「見えないつらさ」とカバンの奥の涙。ヘルプマークの知られざる現実と、心をつなぐ「緑のマーク」
こんにちは、yumingです。
今、スタエフ(stand.fm)では「ヘルプマークを広げよう」という素晴らしいキャンペーンが行われています。
「ヘルプマークってどんなもの?」という概要は多くの方が発信されていますが、私は少し違う角度から、**「マークを使いたいのに使えない当事者の方々が抱える、胸の奥の苦悩」**についてお伝えしたいと思います。
■ カバンの奥に隠されたヘルプマーク
赤地に白い十字とハートが描かれた、ヘルプマーク。
実は、このマークを持っている方の約7割以上が、**「本当は助けが必要なのに、周囲の目が怖くて外に出せない」「カバンの奥に隠している」**という現実をご存知でしょうか?
命や体調を守るためのマークなのに、なぜ隠さなければいけないのか。
それは、「見た目は普通に見える」からこそ投げかけられる、世間の偏見や心ない言葉に傷ついてきたからです。
ある調査では、利用者の**3人に1人(約3割〜4割)**が、実際に嫌な思いや非難を体験したと答えています。
立ち続けると激痛が走るのに、優先席に座ったら**「若いのに」「元気そうなのにズルをするな」**と怒鳴られたり、舌打ちをされた。
内部障害、メンタルの不調、妊娠初期のつわりなどで苦しんでいても、**「配慮して当然という顔をしている」「図々しい」**と冷ややかな視線を向けられた。
**「ただ座りたいだけの健常者が偽装しているのでは」**と疑いの目で見られた。
こうした体験をした当事者の方々は、「マークをつけること自体が申し訳ない」「周りに迷惑をかけているのではないか」と強い罪悪感や恐怖を抱えてしまいます。
「私より大変な人がいるかもしれないから…」と自分を後回しにし、激痛やめまいに必死で耐えながら、カバンの奥にマークを押し込んでいる方が、今この瞬間も街中にたくさんいらっしゃるんです。
■ 支援したい側の意思表示「緑のヘルプマーク」
そんな当事者の方々の葛藤を知ったとき、ぜひ多くの方に知ってほしいと思った存在があります。
それが、**「緑色のヘルプマーク(通称:逆ヘルプマーク)」**です。
これはある小学生のアイデアから生まれたマークで、赤いヘルプマークの「逆の発想」から作られました。
赤いヘルプマーク:「助けや配慮を必要としています」
緑のヘルプマーク:「困っていたらサポートしますよ」「いつでも声をかけてね」
「配慮してほしい」と声を上げることが怖くなってしまった世の中でも、街の中に「私、手伝えますよ」という意思表示をした緑のマークや、そんな温かい眼差しを持った人が増えたら、どれだけ心が救われるでしょうか。
■ ヘルプマークは「お守り」
ヘルプマークは、決して「自分を優遇してほしいという主張」ではありません。
いざという時に自分や大切な人の命と体、そして心を守るための**「お守り」**です。
目に見える部分だけで人を判断せず、相手の背景にあるかもしれない「見えないつらさ」にそっと想いを寄せること。
そして、私たちが「いつでもサポートするよ」という温かい眼差し(緑のマークの心)を持つこと。
この両方が広がることで、当事者の方々が隠すことなく、安心して自分らしく過ごせる優しい循環が生まれたら嬉しいです。
🎙️ 音声でもお話ししています
このテーマについて、私の声と思いを込めてスタエフでも配信しました。
移動中やセルフケアの時間に、ぜひ聴いてみてくださいね。
https://stand.fm/episodes/6a5ff0c991ee7b60b4444ae1
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