【SW2.5】「10ガメル ポンとくれたぜ」(所持金/Zero)(5月例会レポート)
■はじめに
2026年5月31日に開催された、「TRPG circle F.I.N.(エフ・アイ・エヌ)」5月例会で、「ソード・ワールド2.5」のゲームマスター(以下GM)をしました。
■成立卓と参加人数
・ソード・ワールド2.5
・トーキョーN◎VA THE AXLERATION
・デスゲームパラダイス
・クトゥルフ神話TRPG第6版
・ダブルクロス The 3rd Edition
・総数 24名
・内新規参加者 2名
■ちょっとだけ宣伝
▼その1 大阪のTRPGサークル「TRPG circle F.I.N.」
Aketaが所属する「TRPG circle F.I.N.(エフ・アイ・エヌ)」は、大阪で活動するTRPGサークルです。月一回、TRPGのオフラインフリープレイ例会を開催しています。
新規参加者は常に募集中。TRPG初心者も大歓迎です。
参加方法については下記のページをご覧ください。
「『F.I.N.』公式ブログ(note)」
下記ページには過去の例会で成立した卓が載っています。参加するうえで参考になれば幸いです。
「過去に成立した卓一覧(note)」
※Xアカウントはこのページの末尾に掲載しています。
▼その1.5 「90秒でわかるTRPG circle F.I.N.」
TRPG circle F.I.N.の90秒紹介動画です。
字幕があるので倍速OK。むしろ推奨。
▼その2 サークルの宣伝用ショート動画
私・Aketaは、YouTubeにチャンネルを作っています。
主に、前述の「TRPG circle F.I.N.」の宣伝用に作っているショート動画をあげています。
「期待値なんてない!‐TRPG circle F.I.N.ショート動画置き場‐」
■セッションログ……の前に(動画)
今回のセッションの一部を動画にしてみました。
■鱗のない奴は論外
今回は自作シナリオ「ゴブリンの洞窟、そのさらに……」をプレイしました。参加キャラクターは下記のとおり。
▼ヘレナ
18歳の人間の女性。前衛で戦う戦士(ファイター6)。
超地味な花を咲かせる、短命種の友人がいた。花は地味でもめずらしい模様や色味の葉っぱをひらひらさせていたのが好みだった。
その友人が「外の世界に出て、いろいろな人に会いたいな」と言ったことから、想いを代わりにはたすために冒険者になった。
▼マキナ
8歳のルーンフォークの女性。人工種族であるため50年程度しか生きられず、見た目は成人と変わりない。
魔動技師のもとで作られたルーンフォーク。育ての親である技師は、「ルーンフォークの神化」という論文を出した。しかし異端として学会を追われ、自らの論を証明する旅に出た。
それから数年後、残されたマキナもまた、技師の学説を証明するために冒険者となった。
マギテックの技術を使いこなす(マギテック3)。
▼レグルス・コモンドル
33歳のメリアの男性。長命種であるため300年程度は生きる。
森の集落で家族に愛されて育ち、母親から妖精魔法についての手ほどきを受けたのちに、見聞を広めるために旅をしている。
この世界を作ったと言われている「はじまりの剣」がマイブームであり、剣にかんする様々な情報を集めている。
▼バルゴン・ガンダ
20歳のリルドラケン(竜人)の男性。大戦斧「ダイノジョー」を振りまわす、強靭な戦士。
閉鎖的な集落で生まれ育つ。部族のしきたりにならい、戦士の儀をこなすために旅をしている。敵を殺すのが得意で、味方としては非常に頼もしい。
なお「バルゴン」は村の名前であり、本名はガンダの部分である。
今回のシナリオは「村はずれにすみついたゴブリンを退治する依頼を受ける」というものです。
◆ ◆ ◆
キャラクター作成時、ガンダは武器をどうするか悩みます。
ガンダ「銀製の武器にしようか……いや、ダイノジョーにしよう。二枚のギザギザ刃で相手を削り殺す!」
GM「どう見ても“ダークソウル”あたりに出てくるトンデモ武器だよなコレ」
高い筋力に威力49の武器という凶悪な組み合わせが誕生したのでした。
◆
キャラクター作成時に所持金を使いきった結果、残高10ガメルになったガンダ。
GM「日常表(『エピックトレジャリー』)振りましょう……『寄付をした』?」
ガンダ「10ガメル全部寄付します」
GM「いきなり無一文に!」
ガンダ「早くなんかやらないと!」
その後、いかにもうさんくさい依頼人の仕事を受けることになるのですが、「裏取りしたいけど金がない」とガンダは嘆くのでした。
◆
ゴブリンが現れて困っているという村にやってきた一行は、夕食までの時間を利用して村を見てまわることにします。
マキナ「ゴブリンを見たっていう人に会いに行こう」
GM「ではジークという牛飼いの男から話を聞くことができます」
しかし、スカウト技能判定に成功したガンダは、見張られていることに気づきます。
GM「チラチラ、チラチラ」
ガンダ「モテ期かな?」
GM「絶対ちがう」
◆
夕食後、一行には部屋が与えられます。
GM「あ、そういえば男女混合だった。部屋をわけないと」
レグルス「メリア(植物由来の人族)は普通の人間に興味ない」
ガンダ「鱗もない奴は論外」
正論。
◆
ゴブリンを退治しに洞窟へと向かう一行。しかしその過程で、村にひそむ思わぬ悪意と出くわします。ゴブリン退治をすることに変わりありませんが、その目的が変質します。
一行「やっぱりな」
GM「ですよねー」
一行は洞窟へ突入しますが、中にゴブリンはおらず、代わりに魔動機文明時代の遺跡へと突入することになります。
GM「人工的な壁でできた通路を進んでいくと、広めの部屋に出ます。中央には箱が置いてあります。
ヘレナ「スカウト技能!」
GM「は、開きました。中に入っているものは、それぞれが持っている武器の+1魔法製ということにしましょう。(ダイスを振る)ガンダの持っている戦斧ダイノジョーの+1版が入っていました」
ガンダ「俺だけ凄いものもらってない!?」
あまりにいいものをもらってしまったガンダは、その後手に入る報酬の一部を返上するのでした。優しい。
◆
最後の部屋で一行は「魔神」と対峙します。しかし……
GM「全員、魔物知識判定失敗……だと」
あわれ、魔神は最期まで名乗れなかったのでした。
前衛のガーゴイルをあっという間に叩き伏せた一行は、魔神に肉薄します。
GM「うーん、1ラウンドぐらい耐えてくれるかなと思ったんだけど」
ヘレンの《全力攻撃》やガンダの大戦斧ダイノジョー、そして攻撃魔法や補助魔法によって魔神のHPは削り切られ、あえなく轟沈するのでした。
◆
しかし、この依頼には裏がありました(みんなとっくに気づいている)。
GM「黒幕が言いはなちます。『事情を知って死ぬか、なにも知らずに死んでいくか、どっちかを選びなさい』」
ガンダ「話長くなりそう? そのあいだに魔香草(MPを回復する道具)を焚いてもいい?」
GM「いいわけねえだろ」
黒幕は部下を率いて、疲弊した一行に襲いかかりますが、
マキナ「魔神を倒した私たちになぜ勝てると思ったのか」
ということで、あえなくとらえられてしまうのでした。
◆
黒幕によって抑圧されていた村人たちは怒り狂います。絞首刑にまで発展しそうになりますが、
マキナ「それはやりすぎだ。みんなに罪を犯させたくない」
一行は黒幕をもっとも近い街……要塞都市レッド・フォートレスまで運び、要塞都市を治める辺境伯に判断を仰ぐことにしました。辺境伯の判断で、黒幕は首都へ送られ、裁判を受けることになりました(※)。
マキナ「あと、村を治める人間がいなくなったので、早めに代理を立ててほしい」
GM「わかりました。では冒険者ギルドからそのように伝えると、すぐに適切な人間を派遣することになりました」
てなわけで、任務は完了しました。
当初の報酬は、黒幕の資産を差し押さえたうえで、冒険者ギルドが出してくれました。
※裁判
王制ではありますが法律があり、裁判もある国としました。
■終わりに
今回は最初の依頼を引っくり返し、「途中で依頼人が変わるけど、やることは基本的に変わらない」という内容のものでした。
依頼人がPCをはめるというシナリオは、あまりよくないと言われていますが、最初にうさんくささを出し切ったうえで、ほかの善良な人からお願いされるという形にしたので、それほど不満は出なかったように思います。GMとしても、PCを陥れる意図はまったくなかったので。
でも、何度も使える手ではないことに留意しておいた方がいいなとは思いました。昔から言われていることではありますが。
しかし、敵があまり強くなかったなあ。
同レベルだとトントンなので、2レベルぐらい格上と戦わせてもよかったかもしれません。ただ、ヘレナやガンダの攻撃力と防御力に頼った部分があるので、モンスター表とにらめっこが必要になりそうです。
