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なぜ軸がある人は判断が速いのか?『MVV』という考え方。

こんにちは、井口です。

ぼくは個人事業主として、小資金でも実践できるWEB集客や販促の方法を探求しながら、日々仮説と検証を重ねています。

このnoteでは、なんとなく聞いたことはあるけれど、意外と曖昧なまま使われているマーケティング用語にフォーカス。自分で調べたり、実体験をもとにしながら、できるだけ噛み砕いた言葉でまとめています。

専門用語が苦手な方でも、「なるほど、そういうことか」と思えるような形でお届けできたらうれしいです。

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本屋のビジネス書コーナーに行くと、必ず目にする名前がありますよね。
「マネジメントの父」とか「経営の神様」と呼ばれる、ピーター・ドラッカーです。

「難しそうだな…」と敬遠していたんですが、勇気を出してパラパラめくってみると、彼が繰り返し問いかけているのは、意外にもシンプルなことでした。

「あなたの事業は何ですか?」

「あなたのミッション(使命)は何ですか?」

ドラッカーは、テクニックよりも先に、まずこの「根本的な問い」を持つことが重要だと説いていたんです。

そして現代のビジネスシーンでは、この考え方を整理するために「MVV」という言葉がよく使われています。


定義:3つの違い…結局どう覚えればいいの?

まずは、それぞれの言葉が持つ本来の意味を調べて、シンプルに整理してみました。

ビジネスの文脈では、以下のように「時間軸」や「役割」で分けると理解しやすいそうです。

  • ミッション(Mission)=「Why(なぜやるのか)」
    企業の存在意義や使命。ドラッカーが「何をもって覚えられたいか」と問うた部分です。現在進行形でずっと続く、果たすべき役割のこと。

  • ビジョン(Vision)=「Where(どこを目指すのか)」
    将来実現したい姿や目標。「将来到達したい地点」のこと。未来のゴールのイメージ。

  • バリュー(Value)=「How(どうやるのか)」
    価値観や行動指針。「大切にする姿勢・ルール」のこと。日々の行動の基準になるもの。

うーん、まだ少し抽象的ですね。

「ミッション」が土台にあって、その先に目指す「ビジョン」があり、そこへ向かうための歩き方が「バリュー」……といったイメージでしょうか。


例え話:もしチームで「登山」するとしたらどうなる?

もっと直感的に理解するために、これを「登山」に例えてみます。
あなたが登山のリーダーだとして、チームのみんなにこう伝えると想像してみてください。

  • 【ミッション(Why)】
    「私たちは、自然の厳しさと美しさを通じて、仲間の絆を深めるために山に登るんだ!」
    これが登山の目的(理由)です。どの山に行くとしても変わらない、チームの根っこにある想いです。

  • 【ビジョン(Where)】
    「3年後には、あのエベレストの頂上に立って、全員で朝日を見るぞ!」
    これが具体的な目標地点(将来の姿)です。いつか達成したら、また次のビジョン(次の山)が設定されるかもしれません。

  • 【バリュー(How)】
    「どんな時も声を掛け合おう」「ゴミは必ず持ち帰ろう」「安全第一で進もう」
    これが行動のルール(価値観)です。ビジョンを達成するために、普段どう振る舞うべきかの約束事です。

こう考えると分かりやすくないですか?

もし「ビジョン(目標地点)」だけあっても、「ミッション(絆を深める)」がなければ、仲間を蹴落としてでも登ろうとするかもしれません。逆に「バリュー(安全第一)」がなければ、無理をして事故にあうかもしれません。

3つが揃って初めて、良いチームとして正しい方向に進めるんですね。


フリーランスに当てはめると?「判断が速くなる」ワケ

では、これをぼくたちのようなスモールビジネス、例えば「個人経営のこだわりのパン屋さん」に当てはめるとどうなるでしょうか。

  • ミッション(存在意義)
    「忙しい朝に、焼きたての香りで『今日も頑張ろう』と思える幸せを届ける」
    → ドラッカー的に言うと、これがこのお店の「社会に対する貢献」です。

  • ビジョン(将来の姿)
    「3年後、地域で一番『子どもが笑顔になる』パン屋として認知される」
    → 具体的に、どんなお店になっていたいかを描いています。

  • バリュー(行動指針)

    • 「素材は嘘をつかない(質の悪い材料は使わない)」

    • 「『いらっしゃいませ』は目を見て言う」

    • 「新しい味への挑戦を忘れない」
      日々の営業で大切にする具体的なこだわりです。

もしこのパン屋さんが、新商品を出すか迷ったとき。

バリューに「挑戦を忘れない」があれば、「失敗してもいいから出してみよう!」と判断できます。

ビジョンが「子どもが笑顔になる」なら、激辛カレーパンよりも、可愛い動物パンを開発しようと決められますよね。

このように、3つの軸がしっかりしていると、一人で経営していても「判断に迷わない」という強力なメリットがあるんです。


まとめ:MVVは「意思決定システム」だった

今回調べてみて、「ミッション・ビジョン・バリュー」は単なる言葉遊びではなく、ビジネスを迷わず進めるための「最強のセット」だと分かりました。

  • ミッションは、心のエンジン(動機)。

  • ビジョンは、地図上のゴール(目的地)。

  • バリューは、歩き方のルール(コンパス)。

ドラッカーは「ミッションこそがリーダーシップの出発点」だと言っています。

ぼくたちのような個人事業主やフリーランスこそ、自分自身がリーダーであり、フォロワーでもあります。

だからこそ、迷ったときに立ち返れる「MVV」が必要なのかもしれません。

最初から完璧に言語化するのは難しいですが、まずは手帳の隅っこに「自分は何のために働くのか?(ミッション)」をメモすることから始めてはいかがでしょうか?

それがいつか、迷った時の自分を助けてくれるはずです。

それでは、また次の記事でお会いしましょう!


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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