「ビッグバン文具」(2025年6月30日の日記)
・楽しい予定がぎゅっと重なってやってきた後、反動のような逆位相の波にのまれている。考えなきゃいけないことが心の中で膨らんでいるのがわかる。明日はちょっと頑張るから破裂しないでいて。贅沢言うな月曜日戦争!!さあ敵はもうそこ!!
・にっちもさっちもいかない気持ちになって、リビングで恐竜のぬいぐるみを揉む。ぐでんとした姿勢の恐竜たちはお腹が冷感素材になっていて、夏に抱えても暑くない。恐竜は体温調節が苦手と聞いていたが、実はそんなこともないらしい。最近はティラノに羽毛だって生えているのだし。
・売れ残りを母が隕石のようにすべて連れ帰ってきたため、私の家のリビングには大きめの恐竜のぬいぐるみが8体くらいいる。まもりたい。うちの地層にK/Pg境界は存在しない。
・K/Pg境界、言える時に言いたい単語のひとつ。6600万年前に巨大隕石が来たことを示す地層で、そこを境に恐竜の化石が出なくなる。絶滅。衝突の冬。
・小学生のころ、「137億年の物語」という本を夢中で読んでいた。大きな図鑑のような本で、宇宙が始まってから現在までのことがすべて書いてあった。そのころTV番組もやっていた気がする。
・著者クリストファー・ロイドの原作も読みたくて、誕生日かなんかに親に英語版を買ってもらったような記憶がある。今も部屋の本棚にある。当時は英語もほぼわからなかったが、1日1ページくらいの牛歩で途中までは読んだ。日本語では読んでいたし特に違いもないだろうが、とにかく熱量があったのだと思う。
・"What on Earth Happened?" という原書タイトル、慣用表現What on Earthと地球の歴史をかけていて、おしゃれでカッコ良すぎないか。先にこの本を知っていたので、英語の授業で習った時は震えた。
・文具女子博へ。
・文房具や小物雑貨の一般向け大型卸売りイベント。文房具のコミケ。
・行きたいけどまぁいいか、と思っていたのだが、前々日に出店リストや限定商品の情報を見ていたら、大学に行く電車内でニヤニヤと興奮が止まらなくなり勢いでチケットを購入した。ひとりでも行くつもりだったが、友人とふたりで行くことになって嬉しい。
・オリンピックのために建てられたでっかい体育館GYM-EXという会場。ジメックス、と読む。私たちはこういうイベントをナメてしまう節があったので、今回は万全を期して開場の30分前に到着。それでも3000人くらいは列ができていた。
・列に並ぶ前の女性が、ロルバーンのメモ帳に原神のキィニチのことを書いてまとめていた。流石にしっかり見ることはしなかったが、ぱっと見でも相当量の愛が感じられた。推し活、という言葉は乱用されているが、こういうものだけを指すべきだと思った。オタク、ファン、フリーク、クラスタ、そして○○女子。どれも同じようで異なるイメージがある。
・書くだけ野暮だとは思うが、ほぼほぼ女子だった。そういった層での偏りは確かにあったが、居心地はとても良かった。会場の天井がすこぶる高かったからかもしれない。体操選手が一抹の憂いなく回転してジャンプして着地を決められる。
・目をつけていたものはおおかた買うことができたし、そのほか惹かれたものもたくさん買い、考えていた予算をけっこう超えてしまった。この散財の責任の所在は明らかに、お会計を最後に一括で行う「総合レジ」システムにある。こんなん買ってしまうやないですか〜。
・ペンやらメモ帳やらブックカバーやら。友人はマスキングテープやら御朱印帳やらやらやら。とにかく楽しかった。会場には終日、我々を含む文具女子たちの静かな熱狂があった。
・MAXのホッチキスが限定色でたくさん売られており、2つも買ってしまった。家にはもちろん、持ち運びしやすい小型のもの(グッドデザイン賞)も持っているので正直1つもいらないのだが、MAXであることと限定であることにあてられて買っちゃった。
・家でずっと使っていたホッチキスがいつからあるものなのか親に聞くと、あなたが幼稚園くらいかなぁ、とのこと。そういえば、ホッチキスの本体って、いつ寿命がくるんだ??針を交換すればいつまでも使えてしまうし。もしかしてホッチキスって、不死身??ホッチキスというか、フェニックス?遊戯王なら、紙束噛付不死鳥(ホワイト・スナップ・フェニックス)??
・ホッチキスの紙をとめるコの字の金具(言い方むずかしい)。わたしは「針(はり)」と呼んでいるが、「針(しん)」と呼んでいる人もいるなぁ。気になったので調べてみると、マックス株式会社のHPに応答が載っていた。
・公式では「針(はり)」だが、「針(しん)」も許容されている。ただし、「芯(しん)」と記述することはない。とのこと。
・へえ。おもしろすぎる。
・いやそもそも「ホッチキス」どこの国の言葉!?!?
