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売れる人は「価格」ではなく「比較のされ方」を設計している。

こんにちは、井口です。

ぼくは個人事業主として、小資金でも実践できるWEB集客や販促の方法を探求しながら、日々仮説と検証を重ねています。

このnoteでは、なんとなく聞いたことはあるけれど、意外と曖昧なまま使われているマーケティング用語にフォーカス。自分で調べたり、実体験をもとにしながら、できるだけ噛み砕いた言葉でまとめています。

専門用語が苦手な方でも、「なるほど、そういうことか」と思えるような形でお届けできたらうれしいです。

頑張って書いても読まれなかったnote。原因は、文章力じゃなかった。ゼロから43日月間2万ビューに変わった理由 ➡ 続きを読む。


ところで、ビジネスをしているときに「同じものなのに、今日はなんだか高く感じる…」「提案が急に良く見えるときがある」みたいな、不思議な感覚ってありませんか?

ぼくも最初は「気のせいかな?」と思っていたんですが、調べてみるとちゃんと理由があったんです。

それが「コントラスト効果」という心理のクセ。

難しそうに聞こえるかもしれませんが、実はすごく身近に起きていて、ちょっと知っておくだけで、サービスの伝え方や見せ方がぐっとラクになるんですよ。

とはいえ、いきなり専門用語を覚えるのってハードル高いですよね。
この記事では、できるだけ噛み砕いて、例え話もしながらできるだけ分かりやすくお伝えしていきます。

この記事を読み終える頃には、あなたのサービス提案や資料づくりに「ひと味違う説得力」が加わるはずです。


「コントラスト効果」って、一体ナニ?

「コントラスト効果」とは、簡単に言うと、「あるものを見た後に別のものを見ると、その違いが強調されて見える現象」のこと。

例えば、「高いものを見た後に安いものを見ると、より安く感じる」とか、「すごく良いものを見た後に普通のものを見ると、なんだか物足りなく感じる」といった心理がこれにあたります。

比較対象があることで、評価が大きく変わってしまう、人間の脳の面白い働きなんですね。


身近な例で考えてみよう!

これだけだと、ちょっとまだ抽象的かもしれません。
もっと身近な例で考えてみます。

例えば、あなたがちょっと奮発して高級ホテルのラウンジでお茶をしているとします。

最初にメニューを開くと、「最高級シャンパン グラス1杯 8,000円」という文字が目に飛び込んできました。

「うわ、高っ!さすが高級ホテル…」と、ちょっと圧倒されますよね。
とても気軽に頼める値段ではありません。

その後、メニューの別のページに目をやると、「こだわりのオリジナルブレンドコーヒー 1,200円」と書いてあります。

この時、あなたはどんな気持ちになるでしょうか?

「シャンパンが8,000円だったから、コーヒー1,200円なら、なんだか安く感じるな。これなら頼んでもいいかな」と感じやすいはずです。

これがまさに「コントラスト効果」!

最初の「最高級シャンパン8,000円」という比較対象があったからこそ、その後の「コーヒー1,200円」が相対的に「手頃に」「お値打ちに」見えたんです。

もし最初にコーヒーの値段だけを見ていたら、もしかしたら「コーヒー1,200円か、ちょっと高いな…」と思ったかもしれませんよね。


個人事業主・フリーランスが「コントランス効果」をどう活かす?

じゃあ、この「コントラスト効果」が、ぼくたち個人事業主やフリーランスの仕事にどう活かせるんでしょうか?

具体的なシーンをいくつか考えてみました。

1. サービスの価格設定で活用!

例えば、あなたがWebサイト制作を請け負っているとします。
お客様に3つのプランを提案する際、

  • 松プラン(高機能・高価格)

  • 竹プラン(標準機能・標準価格)

  • 梅プラン(シンプル機能・低価格)

この順で紹介するとどうなるでしょうか?

最初に「松プラン」で「これくらいの機能だとこれくらいの価格になります」と、少し高めの基準を提示します。

すると、次に紹介する「竹プラン」や「梅プラン」が、相対的に「お得だな」「手が届きやすいな」と感じてもらいやすくなるんです。

逆に、最初に「梅プラン」から紹介してしまうと、「もっと機能のあるプランはないの?」と上位プランに目が向きにくくなる可能性があります。

お客様の予算感に合わせて、戦略的に提示順序を考えるのがポイントですね。

2. 提案資料の構成にも!

例えば、あなたがライターだったとします。

企画書や提案書を作る時、例えば、記事構成の提案をする際も、いきなり「この構成でいきましょう!」と一つだけ提示するのではなく、あえて「当初はこのような構成案も検討しましたが、読者のターゲット層を考慮し、最終的にこちらの構成案にいたしました」と、「比較対象となる別の案」を少しだけ見せるのもアリかもしれません。

そうすることで、採用してほしい最終案が、より検討された、優れたものに見える効果が期待できます。

3. プレゼンテーションでの見せ方

お客さんへのプレゼンでも、コントラスト効果は使えます。

例えば、あなたのサービスを導入する「前」と「後」で、お客さんの状況がどう変化するかを具体的に見せるんです。

「これまでの方法だと、〇〇の作業に毎月X時間かかっていたかもしれません。でも、私のサービスを導入することで、これが△時間にまで短縮できます!」

「X時間」という具体的な数字を提示することで、「△時間」がより魅力的に映りますよね。

お客さんは「導入後の明るい未来」をより強くイメージできるようになるはずです。


まとめ:賢く活用して、お客さんにも自分にも良い結果を!

「コントラスト効果」について、学んでみて、「人間の心理って本当に面白いな」と感じました。

もちろん、この効果を悪用するのは良くありません。

でも、お客さんにサービスの価値を正しく伝えたり、より良い選択をしてもらうために、この心理効果を賢く活用することは、ぼくたち個人事業主やフリーランスにとって強力な武器になるはずです。

ぼくも、自分のサービス提案や価格設定、資料作成の際に、「コントラスト効果」を意識してみようと思います。

あなたも、もし「これってどうなんだろう?」と思うことがあったら、ぜひ「コントラスト効果」の視点から考えてみてはいかがでしょうか?

きっと新しい発見があるはずですよ!


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

この記事が「なるほど、そういうことだったのか!」という小さな気づきや、あなたのアイデアのヒントにつながっていたら嬉しいです。

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