ギリギリガールズは頑張り屋さんなのか?締め切りをどう捉えるか?
「せしぼんさん…ちょっと聞いてください…」
起業1年目のA子さん(33)から、
ちょっとした隙間時間に相談を受けた。
彼女は、この1年よく頑張っている(と思う)
駆け出しながら
お仕事を請け、発信も学び、日々もがいている。
そんなA子さんが、ある外注先から
「ちゃんと締め切り守るし信頼できるけど、
A子さんほんと締め切りギリギリだよね〜」
と、飲みの席で
どういう意図かわからないテンションで
言われたらしい。
「締め切りは守ってるし
時間を一杯一杯に有効に使って
できる限り頑張って最高のものを渡したいって
思ってるんですけど
それって暗黙のルール違反なんですか?
外注先によってはそういうのってあるんですか?」
なるほどね。
ギリギリガールズなんだね。君は。
時間いっぱいまで頑張る。
テストとかだと、先生が「はい!やめ!」
というまでギリギリまで頑張って粘る!とか
諦めずに取り組む!とか
そういうのあったね。
うん。
A子さんにどう伝えようか?
と少し斜め上を見ながら
自分の思考をまとめていた。
これは価値観の話だし
時間の使い方の話だから
正解はない。
締め切りという共通認識は守られてるから
A子さんにも落ち度は当然ない。
だけど、見えない信頼度数とか
今後の未来においての
人によっては大きく評価が別れるところになると思う。
テスト的に捉える人ならば
制限時間いっぱいまで最大限力を尽くす!
ことはベストだし素晴らしいことになるかもしれない。
だけど、これって、自分の世界だけの話。
ここで仕事が完結するなら◎で
完璧だと思う。
しかし、その後に何かしらの誰かの作業が
続いてるとしたらどうだろう?
プロジェクトだったら?
もちろんそういうのも踏まえてスケジュールを
組まれているかもしれないから
全てではないが
一つの仕事をチームで動いたりする場合は
その先のことも私はいつの間にか考えるようになった。
これは私が仕事ができるとか
やってます感をアピールする自慢noteではなく💦
そういう一挙手一投足の考え方が
優しい世の中を作っていかないか?という
投げかけにしたく。
例えば仕事のプロジェクトで
1→2→3→4→
みたいな流れがあって、それぞれのチームがあったとする。
で、私が3の工程にいたとしよう。
もちろんスケジュールは
トラブルや、遅延と言った予期せぬことや
なんらかの追加作業みたいな
そういうのも考慮されて
計画を立てられてる場合もあるし
そもそも時間ぱっつぱつの場合もある。
都度見極める必要があるが
どんなスケジュールでも時間的余裕があることは
大変望ましいと私は思う。
それは心理的にも作用すると思うし
思考回路にも影響があると思う。
私の作業で完結する場合ではなく
私の後にも工程がある場合は
必ず締め切りよりも早めに出すことを
自分のルールにしている。
それは、ただ早く出したいわけではなくて、
受け取った人の【咀嚼の時間】や、
【修正の余地】を含めて
【仕事の一部】だと考えているからだ。
締切ギリギリに出すというのは、
その余白を奪うことにもなりかねない。
だから、私はA子さんに何て伝えようかとおもいつつ
自分の中の締切では間に合あってるし
問題ないかもしれないけど
その先の「思いやり」みたいな
一緒に仕事をする上での配慮的なことを踏まえると
多分見えてくるものが違うかもね。
と、含ませて伝えてみた。
こういうのは教えられてやっても意味がない。
自分が体感して、それがいいと感じなければ
功を奏しないと思うからだ。
つまり(Aさんには言ってないけど)
ギリギリに渡すということは、
自分の中では間に合っていても、
受け取る側にとっては、修正や検討をする準備の時間、
咀嚼時間が削られる可能性もあるってことね。
相手や社会と時間をシェアする感覚を持ちつつ
仕事をするのか?
間に合えばOKという
ただ締め切りを守ることにフォーカスするのか?
見えないその人の価値観みたいなのが
ちょっとした態度に現れるから
【締切の使い方】がその人の【世界との関わり方】
に見えることもある。
自分の中だけで完結しているのか。
それとも、誰かと関わる仕事
として捉えているのか。
その小さな意識の違いが、
信頼や継続の可能性
見えない関係性にもつながっていくのかな〜と
個人的に思ったりもする。
が。ここでパフォーマンスの問題も提示したい。
ちょっと前に
脳の生産性の最大化みたいなものをテーマにした
本を読んだ。
どこでピークパフォーマンスが出せるかは
人によって違うらしいのだ。
・時間的余裕があることで
パフォーマンスが発揮できる人
・時間に追われることで
パフォーマンスが最大化される人
つまり時間的余裕が
プラスに働く人とそうでない人がいるということ。
残り時間が10分として
後10分しかない〜!!!の人と
後10分もある!!!の人の違い
一緒にチームを組んだ人がどちらなのかがわかれば
それに越したことはないが
ギリギリを渡して余裕を作ることは不可能だけど
余裕を渡せば、自分でギリギリにすることは可能だし
余裕を持って仕事に臨むことは
色々良い影響があるように思える。
あと、気になるのが、ギリギリまで精一杯
時間いっぱいまで取り組むことが
頑張ってるように見えるからと
外部に対しての証明として使う場合。
さっさと終わらせてしまった人
仕事が早い人
仕事に時間がかからない人は
テキトーにしている
ラクをしている
手を抜いているという
そう思われる風習もなきにしもあらず。
誤認されてしまう集合無意識の「決めつけ」も
見逃せない。
他者承認を大切にする人は
どうしてもここを無視できないだろうし
私のように、自分が最善を尽くし、納得して
あとは先方の判断に、と思える人はスルーできるだろう。
丁寧にやることと
時間をかけることはイコールではないし
時間がかかるからいい仕事というわけでもない。
この辺りを自分に問いつつ
ギリギリガールズかもしれないと思ったら
それは頑張りなのか?ひとりよがってるのか?
今一度振り返ってみると
別の景色が見えるかもしれない。
