
「セイレーンが悪い!
いっぱい食べちゃったから!」
とてもストレートな子どもらしい答えでした。
怪獣1号と2号は少し考え込んだあと、
「うーん……」とすぐには答えが出ない様子。
私は、「ヒトハに原因があったのではないか」と
感じました。
もちろん、フタハを助けたいという気持ちは痛いほど分かります。
目の前で
大切な存在の命が消えそうになっていたら、
冷静な判断は難しいでしょう。
それでも私は、ひとつのことが気になりました。
「ちいかわならどうしただろう」
私は考えました。
もし、同じ状況でハチワレの命が危なかったら…
ちいかわは、人魚を犠牲にして助けるという選択をするだろうか。
私は、その選択はしないように思いました。
きっと最後まで別の方法を探そうとしたのではないでしょうか。
だから私は、ヒトハの気持ちは理解できても、
人魚を犠牲にするという選択には
迷いが残りました。
セイレーンは、本当に悪者だったのだろうか
一方で、セイレーンも
最初から悪意を持っていたわけではありません。
遊んでいる最中にヒトハたちが乗るボートへ
ぶつかってしまったことにも気づいていませんでした。
仲間が殺された。
犯人を探した。
ここまでは理解できます。
でも、その怒りが
無関係な島民へ向いてしまったことで、
新たな悲しみが生まれてしまいました。
だから私は、
「セイレーンが悪い」とも言い切れません。
「誰が悪い?」から「どうすればよかった?」
ヒトハはフタハを助けたかった。
フタハは一人だけ永遠の命を
背負いたくなかった。
セイレーンは
仲間を失った悲しみを抱えていました。
どの行動にも理由があります。
だからこそ、簡単に「この人が悪い」と言えない物語でした。
この作品には"余白"がある
私は、この作品にはたくさんの「余白」があると感じました。
答えを一つに決めない。
誰かを絶対的な悪者にしない。
観た人それぞれが、
自分ならどうしただろうと
考える時間を残してくれる。
だから怪獣3号と私では
答えが違ったのでしょう。
もし、これが自分の子どもだったら。
もし、自分がセイレーンだったら。
もし、自分がヒトハだったら。
立場が変われば、
答えも変わるかもしれません。
それも、
この映画が
意図的に残した「余白」なのだと思います。
今作で、最推しの島二郎
今回の映画で、一番好きになったキャラクターは島二郎でした。

「島二郎」という店を営みながら、
島全体の状況を冷静に見つめ、
お客さま&未来のお客さまに
力を貸してくれた存在。
頼もしさがとても印象に残りました。
特にお気に入りなのは、
ラッコたちを助けに行った場面。
セイレーンたちを
起こしてしまいそうになった瞬間、
さりげなく寝かしつける仕草には
思わず笑ってしまいました。
もし自分に小さな子どもがいたら、
一度は真似して寝かしつけに
挑戦してみたくなる、
そんな微笑ましい場面でした。
ちいかわたちとの別れ際に、
カツカレーのレシピを手渡ししていて
すごく興味を持ちました。
レシピが気になって調べてみると、
渋谷PARCOでコラボカフェが
開催されていました。
メニューを見ると…
島二郎のカツカレーと貝汁 1,870円(税込)
レシピ付き!
レシピ欲しさに、
一度は足を運んでみたいですが…
劇中の料理を紹介
ちいかわ作品の魅力の一つである
劇中に登場する料理を紹介します。
(いくつかは名前だけ登場)
・わたあめ
・ビール
・じゃがバター
・たこ焼き
・すき焼き
・なんか生地ではさんだやつ(ケバブ?)
・てりてりソースの焼きそば
→ひとつかみの焼きそばに紅生姜を1本が
くりまんじゅうのスタイルでした。
・島フルーツパフェ
・島ラーメン
・炭酸
・ゆし豆腐
・カツカレー
・貝汁
・カレー(キャロライナ・リーパー入り)
・煮付け
思わず食べたくなる料理が次々に登場しました。
映画を観終わる頃には、頭の中はすっかりカツカレーと貝汁。
「食べたい」
スマホで食べれる場所はないかと調べてみると
セブン-イレブンとのコラボ商品がある事を知りました。
近くの店舗へ向かい、
島ラーメン・ケバブ・貝汁を購入。
家族みんなで美味しくいただきました。
……ただ、一番食べたかったカツカレーはすでに販売終了。
これは少し残念でした。
さらに調べていると、資さんうどん公式Xで映画を思わせる投稿を発見。
#資さんうどん◥█̆̈◤∥に、カツカレー🍛と貝汁、どちらもありますね(一部店舗除く)#ちいかわ https://t.co/zNJH7HBLnQ pic.twitter.com/Ap2nNxTxzF
— 資さんうどん【公式】◥█̆̈◤∥ (@sukesan1976) August 19, 2023
近くに店舗があるので、
今度足を運んでみようと思います。
映画を観終わったあとも、
こうして作品の世界を楽しめる。
それも、この映画の魅力の一つだと感じました。
もしお財布に余裕がある方は、
ぜひパンフレットも手に取ってみてほしいです。
私は映画を観終わったあとに読みましたが、
制作の裏話や設定資料、小ネタなどが満載で、
読み応えがありました。
映画を一度観ただけでは
気づかなかったことも多く、
読み終えたあとには、
もう一度映画を観返したくなったほどです。
映画の余韻をさらに楽しめる一冊として、
個人的には購入してよかったと思っています。
99分では終わらない作品
映画館を出たあとも。
帰り道でも。
家に帰ってからも。
我が家では
『映画ちいかわ』の話が続いていました。
「誰が悪かったんだろう。」
「どうすればよかったんだろう。」
答えは最後まで一つになりませんでした。
でも、それでいいのだと思います。
この作品は、
答えを教えてくれる映画ではありません。
観た人に考える余白を残してくれる映画です。
だから上映時間99分が終わっても、物語は終わりません。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。
皆さんなら、
この物語にどんな答えを出しますか。

