「競合が増えた」で終わらせない。売れにくさを分解する5つの視点。

こんにちは、井口です。
ぼくは個人事業主として、小資金でも実践できるWEB集客や販促の方法を探求しながら、日々仮説と検証を重ねています。
このnoteでは、なんとなく聞いたことはあるけれど、意外と曖昧なまま使われているマーケティング用語にフォーカス。自分で調べたり、実体験をもとにしながら、できるだけ噛み砕いた言葉でまとめています。
専門用語が苦手な方でも、「なるほど、そういうことか」と思えるような形でお届けできたらうれしいです。
頑張って書いても読まれなかったnote。原因は、文章力じゃなかった。ゼロから43日で月間2万ビューに変わった理由 ➡ 続きを読む。
ビジネスを続けていると「最近ライバルが増えてきたな…」「なんとなく売上が伸びにくい気がする」なんて感じること、ありませんか?
僕もそうでした。
どこに問題があるのか分からないまま、手探りで動いていた時期が長かったんです。
そんなときに出会ったのが「ポーターの5フォース」。
最初は「なんだか難しそうな言葉だな」と思ったけれど、調べてみると「業界で起きている力関係を見える化するための地図」のようなものでした。
この記事では、専門用語をかみ砕きながら、「5フォース」がどうやってぼくたち個人事業主やフリーランスの味方になってくれるのかを、身近な例と一緒にお話しします。
この記事を読み終えるころには、自分のビジネスの「立ち位置」がちょっとクリアに見えてくるはずです。
「競争の5つの要因」のことだった!
「ポーターの5フォース」について調べてみると、これがハーバード大学のマイケル・E・ポーター教授が提唱した「競争戦略のフレームワーク」だということがわかりました。
「ある業界の収益性を決定する5つの競争要因」を分析するためのツールなんです。
簡単に言うと、「これから参入しようとしている業界や、すでに活動している業界が、どれくらい儲かりやすいのか、どれくらい厳しい競争があるのか」を見極めるための考え方、とぼくは理解しました。
この「5つの競争要因」は、具体的に以下の要素を指しています。
新規参入者の脅威: 新しい企業が市場に参入してくることで、既存の企業が競争にさらされる度合い。
買い手の交渉力: 顧客(買い手)が価格や品質、サービスに対して交渉する力。これが強いと、企業は利益を上げにくくなります。
売り手の交渉力: サプライヤー(売り手)が企業に対して、原材料やサービスの価格を高く設定したり、品質をコントロールしたりする力。これが強いと、企業のコストが増加します。
代替品の脅威: 自社の製品やサービスと異なるが、同じようなニーズを満たすことができる「代替品」が登場することで、自社の競争力が低下する可能性。
既存企業間の競争: 同じ業界内で、すでに事業を展開している企業同士の競争の激しさ。価格競争や広告競争などがこれにあたります。
この5つの要因をしっかり分析することで、自分のビジネスが直面するであろう脅威や、逆にチャンスを見つけ出すことができるそうなんです。
なるほど、これはぼくたち個人事業主にとって、かなり心強い味方になりそうじゃないですか?
身近なコンビニに置き換えてみよう!
この5つの要因、もっと直感的に理解するために、身近な例で考えてみます。
例えば、「近所のコンビニエンスストア」を想像してみてください。
新規参入者の脅威: 「新しいコンビニが、突然すぐ近くにできた!」これが新規参入の脅威ですね。お客さんを奪われるかもしれないし、価格競争も激しくなるかも。
買い手の交渉力: 「お客さんが『このお弁当、ちょっと高いな』と思って、他のお店に行く」とか、「たくさん買うから安くしてよ」と交渉してくる力のこと。ぼくたちがモノを売る側なら、お客さんが強いと利益が出にくくなります。
売り手の交渉力: 「コンビニに商品を卸しているメーカーが『うちは人気商品だから、もっと高く買ってくれなきゃ困る』と言ってくる」場合。仕入れ側(コンビニ)としては、コストが上がってしまいますよね。
代替品の脅威: 「お昼ご飯をコンビニで買おうと思ったけど、パン屋さんやスーパーのほうが安いし種類も豊富だからそっちに行っちゃった」というケース。これは「代替品」がぼくたちのビジネスを脅かしている状態です。
既存企業間の競争: 「隣のコンビニと、いつもおにぎりの値下げ合戦をしている」みたいな状況ですね。同じ業界のライバルたちと、どれだけ激しく競争しているか、ということです。
どうでしょう?
こうやって見ると、「なるほど、ぼくたちの周りにも『5フォース』ってたくさんあるんだな」って感じませんか?
フリーランスのぼくたちが「5フォース」をどう使うか?
では、ぼくたち個人事業主やフリーランスが、具体的にこの「5フォース」をどうやって自分のビジネスに活かせるのか、考えてみましょう。
例えば、ぼくがWebライターとして新しい専門分野に特化しようと考えているとします。
新規参入者の脅威: 「この分野、最近人気だから、これからライバルが増えそうだな。どう差別化しよう?」
買い手の交渉力(クライアント): 「クライアントが『他のライターはもっと安いですよ』って言ってくるかも。ぼくならではの強みは何だろう?」
売り手の交渉力(ぼくが依頼する側なら): 「もしぼくが記事の構成を専門家にお願いする場合、その専門家がすごく人気だったら、ぼくの言い値じゃ引き受けてくれないかもな。」
代替品の脅威: 「クライアントが記事を外注する代わりに、AIツールを使ったり、社内の人に書かせたりするかもしれない。AIにはできない付加価値をどう提供しよう?」
既存企業間の競争: 「同じ専門分野のベテランライターさんがたくさんいる中で、どうやって自分の存在感を出すか?」
このように、自分の置かれている状況や、これから参入しようとしている市場を、客観的に分析することができるんです。
これって、闇雲に突き進むよりも、ずっと賢い選択ですよね。
自分の弱みだけでなく、強みやチャンスも浮き彫りになるはずです。
まとめ:学んでみて気づいたこと
「ポーターの5フォース」を学んでみて、ぼくが感じたのは「自分のビジネスを始める前に、ちょっと立ち止まって周りを見渡すことの大切さ」でした。
なんとなく「いけるだろう!」と思って突っ走るのも悪くないですが、こういったフレームワークを使って事前にリスクやチャンスを把握しておくことは、成功への近道になるんだなと。
特に僕たち個人事業主やフリーランスは、大企業のような体力があるわけではありません。
だからこそ、こうした知恵を使って、できるだけ効率的かつ有利にビジネスを進めていきたいですよね。
あなたも、ぜひ一度ご自身のビジネスに「ポーターの5フォース」を当てはめてみてはいかがでしょうか?
きっと新しい発見があるはずですよ!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この記事が「なるほど、そういうことだったのか!」という小さな気づきや、あなたのアイデアのヒントにつながっていたら嬉しいです。
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