【日記】40代独身女のフェードアウトした人間関係
大雪で旅行が中止になり、せっかく取っていた4連休は誰とも会うことなく、スマホいじって引きこもったり、好きなパンを買いに行ったり、好きなお寿司を食べに行ったりと大変充実した連休だった。
この4日間、親以外の人間と口をきいていない。ほんとうにノーストレスの日々だった。明日からまた仕事だと思うと泣きたくなる。
以前の職場で、休みの日は誰ともお話しできないからつまらない、休みでもみんなに会いに職場に行きたくなると言っている人がいて、正気か?と思ったことがある。
休みの日なんて職場に近づきたくもないし、近くに用事あったとしても近づかないように遠回りしてるわ。
人が好きな人の周りには人が集まるけど、わたしのように人があまり好きではない人間の周りには人がいない。
年齢と共に色々なことが煩わしく思えてくると、ますます人付き合いが減っていく。昔は誰とも会わない休日なんてほとんどなかったのに。
誰かと過ごす時間は楽しいけれども、いつの頃からか楽しいよりも疲れる気持ちの方が大きくなってきた。
ランチでおいしいものを食べて、あたり触りのないどうでもいいような内容の会話をして、サクッと2時間くらいでお別れ、くらいがちょうどいい。
どうしてこうなってしまったかと考えると、きっと自分の忍耐力みたいなのが年々低下していってるんだろうなと思う。
認知症の人が、前頭葉が萎縮して自分の感情や行動がコントロールできなくなるように、わたしも年齢と共に我慢がきかなくなっているんだろうと。
若い頃はちょっとモヤる程度の他人の行動も、モヤるくらいなら距離をおこうと思ってしまう。
モヤる時間が勿体ないと思ってしまう。年齢と共に残された時間が少なくなってきているからだろうか。
そんなにモヤっているくらいなら相手に伝えたらいいと言われそうだけれども、わざわざ波風立てるのも疲れるんだよ。わたしが労力を使ってまで相手の行動を変えさせる意味ある?と思えるし。
相手はそうやって何十年も生きてきたのを、今更わたしが変えさせるっておこがましくないですか。「相手のために言いにくいことを言う」ってさ、優しさっぽいけど、実際は相手のためじゃなく自分のためだよね。相手を自分のいいようにしたいという。
長々言ってるけど、ようは「貴重な時間と労力を他人に使いたくない」。これ。
その分、楽しく過ごせる数少ない友人との時間を大切にしたい。
今、少なくとも月1でランチして、どうでもいいようなことを語らう友人は2人しかいないけど、それでいいよなと思っている。今は。
これからもっと年取って、もしかしたらさみしくなる時がくるのかもしれないけど。
今のところ、距離を置いて後悔している関係は全くない。揉めて完全に縁を切ったというわけでない分、いつかまた縁があれば会うかもしれないね、的な緩いフェードアウトだけど。
でも、おかげで友人の言動にモヤったり、そんなことでいちいちモヤる自分が悪いのか…?と考え込んだりする時間がなくなって良かったと思っている。
今までモヤった他人の行動について改めて振り返ってみる。
1.時間にルーズな人
絶対に約束の時間を守らない友人がいた。
5分10分程度の時もあれば30分超える時もありで、その遅れの程度は色々だけど、時間通りに来ることはまずない。
正直、スマホさえあれば30分なんてあっという間だし、その遅れで映画やライブやなんらかの予約時間に間に合わなかったというわけでもないし、さほど気にせず毎回待っていたんだけど、ある日ふと、どうして毎回毎回遅れるんだろう?どうして待たされることが当たり前になっているんだろう?と思うようになってしまった。
そう思ったら、毎回遅れてくるのにヘアメイクがバッチリなところにも無性に腹が立つし、仕事とか絶対に遅れたらいけないことには時間を守っているのだろうと思ったら、やればできるのにやらない、わたしだから遅れていいと思われている、つまりわたしという存在を軽く考えているんだなと思うと腹が立ってきた。
そして、たかが数十分待たされるくらいでイラつくなんて、なんて自分は心の狭い人間なんだとか思えてくるのもストレスだった。きっと他の人はこんなことくらいでイラつかないよね…とか。
でも今はそういう人と会わなくなって、毎回イライラしたり自分を責めたりすることもなくなってすっきりしている。
2.自分のことしか話さない人
毎回、会って席に着くかどうかの勢いですぐさま職場の愚痴を言う友人がいた。
長々喋ること前提で会うので、毎回ファミレス的なドリンクバーのあるお店で、何時間も延々と愚痴をきかされる。
勿論聞くけど、たまには違う楽しい話もしたいと思って話題を変えようとすると、頬杖ついてスマホを弄りだし、全くわたしの話は聞かない。そしてすぐに「でさ〜…」ってまた愚痴り始めるのだ。
もともとはわたしも同じ職場にいたので、言っていることはわかるし、黙って聞いているけれども、わたしはその職場が嫌で転職し、今は違うところで働いている身なので、口には絶対出さないけど「そんなに愚痴るなら転職すればいいのに」としか思えず、100パーセント共感して聞くことはできないのだ。
その人からお誘いが来ると、またか…嫌だなと思うようになってきたけど、断り文句も思い浮かばずに毎回出向いては、何時間も愚痴を浴びせられる日々だった。
フェードアウトのきっかけは何度かあったんだけど、まず一度目は、わたしも転職して大変だった時にわたしの話を全く聞いてくれず、自分の愚痴しか言わなかった時。
二度目は、2週間ほど旅行し、疲れて帰ってきたその日に呼ばれて出向いた時、旅行していたのを知っているのに、旅行どうだった?とか、疲れてる?とかの一言もなく、会うやいなやいつものように愚痴を聞かせてきた時。
もうこの人はわたしという人間に全く興味はなくて、それどころか人としても見ておらず、自分の愚痴という名のゴミ捨て場扱いなんだろうなと思えた。
それからは誘いがあってものらりくらりとかわし続け、ようやく連絡がこなくなった。
自分のことしか話さない人は他にも何人かいるんだけど、そういう人の話って何故か楽しい話がないのが共通事項なんだよな。
フェードアウトしていて、この前7〜8年ぶりくらいに会った人がいるんだけど、7〜8年ぶりに会っても全く変わっていなくて驚いた。
7〜8年ぶりに会って、3時間話したのに、わたしのこと一切聞かれなかった。
今何しているのか(仕事)すら聞かれず、自分が職場でどれだけ苦労して転職し、そこでも苦労し…現在にいたるまでの7〜8年分の壮大なストーリーだけを喋って去っていった。
今わたしね…って言おうにも、隙間すら与えてくれない。こんなことある?って話ですよ。
自分の7〜8年の苦労話だけに留まらず、娘が大変だった話まで延々と。わたし、娘の顔も知らないし興味ないわ。
こうなるともう、相手が悪いのではなく、そういう人を呼び寄せてしまう自分に何か問題があるのだろうかとか思えてくるので、やはりそういう人たちとは会わないほうが精神衛生上良いのだと思う。
3.悪口しか言わない人
自分のことしか話しない人にも共通するんだけど、とにかく話す内容が悪口ばかりで楽しい会話が何ひとつない。
自分の周囲の人の悪口だけでなく、近くにいる見ず知らずの人や店員さんの悪口まで言い出すから、ほんとうに苦痛でしかない。
もうその友人の顔を思い出そうとしても、片方だけ口角あげて悪口を言っている意地悪な顔しか思い出せない。
職場の人の悪口とかならまだしも、ただそこにいただけの人の悪口まで言うのだ。主に外見上のことなんだけど、こんなルッキズム主義、Xだけのことだと思ってたわ…ってなる。
他人のことを言うだけあり、確かにその人は身綺麗にはしているし、自分にも厳しくしているとは思うんだけど、誰しもが美に重点を置いて生きているわけではないんだよと。
例えばあなたが美容にかけているお金や時間を、あなたがバカにしているあの人は仕事や資格取得に費やしているのかもしれない。どっちが大事かなんて価値観の問題なんだよと。
そういうことを何度言ってもわかってくれないし、外見上劣っているわたしとしても自分のことを言われているようで腹立たしくなってきたので、フェードアウトして今は心穏やかに暮らしている。
美容なんてどうでもいいわ。健康に支障ない程度に好きなもん食べて生きていくわ。化粧品にかけるお金あったらおいしいもの食べるっつーの。
別の話だけど、友人のお祝いで、みんなで集まってお金出してコース料理ご馳走したのに、当の主役本人が糖質ダイエットしているからとサラダしか食べなかったことがあった。
あの時、他のメンバーはどう思ったか知らないけど、わたしはもう二度とこの人とご飯食べに行かないと思った。
モデルでもあるまいし、そこまでして痩せたい思いってなんなんだろう。わたしには一生わからないから、こうしてだらしない身体で今日も生きている。
4.お金に関する価値観があわない人
これも価値観の問題だから難しいところなんだけど、わたしは多少高くてもおいしいものを食べたい派。特に旅先などでは、ここでしか食べられないマジックもあり、あまり細かいことは気にしないでお金を出す。
そりゃ、何万もするものを躊躇せず食べたりはしないけど、海鮮の美味しい土地に行ってファミレス行くとか、そういうことはしたくない。
何を食べようと個人の自由だけど、人が食べているものに高いだのそんなものにだのケチをつけられたくないのだ。楽しい気分に水をささないでほしい。
あと、わたしは体力がないので、旅先ではすぐバスやタクシーを利用するんだけど、そんなの勿体ないと何駅分も歩かされるのも苦痛。
だって、せっかくの旅なのに疲れたら楽しくないし。疲れてなければもうひとつ何か見にいくことができたかもしれないのに、疲れたというだけで早々に宿に帰りたくなってしまうかもしれない。そっちの方がずっと勿体無いではないか。
それに、疲れた思い出しか残らないのも嫌だし、疲れて機嫌が悪くなるくらいなら、お金で自分の機嫌をとりたい。
体力は人それぞれなんだから、そんなに歩きたかったらひとりで歩いてくれ、わたしはタクシーで行くから、とか言うとちょっと険悪になったりするのも面倒くさいなと思う。
あと、お金の価値観の話とは少しずれるけど、居酒屋とかで割り勘する時、わたしはちょうどの金額がなかったら切り上げで多めに払うタイプなんだけど、絶対少なめに払う人がいる。
あれもちょっとモヤる。そしてそんなことでモヤるたびに、自分って思ってたよりケチな人間だったんだな…って、それにもまたモヤるのだ。
ライブハウスでコインロッカーにものを入れるたびに、わたしのも入れてーって荷物突っ込んできてお金を払わない人とか、払ったとしても毎回少なく払う人とかもモヤる。(300円ロッカーで毎回100円だけとか)
どうせロッカー代払うつもりだったなら、わたしが入れても一緒でしょ?という言い分なんだろうけど、それは違うでしょと思う。
この思考をする人はガソリン代も払わないタイプが多い。わたしが乗っても乗らなくてもどうせ車で行くつもりだったならガソリン代は一緒でしょ?という言い分で、車に乗せてもらってもガソリン代を払おうとしない。
ガソリン代が欲しいわけではなくて、気持ちの問題なのだけどね。あと、わたしは損得プラマイゼロだとしても、あなたは確実に得プラスになるわけで、あなただけに得をさせ続ける義理がわたしにあるとでも?という風になってくるのだ。
チケ代とか、立て替えたお金をいつまでも払ってくれない人とかもいた。
なんとなく言い出しにくくてずっとモヤモヤして、ようやく頑張って言えたと思ったら、今手持ちなくて〜って言われて、また…とか。
何回も言うと、わかってるってみたいな言われ方したりすると、なんでこんな嫌な思いをしなければならないんだろう…もうこれってわたしが舐められやすいだけなのだろうかとメンタルが削られる。
たぶん、基本的に下にみられやすいんだろうと思う。
一緒に旅行しても、部屋の荷物置くスペース全部取られて自分は床に置くしかないとか、朝の身支度したくても2時間洗面所占領されて、チェックアウトの30分くらい前にようやく使わせてくれて、もう行くよ!早く!とか言われたりとか。
3泊4日全部コース決められて、唯一わたしのどうしても行きたいところを行ったら、「そこは車で通過でいいんでしょ?見えるもんね」とか本気で言われたり。
自分の行きたいところや見たいところを聞いてもらったことなんて一度もなかった。
今まであげた例、全部同じ人だったらどれだけよかったかと思うけど、怖いことに全部違う人の個々のエピソードなんだから、どれだけわたしが引き寄せているかって話。
勿論相手側にも言い分はあるだろうし、わたしにも悪いところは多々あるのだと思う。だったらお互いのためにも距離を置くっていうのもありだよね。
それでなくてもフルで仕事しているだけで人生の大半は苦痛な時間なんだし、せめてそれ以外のプライベートな時間くらいは心穏やかに暮らしていきたい。
わたしはわたしを粗末に扱う人とは距離を置きたい。
40代独身、誰からも愛されずにひっそりと肩身狭く生きているのだから、せめて自分くらいは自分のことを愛したいし大事にしたい。
だからこそ自分を傷つけるすべての人から自分を守るのだ。
ひとりの心穏やかな日々をさみしいと思うかどうかは、人それぞれ。友人たちとのフェードアウトを後悔するかしないかは自分の人生の終わりまではわからない。
今のところは全くしていないけどねっ。
