三軒酎屋の脳内SEO対策|人は“好き”より“思い出したもの”を選んでいる
人は、そんなに丁寧に選んでいない
三軒酎屋のことを考えていると、最近ずっと思うことがあります…
人は、そんなに丁寧に選んでいない!
もちろん、アバウトに生きているという意味ではありません…
ただ、毎日は忙しいし、やることも多い!
だから僕たちは、いちいち全選択肢を並べて比較検討しているわけじゃなくて、無意識のうちに“理由がついている選択肢”を選んでいるんだと思うんです。
月島に行ったら、もんじゃが浮かぶし、お伊勢参りの帰りには、赤福を必ず買うし、丑の日が近づくと、鰻が浮かんで「食べなきゃ!」ってなるし、母の日になると、カーネーションを贈らないとと感じ、めでたいことがあると、赤飯を炊かなきゃ!なんて考えたりする…
これって、よくよく考えるとすごいことじゃないですか?
その都度、全部をフラットに比べているわけじゃなく“その場面になると自然に思い出すもの”が、もう頭の中に入っている…
そして人は、かなりの確率で、そこから選ぶ…
もうこれは、完全に脳内SEO対策と呼んでいいと思うんです!

思い出されなければ、選ばれない
どれだけ魅力があっても、思い出されなければ選ばれない!
この順番は、ものすごく大事です。
言い方を変えるなら、まず取らなきゃいけないのは、商品棚の最前列で、どれだけいい商品でも、棚の奥に埋もれていたら手に取られにくい…
人の頭の中も、たぶん同じなんですよね?
クラフト焼酎も、漏れなくそうであって、面白いし、美味しいし、知れば知るほど奥行きがある…
原料も違えば、造りも違う。割り方でも表情が変わる…
かなりカルチャーとして語りがいのある魅力的な存在です!
でも、そもそも「今日は何飲む?」の瞬間に候補へ上がらなければ、選ばれません…
ここを飛ばして、「良さを伝えれば広がるはず」と考えると、たぶん届かなくて、まず必要なのは、思い出される理由をつくることなんだと思います。
三軒酎屋が育てたい“往復”がある
だから三軒酎屋がやろうとしているのは、単純に「クラフト焼酎を置く店を増やすこと」ではありません。
目指しているのは、もっと頭の中の話で、三軒茶屋に来たら、クラフト焼酎を飲む!クラフト焼酎といえば、三軒茶屋を思い出す‼︎
この往復を、街の中に少しずつ育てていくことだと思ってます
店で出会って、スタッフにすすめられたりして、SNSで見かけnoteでストーリーを読み、イベントで体験する…
そういう小さな接点が重なって、「あれ、三茶ってクラフト焼酎の街っぽいよね?」という連想になっていく。
三軒酎屋は、クラフト焼酎を売り込みたいわけじゃなくて、クラフト焼酎を思い出す理由を、この街の日常に増やしたいって感じかもしれません

日常発信は、忘れられないためにある
ここで大事になるのが、日常的な発信です!
だって、世界的企業のマクドナルドですら、毎日発信しているじゃないですか…
あれは「まだ知られていないから」だけじゃないはずです
たぶん、忘れられないためでもあって、人の頭の中は、放っておくとすぐ別の情報で埋まります…
だから、一回伝えただけでは定着しない…
見て、聞いて、また見る…
店で出会って、誰かが話していて、また思い出す…
その反復が、頭の中の検索順位を少しずつ上げていく。
三軒酎屋が続けていく発信も、きっと同じで、一発で勝つためじゃなく、じわじわ染み込ませるためです…
目指しているのは、広告ではなく街のカルチャー

僕が三軒酎屋で目指したいのは、一瞬の流行ではありません!
誰かが三茶に来た時に、「せっかくだし、クラフト焼酎いっとく?」と自然に言う空気をつくること。
あるいは、クラフト焼酎の話になった時に、「東京だったら三軒茶屋に行けばいいよ」と思い出されること…
そこまで行けたら、それは広告ではなく、街の立派なカルチャーです。
三軒酎屋は、イベント名ではなくて、街の連想を、少しずつ編集していくプロジェクトです…
まずはその第一歩として、僕らは今日も、脳内SEO対策をやっています。
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