「この手があったか!」を見つける。ビジネスの打ち手を考える方法。

こんにちは、井口です。
ぼくは個人事業主として、小資金でも実践できるWEB集客や販促の方法を探求しながら、日々仮説と検証を重ねています。
このnoteでは、なんとなく聞いたことはあるけれど、意外と曖昧なまま使われているマーケティング用語にフォーカス。自分で調べたり、実体験をもとにしながら、できるだけ噛み砕いた言葉でまとめています。
専門用語が苦手な方でも、「なるほど、そういうことか」と思えるような形でお届けできたらうれしいです。
頑張って書いても読まれなかったnote。原因は、文章力じゃなかった。ゼロから43日で月間2万ビューに変わった理由 ➡ 続きを読む。
「PEST分析」で外部の大きな流れを読み、前回は「SWOT分析」で自分の強みや弱み、チャンス、脅威を整理しました。
「PEST分析」の記事はこちら↓
「SWOT分析」の記事はこちら↓
ぼくも実際にやってみて、頭の中がスッキリして、自分のビジネスの地図がクリアになった気がしています。
でも、SWOT分析で洗い出した要素って、それぞれ単体で見ても「ふむふむ」で終わっちゃうことがあります。
「これらをどう組み合わせれば、具体的なアクションになるんだろう?」と、正直、ぼくも最初は「?」でした。
そんな時に出会ったのが、今回のテーマである「クロスSWOT分析」なんです!
これもまた、ビジネス用語特有のちょっと難しそうな響きですが、これが分かると、SWOT分析で洗い出した要素が「最強の戦略」に生まれ変わるんです!
クロスSWOT分析って、いわば、SWOT分析で見つけた材料を、実際に料理するステップ。
つまり、自分の強み・弱み・チャンス・リスクを組み合わせて、次の一手を考えるための地図なんです。
「今の自分の強みを、どう活かせばチャンスになるんだろう?」
「弱みがあっても、それを逆手に取る方法ってないかな?」
そんな「モヤモヤ」を整理して、行動のヒントに変えてくれるのがクロスSWOT分析。
この記事では、この「クロスSWOT分析」日常のたとえ話を交えながらわかりやすくご紹介します。
クロスSWOT分析って、つまりどういうこと?
調べてみたところ、クロスSWOT分析とは、SWOT分析で洗い出した「強み・弱み・機会・脅威」をそれぞれ組み合わせて、具体的な戦略のアイデアを生み出すフレームワーク、ということらいしいです。
SWOT分析は、言わば「材料を揃える」作業。
そしてクロスSWOT分析は、その「材料を使って美味しい料理を作る」作業、とイメージすると分かりやすいかもしれません。
具体的には、以下の4つの視点から戦略を考えていきます。
強み × 機会(SO戦略:攻めの戦略):自分の強みを使って、チャンスを最大限に活かす戦略
弱み × 機会(WO戦略:改善の戦略):弱みを克服しつつ、チャンスを掴む戦略
強み × 脅威(ST戦略:差別化・防衛の戦略):強みを使って、脅威から身を守ったり、差別化を図る戦略
弱み × 脅威(WT戦略:撤退・回避の戦略):弱みと脅威が重なる最悪の状況を避けるための戦略
それぞれを組み合わせて考えることで、漠然とした要素が、グッと具体的な行動プランに変わっていくんです!
身近な例で考えてみよう!クロスSWOT分析を「新しい趣味」に例えるなら?
ちょっとイメージしにくいかもしれないので、クロスSWOT分析を「新しい趣味を始める」ことに例えてみましょう!
例えば、あなたが「マラソン」を新しい趣味にしたいと考えたとします。
まず、SWOT分析で自分の状況と外部環境を洗い出しました。
S(強み):体力には自信がある、早起きが得意
W(弱み):ランニングシューズを持っていない、モチベーションが続かないことがある
O(機会):近所にランニングコースがある、マラソン大会のエントリー費が安くなるキャンペーン中
T(脅威):膝を痛めやすい、夏は暑くて集中できない
さあ、これをクロスSWOT分析で組み合わせてみましょう!
強み × 機会(SO戦略:攻めの戦略)
「体力に自信がある」×「近所にランニングコースがある」:よし、まずは近所のコースを目標にして走り込みを始めよう!
「早起きが得意」×「マラソン大会エントリー費キャンペーン」:早朝に練習して、キャンペーン中に大会に申し込もう!
弱み × 機会(WO戦略:改善の戦略)
「ランニングシューズを持っていない」×「マラソン大会エントリー費キャンペーン」:キャンペーンで浮いたお金で、まずは良いランニングシューズを買おう!
「モチベーションが続かないことがある」×「近所にランニングコースがある」:コース沿いの景色を楽しみながら走ったり、友達を誘って一緒に走る計画を立てよう!
強み × 脅威(ST戦略:差別化・防衛の戦略)
「体力に自信がある」×「膝を痛めやすい」:体力を活かしつつ、無理のない範囲で練習メニューを組み、ストレッチや筋トレも取り入れよう!
「早起きが得意」×「夏は暑くて集中できない」:夏の間は早朝の涼しい時間に集中して練習しよう!
弱み × 脅威(WT戦略:撤退・回避の戦略)
「膝を痛めやすい」×「夏は暑くて集中できない」:特に夏場の練習は膝への負担が大きいから、無理はせず、時にはランニング以外の運動(水泳など)を取り入れることも検討しよう。
どうでしょう?
SWOT単体で見るよりも、具体的な行動が見えてきませんか?
フリーランスの僕らがクロスSWOT分析をどう使う?
では、僕たちのような個人事業主やフリーランスが、具体的なビジネス戦略を立てるためにクロスSWOT分析をどう活用できるでしょうか?
前回と同じくWebライターの例で考えてみましょう!
(前回のSWOT分析結果)
S(強み):IT・ガジェット系に詳しい、SEOライティング知識、コミュニケーション得意、納期厳守
W(弱み):デザインスキルなし、動画編集不可、単価交渉苦手、営業活動不足
O(機会):動画コンテンツ需要、オウンドメディア増加、SNSブランディング、オンライン講座でスキルUP
T(脅威):AI記事作成、競合増加、プラットフォーム手数料高騰、景気変動
これをクロスSWOT分析で組み合わせてみます!
強み × 機会(SO戦略:攻めの戦略)
「IT・ガジェット系に詳しい」×「企業のオウンドメディア増加」:IT系企業のオウンドメディア専門ライターとして特化し、専門性を前面に出した提案で高単価案件を獲得する!
「コミュニケーション得意」×「SNSブランディング」:SNSで日々の学びや仕事の進捗を発信し、親しみやすい人柄でフォロワーを増やし、信頼を築いて仕事に繋げる!
弱み × 機会(WO戦略:改善の戦略)
「動画編集不可」×「動画コンテンツ需要」:まずは簡単な動画編集ツールをオンライン講座で学び、動画の構成案作成や台本作成と合わせて編集も提案できるようにする。
「営業活動不足」×「オンライン講座でスキルUP」:営業戦略のオンライン講座を受講し、効果的な営業手法を学び、新規クライアント開拓に繋げる。
強み × 脅威(ST戦略:差別化・防衛の戦略)
「SEOライティング知識」×「AI記事作成」:AIが生成した記事のファクトチェックやリライト、読者の検索意図を深く読み解いた構成の企画など、AI活用スキルを身につけて、AIではできない「最終的な品質保証と付加価値提供」で自身の市場価値を高める!
「納期厳守」×「競合増加」:納期を厳守する信頼性を徹底的にアピールし、質の高い仕事と合わせてクライアントからの信頼を厚くし、長期的な関係を築くことで競合との差をつける。
弱み × 脅威(WT戦略:撤退・回避の戦略)
「単価交渉苦手」×「プラットフォーム手数料高騰」:手数料が高騰するプラットフォームに依存せず、直接契約できるクライアントを見つけるための営業活動に注力する。また、交渉術を学ぶことで、安易に低い単価を受け入れないようにする。
どうでしょう?
SWOT分析で洗い出した要素が、具体的な「やるべきこと」に変わったと思いませんか?
まとめ:クロスSWOT分析で、ビジネスの未来設計図を描こう!
ぼくもクロスSWOT分析をやってみて、本当に目からウロコでした。
「SWOT分析で終わりじゃないんだ!」と。
自分の強みや弱み、世の中のチャンスや脅威が、こうして組み合わされることで、一気に具体的な戦略へと昇華するんですね。
個人事業主やフリーランスは、常に自分で次の手を考え、決断していかなければなりません。
クロスSWOT分析は、その決断を後押ししてくれる、強力な「未来設計図」を描くツールになります。
ぜひあなたも、ご自身のビジネスでクロスSWOT分析をやってみてはいかがでしょうか?
きっと「この手があったか!」という発見があるはずです。
そして、その発見が、あなたのビジネスを次のステージへと押し上げる大きな一歩になるかもしれません。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この記事が「なるほど、そういうことだったのか!」という小さな気づきや、あなたのアイデアのヒントにつながっていたら嬉しいです。
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