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なぜか嫌われる人の、悪気のないひと言

ちょっと前のことだ。
ある人から
小さな手紙にこんなメッセージをもらった。


かわいらしい文字の便りと
温かみを感じるイラスト
ありがとうございました。


私はこれを読んだ瞬間
なんとも言えない感覚が湧いてきた。


かわいらしい文字・・・


どういうこと?


仕事で少しだけ関わった
年下の女性。
その方はユーキャンとかで
ペン習字でもならってるのか?と彷彿させる
達筆な文字を書く人だった。


かと言って私の文字が悪筆かと言えばそうでもない。
私も字は他者から褒められる。
達筆という表現はされないけど

とても読みやすい
文字がきれい
バランスがいい

こんなことをよく言われる。
まぁ、読みやすいとは思う。
バランスを考えて書いてるから。


私が気になったのは「かわいらしい」という単語。


たとえば、息子が初めて彼女を連れてきたとき。
どんな子でも受け入れようと思っていたけれど、
あまりにギャルで、正直ちょっと戸惑う。
顔には出さないようにしなきゃ、
と気をつけながら、思わず出た言葉が…

「かわいらしい子ね」

 

あるいは、こんなとき。
お世辞にもかわいいとは言えない風体だけど、
なんとなく愛嬌はある。
かわいいとは到底言えない。
そんなときに、なんとか場を和ませようとして出るのが…

「かわいらしいね」



「かわいい」って、自分の中の絶対的評価に近いと思う。
たとえば、「きゃー!かわいい〜❤️」と
反射的に出てくるような、
自分の好みやツボを、
感情ごとそのまま表現した言葉。

だからこそ、「かわいい」は褒め言葉とみなされる。

でもこの「かわいい」という言葉は、人の主観によって使われる。
トカゲに使う人もいれば、おじさんに使ったり、本当にかわいい子犬に使う人もいる。あまりに広い意味で使われすぎていて、昨今では不確定要素が多く含まれたちょっと信用しづらい言葉の一つ。

かわいいの補足


いっぽう「かわいらしい」は
これも私の感覚の話になるが
私はそうは思わないけど
「かわいい」属性であるんだろうね
みたいな感じとか
一般的には「かわいい」に当てはまるのかな?とか
一歩引いた感じというか


私はそうは思いません(あばれる君)

あばれる君イラスト化



みたいな固い意志のようなものを感じるというか
一種の棘のようなものを私はその一文に感じてしまって
そのいただいたメッセージに返事ができないでいた。


つまり、うれしくなかったのだ。


もちろん真意は本人に聞かねばわからないし
私がここまで掘り下げて聞いたところで
何言ってんだろこの人。ってなる可能性も高い。



だけど、私は引っかかってしまった。



かわいらしい


って
面識がそこまでない人に対して使うだろうか?
考え過ぎ?


てか、わざわざ文字の評価的なことを書くんだろうか?
達筆ですねとか、特記するような
特徴があるならまだしも、しかも話題もそれだけではないし
わざわざ「かわいらしい文字の」って伝える必要がある?


なに?
考え過ぎ?


かわいらしいという
一見ふわふわした手触りのようなものに
ぐるぐるに巻きつかれて
私といものががんじがらめにされたような
みえないパワーバランスのようなものに支配されたような
そんな感覚になった。


考え過ぎ?


しばらく返事ができず
フリーズしていたのだが
色々と情報整理して「褒められた」ことにして
気にしないことにした。


そういう褒め方をする人
という半ば強引なレッテルを貼ってやり過ごすことにした。


実際のところは全くわからないけど
しかしこういう人はいる。
本人は褒めたつもりなのに
全く違う意図で受け取られてしまう。


意図のすり合わせは大人になると
ほぼ皆無になるため
弁解する機会もないまま
誤解されて人が離れていく構図。


正しくできているかどうかはわからないけど
私はこういう違和感を大切にして生きていきたいから
自分の使う言葉は常にアップデートして
自分の感覚とシンクロ率が高い状態で
使いたいと思ってる。









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