文章が急に伝わりやすくなる。「言葉を着替える」という考え方。

こんにちは、井口です。
ぼくは個人事業主として、小資金でも実践できるWEB集客や販促の方法を探求しながら、日々仮説と検証を重ねています。
このnoteでは、なんとなく聞いたことはあるけれど、意外と曖昧なまま使われているマーケティング用語にフォーカス。自分で調べたり、実体験をもとにしながら、できるだけ噛み砕いた言葉でまとめています。
専門用語が苦手な方でも、「なるほど、そういうことか」と思えるような形でお届けできたらうれしいです。
頑張って書いても読まれなかったnote。原因は、文章力じゃなかった。ゼロから43日で月間2万ビューに変わった理由 ➡ 続きを読む。
「文章を書くとき、なんか『しっくりこない』瞬間ってありませんか?」
たとえば、SNSでは軽やかに書けるのに、ブログになると急に固くなったり。
逆に、サービスページなのにラフすぎて「これでいいのかな…?」とモヤモヤしたり。
最初は「文章って中身さえ良ければいいんでしょ?」くらいに思っていたんですが、調べてみてビックリしました。
トーン(文章の雰囲気)だけで、読み手の受け取り方が全然変わるんですよね。
もしこの「トーンのズレ」を放置すると、せっかく想いを込めて書いているのに「なんか伝わらない…」という状態がずっと続いてしまいます。
この記事では、誰でもすぐに使える「ライティングトーンの考え方」を、例え話を交えながら、できるだけ分かりやすく解説していきます。
読み終わる頃には、自分の発信が今よりちょっと楽しく、書きやすくなるはずです。
文章にも「声色」がある?ライティングトーンの基本
ライティングトーンとは、一言でいうと「文章の口調や雰囲気」のことでした。
同じ内容を伝えるにしても、言い回しや言葉選びによって、読み手に与える印象はまったく変わりますよね。
真面目で硬い雰囲気(「~である」「~だ」)
親しみやすく柔らかい雰囲気(「~ですね」「~しましょう」)
勢いのあるエネルギッシュな雰囲気(「~だぜ!」「~じゃん!」)
このように、「誰に向けて、どんな気持ちになってもらいたいか」に合わせて、文章の雰囲気をコントロールすることを「ライティングトーンを決める(整える)」と言うそうです。
なるほど、音程(トーン)が高いか低いかで声の印象が変わるのと同じように、文章にも「声色」があるということなんですね。
なぜ文章にもドレスコードが必要なのか?トーン選びのコツ
これだけだと、実際どう使い分ければいいのかイメージがわかないと思いますので、もっと身近な例で考えてみます
これは「ファッション(服装)」に置き換えると、イメージしやすくなります。
たとえば、あなたが大事な商談に行くとき、どんな服を着ますか?
おそらく、ビシッとした「スーツ」を選びますよね。
相手に「信頼できそう」「真面目そう」と思ってもらうためです。
逆に、休日に友達とバーベキューをするときはどうでしょう?
動きやすい「Tシャツとジーンズ」などを選ぶはずです。
「親しみやすさ」や「リラックス感」が大切だからです。
ライティングトーンもこれと全く同じ。
信頼を得たいビジネス記事 = スーツ(丁寧で論理的な言葉遣い)
共感を得たいブログやSNS = カジュアルウェア(感情豊かで砕けた言葉遣い)
もし、バーベキューにタキシードで現れたら「え、どうしたの?」と引かれてしまいますよね(笑)
文章も同じで、場所や目的に合わないトーンだと、読者に違和感を与えてしまうんです。
ホームページはきちんと、SNSはふんわり。個人事業主・フリーランスのトーン選び。
では、ぼくたちのような個人事業主やフリーランスは、具体的にどう使い分ければいいのでしょうか。
「Webデザイナー」の方を例に考えてみました。
① 自分のホームページ(サービス紹介ページ)の場合
ここでは「仕事をお願いしても大丈夫かな?」というお客様の不安を消す必要があります。
つまり「スーツ(フォーマル)」のトーン。
「お客様の課題を解決し、売上アップに貢献するデザインをご提案いたします。納期は厳守いたします。」
信頼感がありますよね。
② 日々のSNS(XやInstagram)の場合
ここでは「この人、面白そうだな」「気が合いそうだな」と興味を持ってもらうことが大切と考えいるのであれば、「私服(カジュアル)」のトーン。
「昨日はデザイン案が降りてこなくて悩みまくり…。でも、散歩したら良いアイデア浮かびました!やっぱりリフレッシュって大事ですね。」
これなら、「あ、この人も同じ人間なんだな」と親近感が湧きそうじゃないですか?
もし、SNSで毎日「本日も業務を遂行いたしました。以上。」とつぶやいていたら、ちょっと堅苦しくて絡みづらいですよね。
逆に、サービスページで「オレに任せちゃってよ!マジで良いの作るから!」と書かれていたら、怖くて発注できません。
このように、「場面に合わせて言葉の服を着替える」のが、ライティングトーンの正体だったんです。
まとめ:正しい日本語より大事だったもの。言葉のTPOに気づいた日。
「ライティングトーン」という言葉を聞いたときは難しそうだと身構えましたが、蓋を開けてみれば「TPOに合わせて服装を選ぶ」のと同じことでした。
ぼく自身、それまでは「とにかく正しい日本語を使わなきゃ」とばかり考えていましたが、それだけでは不十分だったんですね。
「今、自分は誰に向けて、どんな服(言葉)を着るべきなんだろう?」
そう意識するだけで、文章を書くのが少し楽しくなってきました。
あなたも、ご自身のブログやSNSを見返してみて、「今日の服装(トーン)、合ってるかな?」とチェックしてみてはいかがでしょうか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この記事が「なるほど、そういうことだったのか!」という小さな気づきや、あなたのアイデアのヒントにつながっていたら嬉しいです。
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