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“魔物”に遭遇した体験談

これは、私が宮城県・仙台で体験した――20年以上前に“魔物”に遭遇した体験談です!!
サスペンス体験談!!!

当時、兄弟ふたりで用事があり、仙台へ出かけました。

私は18歳。弟は17歳。季節は12月。
空気は刺すように冷たく、夜になれば雪が降ってもおかしくない寒さでした。仙台駅に到着したのは18時頃だったと思います。

ホテルへ向かう途中、少し時間があった私たちは、寄り道がてら駅前の小さな商業施設へ立ち寄りました。

1階には食品や雑貨、2階には婦人服売り場がある、昔ながらのショッピングビルです。かつての街のダイエーやイトーヨーカドーを思わせるような、どこか懐かしい雰囲気の中規模サイズの商業施設でした。(今回この記事を書くのをきっかけに、20〜30年前に仙台駅の西口にあった商業施設をいくつかリサーチした結果、おそらく十字屋仙台店さんの可能性が高いことが判明)

私たちは1階からエレベーターに乗り、2階へ向かいました。

そして――扉が開いた瞬間。

私は、生涯忘れられない光景を目にします。
目の前には、ありふれた婦人服売り場のフロア。
各売り場ごとに、中年の女性販売員たちが立ち、買い物客もあちらこちらに見えます。どこにでもある、ごく普通の風景です。

しかし、その瞬間。私の視界は突然、映画のワンシーンのように変わりました。

周囲の人々の存在が一気に薄れ、暗転したように暗く感じたのです。 

そして、たったひとり――フロアの奥、約25メートルくらい先に立つ年配の女性販売員に私の目線は釘付けになりスポットライトのようにフォーカスの焦点が集中しました。

その女性は、見た目こそ普通の販売員でした。

ごくごく普通の婦人服が並ぶフロアのかなり先に立つ中年女性


だが、明らかにそれは“人間ではない”のです。私にはそう見えてしまったのです。
うまく言葉にできませんが、顔立ちでも、服装でも、仕草でもない。
わたしには存在そのものが、周囲の人間たちと決定的に違って見えたのです。

私は一瞬で戦慄しました。
「こいつはヤバい!」動物的な本能で察知しました。とはいえ、目的地へ向かうにはその売り場の近くを通らなければなりません。

私は、平静を装いながら歩き出し、隣の弟に小声で聞きました。

私:「あのさ、あそこにいる店員のおばさん、何かおかしくないか?」

しかし弟は、怪訝そうにこう答えました。
弟:「確かに、そう言われればだけど…別に普通じゃないか?」

その反応がますます私を不安にさせました。

自分だけがそう見えているのか?
自分だけが違和感を感じているのか?

そうこうするうちに、私たちはその女性の売り場の横まで来ていました。
恐怖と戦慄を感じる中、私は横目でその女性をチラッと見ました。

すると――その女性は、ゆっくりと歩きながら、同時にこちらへゆっくりと顔を向けたのです。そして、口元だけ、にやりと笑いました。その笑みは、人間のものではありませんでした。目がもう魔物でした。
一種、バンパイヤのような気配を宿していました。まるで、人の皮を被った別の何かのようでした。
マンガ「寄生獣」が実写にするなら、乗っ取られた人間はまさにこんな感じだろうなという感じです。

私は全身が戦慄し、その場から逃げるように2人で売り場を後にしました。

その後、私たちは無事にホテルへ到着。

ですが、その夜から私は40度を超える高熱を出し、一晩中うなされ続けました。

私の中で理由は、はっきりしていました。
あの婦人服売り場に立っていた“女性の姿をした何か得体の知れない魔物”に遭遇したからです。

あれは何だったのか?
なぜあの場所にいたのか?
なぜ周囲の販売員や客たちは、何も感じなかったのか?

熱にうなされながらも、そんなことを自問していました。

これまでの人生で、一見人間に見えながらも、人間ではない存在を目撃したのは――この体験が最も印象に残っています。

その後、数年また数十年して私はテレビやネット記事で、似たような体験談を見かけることになります。

1回目は、昔、人気番組だった『オーラの泉』で江原さんが語られた話。
江原さんがN.Yへ行かれた時に街中で目にした爬虫類のような老婆。

2回目は、昔、福岡の天神にあった天神コアというファッションビル前の交差点で目撃された異世界?の人物。
良ければイメージのご参考までこちらの記事を読んでみてください:https://x.gd/YHTvM

こうした体験談を一般的にイメージしやすく説明するなら、映画『マトリックス』や「ヴァンパイア」「寄生獣」のような世界です。

私たちの日常に紛れ込み、人間と同じ姿で歩いている。けれど、ある瞬間、別の視点から見えてしまう。そして、その正体に気づいてしまう、という感じです。

あの体験は一度きりでした。ですが、幽霊や宇宙人に遭うよりも、はるかに後味の悪い体験でした。

もし、この世に光の存在があるのなら。同時に、闇の存在もまたあるのでしょう。

私たちの隣で、何食わぬ顔をして生きている存在も目的はいろいろだということですね。

次回は明るい話しでもしますね。


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