「なぜか関係が終わる」人の共通点:人間関係が壊れる理由・あなたの【善意】が裏目に出る瞬間
今回は人間関係の
コミュニケーションのエラーについて。
無意識になぜか人との関係が終わった
なぜかおかしなことになった
心当たりがない、思い当たる節はないのに
とそんなことがよく起きる人は
こんなこともエラーに発展するんだな、とそんなヒントとして
読んでもらえれば嬉しい。
※プライバシーの抵触を避けるため若干デフォルメしてお届けしてます。
以前、体調を崩していた知人に、
知人の不調に寄り添う資料と、
ささやかな差し入れを贈ったことがある。
すると、知人から「今度お礼でも」との連絡が届いた。
感謝の気持ちを直接伝えたい、
そんな文脈であったと私は受け止めた。
ちゃんと覚えててくれたのも嬉しかったし
お礼をしたいという誠実な思いを
しかと受け止めようと
早速その計画に入ろうと知人に促した。
その言葉を素直に、そして誠実に受け止め、
私は幾つかの候補日を提示し、
私の好みはもちろんだけれど
ヒアリングを行い、相手の好みにも合わせて、
ちょっとリッチな期間限定のカフェを選び
その流れで私が予約作業まで至った。
リッチなカフェだからか
予約は前払いが必須で
私が先にカードで支払いを済ませた。
そのスクショを送って
知人もそれで納得した。
もちろん、一方的な決定ではない。
事前に提案し、了解を得た上での決定である。
「お互いの◎を選んだ」という認識だった。
予約は私がしたこと
予約金が生じていることは
その画面を見れば明らかではあるが
今振り返ると、私にも落ち度はある。
私は「大人である以上」、
知人もまた「これは自分がお礼を伝えるための場である」
という前提を忘れてはいないと信じていたし、
スクショを見て、私が払っていることも明らかであることを
認識していると思った。
(今思えばお礼なのにそこまでしなくてよかったなと反省)
だけど大きく自分の想像を上回ることが起きて
私は大きく衝撃を受けた。
この期間限定のリッチなカフェで提供されるメニューに
納得がいかないという連絡が約束の前日、
しかも夜遅くにはいった。
びっくりしたのが
その自分が納得がいかないというのを
わたしにも「そう思うよね?」と共感すると
信じて疑わないその姿勢だった。
言っておくが1.2回会っただけの
お互いのことを全く知らないほんとにただの「知人」なのだ。
今回のこのお礼の会で
お互いのことを話したりそんなことをする予定だった。
なのに、
「セシボンちゃんもこのメニュー嫌だよね
キャンセルしたいよね?」と
なぜか私に全く訊くどころか、確認することもなく
キャンセルを推し進めようとしたことに
衝撃だった。
え?これお礼の会だよね?
2人が遊ぶ会みたいになってない?
予約したの私だけど?
キャンセルするとしたらまた私がするわけ?
これなんなん?
これなんの会なん?
意味わからん。
しかも前日の夜だけど。
店も閉まってるし。
こだわりがあるセシボンちゃんだから
このメニューだと納得しないよね?と
配慮っぽいものを差し出してきてはいるけど
これは完全に自分のこだわりを優先している
なすりつけであり
配慮に見せかけた自己都合の押しつけだと私は思った。
正直なところ嫌悪感が湧いてきて
もうこの人と関わりたくない。
そう思った。
今思うと「お礼」というのは
単に社会性を発揮しただけで
お礼をしたいとは思ってなかったのかも?
ただの口実で、表面上のものだったのかも?
言動からそう思えても仕方がない。
前日でキャンセルは不可。
どのみち100%のキャンセル料は取られる。
だけど私は特に反応も見せず
「私は特に気になりませんが、
そこまで気が乗らないのでしたら
キャンセルしましょう」とつたえ
「キャンセルできたので明日はキャンセルでお願いします」
と嘘の連絡をした。
その後、
「ケチをつけてしまった結果となってしまって」
「配慮が足りなかった」などという言葉を
つらつらと送られてきたが
全部「結果として/意図せず/気づかずにそうなってしまった」
という自分を守るための言葉を並べてきた。
自己防衛のあまり
無意識に相手を傷つける人の典型的な構造だと思った。
これ、割とよくある。
人は「恐怖」や「不安」や「責任の所在」を
全力で回避しようとする欲求がある。
よほど腹のくくれた人間以外は
「自分が悪いです、すみません」とはならない。
防衛本能とも言えるこの性質は
致し方がないといえばそうだけれど
それがすぎると人間関係も壊れてしまうと思う。
不誠実が表立って
不信にしかならないからだ。
知人は「事前に調べておかなかったのが悪かった」と口にしたが、
問題の核心はそこではない。
そもそも、これは
「私があなたに何かを贈ったことへの、あなたからのお礼」
として始まった話であることを完全に忘れて
それがいつの間にか、「楽しいイベント」に書き変わって
「テンションが下がったからキャンセル」という流れに転じていたことだ。
ズレすぎ。
ただ、私にも落ち度があったと
今思えば思い当たる。
お礼と言いながらも、相手からの提案が進まず
全くもって進展しない話に痺れを切らして
私が店を調べ、予約をしたことで「楽しいイベント」に
錯覚させてしまった可能性がある。
本当はお礼をする側がするはずの手配を
私がしてしまったことは越権行為だったのだと思う。
結果、さまざまなことがすり替わって
おかしな構造になってしまったのだろう。
私の中で「わかっているはず」という期待も
嫌悪感に繋がったのかもしれないし。
とはいえ、綺麗に人間関係が破綻した例を紹介した。
人間関係はどちらか一方が悪く、もう一方が正しい、
という単純な構図ではない。
しかし、どんな人でも「いきなりのコミュニケーション」
には耐えられない。
相手がいる場合は、決めつけずに「聞く」こと。
確認することは絶対に大事なのだ。
そして立場を超えた越権行為も危険。
私はもてなされる側だったのだから
大人しく待っておけばよかったのだ。
関係性の奥行きを測らずに、
自身の思いつきや感情だけで動くことは、
時に相手の心を深く傷つける。
相手は親しみを持ったつもりでも
向こうは不躾と感じる場合もあるし
まだ関係性が浅いうちは
ほんとにデリケートに接する必要がある。
親しくなればまたそれはそれで
別の配慮や心配りも必要だけれど。
きっと私なら共感してくれるだろうと
親しみを込めた「キャンセル案件」だったんだろうけど
残念ながら私には
「さまざまな手配や配慮を無視された不躾で不快なできごと」
として認識してしまった。
人間関係ってほんとに難しい。
だからこそ、「聞く」「聴く」「訊く」「確認する」は重要だと
改めて思ったところだ。
