水色の電話と花と、そして恋
【シロクマ文芸部: 水色は】
※小牧幸助様主催のお題に寄せて
水色は、私の色。
私の一番好きな色であり、
自分で決めた自分のテーマカラーだ。
涼しげで、凛として、少し寂寥を含み
どこか静謐な印象がある。
だから、可能な限り持ち物も
水色もしくは青を選んでいる。
長年愛し続けていると、
不思議に水色の方から私に
寄ってくるようになった気もする。
初めてのスマホを買う時も、
機種は問わず、すぐに入手出来る
なるべく安価な物を頼んだら、
担当者が差し出したのが、
AQUOSの水色だった。
ひと目で気に入って、即決した。
まあ、性能はちょっとね・・・
型が古かったからね・・・
本体の色が気に入って買ったのに、
さらに水色のカバーを付けていた。
手帳型のカバーが好きなのだ。
検索したら、可愛い水色のがあり
すぐにポチった(笑)
安物なので駄目になり、
また二代目も水色を選んだ。
それをずっと愛用していたが、
遂にスマホは旧式すぎて
フォローが切れてしまい、
更新されなくなってしまった😢
noteさんからも排斥されそうになり
泣く泣く今のスマホに買い替える。
(その時のつぶやき↓)
もう随分昔の気がしたが、
日付を見ると、今年の春だった。
そしてとうとう、買い替えの時が来て
新たな相棒を選ぶ時、私好みの
水色の機種はやはりAQUOSだけ。
何でだろ?人気無いのかな?
水色、綺麗で素敵なのに💧
格安機種では無かったが、
他の色は持つ気がしなくて
贅沢だろうがこれにする。
やはりこれから苦楽を共にする
相棒となるのだし、
気に入った相手と縁を結びたい。
そして、今に至って気が付いた。
スマホでスマホの写真は撮れない!
(当たり前)
なのでお気に入りのカバーだけw

こんな感じで、財布もハンカチも
リュックも傘も水色の私。
傘は大好きなアニメの
『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』
をイメージして買いに行った。

こんな可愛い傘、還暦じゃムリ(笑)
でも結局は、水色というか
グレーと言うか・・・?
みたいな、ビミョーな色のを買った。
色には不満が残るが、
エッチングのような細い線画の
花模様が素敵で決めた。
花も水色が好き。
中でも特に大好きな花がある。

一番好きな水色の花
濃い青や白、ピンクのも有るが、
私のお気に入りはこの、淡い水色。
デルフィニュームは丈夫な花で、
こうして活けている間に次々と、
先端の小さな蕾まで開き続ける。
弱々しく儚げに見えて、
芯は強い凛とした花だ。
美しさだけでなく、
そんな風情も好きなのだ。
スプレー咲き(小さな枝分かれで咲く)
以外のスタンダードな種類も
美しく、庭植えに向いている。

いつか私の生命が尽きた時には、
墓にこの花、水色のデルフィニュームを
ぜひ供えてもらいたい。
そのためにも頑張って働いて、
この花の似合う墓所を契約しておきたい。

通称『ブルースター』
ブルースターは、名前の通り
青い星のように可愛い花だ。
NHK『朝イチ』のプレミアムトークで
ゲストの背後のアレンジメントに
よく使われている。
あと、これも大好きな青い花。

名前通り、青い妖精たちが
群れ飛んでいるかのような花姿💕
可愛いったらない😆
栽培に挑戦してみたが、
うちの環境には合わなかったようで、
越冬出来ずに枯れてしまった😢
妖精たちは、儚くか弱い。
こうして好きな花を並べてみると、
ささやかな幸福を感じる。
私はやはり、花が好きだ。
とくにこれらの、水色の花が☺️
ひとつ、遠い想い出の水色がある。
昔、勤めていた職場の同僚に、
片想いをしていた。
その彼はよく、バドワイザーの
刺繍が背中に入った
水色のシャツを着ていた。
色白で背の高い彼のイメージは、
今も水色のシャツ姿なのだ。
私はビールを飲めないが、
その影響なのか、バドワイザーの
ロゴやデザインの雑貨が好きだ。
同じシャツを自分も買ってみたが、
着ると何だかシックリこなくて
ずっとクローゼットに眠らせていた。
彼はやがて、当時から交際していた
同じ会社の事務の女性と結婚した。
私は長女を産んだ産院で、
偶然その奥様と再会する。
私が退院間近の頃に、
彼女が緊急入院してきたのだ。
ご主人であるバドワイザーの彼は、
生憎の出張で留守だと言う。
私は彼女に付き添って、
買ってきたティッシュや洗面具などの
生活用品を差し入れた。
片想いだった彼のお子さんを
健やかに産み、そして幸福にと、
心からそう願っていた。
その後、彼女から届いた年賀状には
可愛い赤ちゃんを真ん中に微笑む
奥様と彼の姿があった。
少し幸せ太りした彼は、
奥様の手編みセーターを着ていた。
その色はシックなボルドー色で、
水色ではなかった。
それはそれで大人っぽくて
彼に似合ってはいたのだが、
私はやはり、彼にはあの頃の
バドワイザーの水色シャツが
一番似合っていたと思うのだった。
後に小説を書き始めた私。
お気に入りの男性キャラには
バドワイザーを飲ませる癖がある。
自分でも笑ってしまいそうだが、
昔の儚い恋の残滓かと思うのだ。

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