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ときめきトゥーシューズ #毎日ショートショートnote

 ある日曜日の午後。「鳩村友希バレエ教室」の体験説明会に現れた男性、竹村透は、教室の主宰者鳩村友希に向かい、自らのバレエ愛について滔々と語り続けていた。「シルヴィ・ギエムが1986年の東京公演で踊った「ロミオとジュリエット」。足先で白く輝くトゥーシューズは、今もこの目に焼きついています!」紅潮した竹村の額から、滝のような汗が流れる。「そのギエムが、2015年の引退にあたり、最後の舞台に東京を選んでくれた。当時50歳とは思えぬ、それはそれは美しい踊りでした…」
竹村は続けた。「先生。私は、私が愛し続けてきたバレエの真髄に近づきたいのです」
友希は応えた。「よく分かりました。ただ、入会には条件があります」竹村が口を挟む。「わかりますよ。私の舞う姿を見た生徒さんが、向上心を失わないように十分配慮なさるべきです」
「ええっと、いいですか。入会の条件は…」友希は諭すように言った。「まず30Kgほど減量してからお越しください」
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たらはかに様の企画に、参加させていただきます。

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