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【SW2.5/完全版】昔ながらのシステム


■少しだけ宣伝

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 「TRPG circle F.I.N.」の宣伝で使用しているショート動画を(一部)保管しています。


■はじめに

 最近「ソード・ワールド2.5」を買いました。2026年は新しいTRPGシステムに手を出そうと思っていろいろ見ていたのですが、最終的にソード・ワールド2.5に行きつきました。
 思えば、『ソード・ワールド完全版』を文庫のころから遊んでいたので、なじみがあると言えばなじみのあるシステムです。

 しかし……このシステム、なにか変!?

■(変なのは)お前じゃい!

 『完全版』から『2.5』まで一気に飛んだので、なじみのあるルールもあれば、今はこうなっているのかというルールもありました。

 たとえば威力表。昔はレーティング表と呼ばれていましたが、セッション中に威力が小刻みに増減することはなくなり、必要筋力にかかわらず固定された表を使うようになりました。魔法も抵抗に成功すれば「半減」「消滅」するものとなり、威力表自体がさがることはなくなりました。
 昔はたしか、「抵抗されたらレーティング表(現在の威力表)を-10する(0だったかも?)」というルールだったのですが、これが結構面倒だったのでありがたい。

 あと、鎧の防護点が固定になったことで、プレイヤーが威力表を参照する回数が減りました。その代わりにGM側がダメージダイスを振ります。
 命中力や回避力を固定するルールが健在だったのは助かりました。GMは操るNPCぶんダイスを振らないといけないことが多いので、少しでも減らせるなら御の字です。

 『完全版』の記憶が抜け切らなくて、「このルールどうなってるの……」と思うところもありましたが、昔のルールに引きずられすぎている私が変なのです。
 でも、昔やってた人ほど戸惑うかもしれません。2.0が出たのが18年ほど前らしいので、そのときの混乱が目に浮かぶようです。

■しかし読みにくい……というのは早計?

 文庫本ルールブックIを買った(のちに『DX』を購入)のですが、このルールブックが読みにくい。
 スカウトやソーサラーの装備制限について、「スカウトの技能を使うには装備制限があります」としか書いていなくて、詳細が行為判定のルールや装備のルールのところに載っています。ソーサラーの制限も魔法のルールのところに載っています。

「それならスカウトやソーサラーの解説のところにも書いておいてよ!」

……という考え方は、「トーキョーN◎VA」や「ダブルクロス」「迷宮キングダム」「サタスペ」といった、データがある程度整理されたシステムになれてしまっている証拠。
 前述のシステムは、「トレーディングカードゲーム」的なデータ構成になっているため、「基本ルール」+「職業や特殊能力にその他のルールをすべて掲載」という形になっています。職業や特殊能力をトレーディングカードゲームのカードのようにあつかっているわけですね。
 なので、基本ルールをある程度読みこんだあとは、各職業や特殊能力を見ればだいたいわかるようになっています。

  *

 対して、「ソード・ワールド2.5」はどうか。
 「ソード・ワールド2.5」は、スポットルール形式になっています。

 スポットルールというのは、平たく言うと、「特定の状況を表現するためのルール」だと思ってください。
 といっても「ソード・ワールド2.5」のスポットルールはそこまで細かいものではなく、「戦闘のルール」「装備のルール」「魔法のルール」といった具合に、セッションでよく起こる事柄を中心にルールがまとめられています。

 最初に述べたスカウトやソーサラーにかんするルールに戻りますが、「スカウトは行為判定をするにはどうすればいいのか」を調べたいときは、「スカウトの項目」を見ては駄目です。「行為判定」という項目があるので、そこを見なければなりません。
 いわゆる「昔ながらのTRPGの形式」を踏襲しているのがソード・ワールド2.5だと思います。のちに追加される技能「ライダー」も、洞窟や屋内でどうするかという記述がなく、「常識で考えて」ということらしいので、「昔はこんな感じやったなあ」と思うことしきりです。

■リプレイがついている最近のルール ソード・ワールド2.5は……

 最近のルールでは、ルールブックにリプレイがついていて、ルールの理解に一役買っています。
 しかし、ソード・ワールドも昔はリプレイ頼みなところがありました。『盗賊たちの狂詩曲』からはじまるリプレイ本を読み漁った昔のTRPG者は少なくないでしょう。
 今のように「ルールをしっかり説明するためのリプレイ」ではなかったので、一部、ルールがまちがっているところもあります(知力順に行動宣言し、敏捷度順に行動するところなど)。ですが、小学生でもどんなシステムかわかるようにしてくれたのは偉大だったと思います。
 今のリプレイつきルールブックも、ソード・ワールドのよいところを継承していると言えます(※)

※リプレイ
 リプレイ先行型で有名なシステムといえば「セブン=フォートレス」シリーズがあげられます。こちらはシステム発売より前にリプレイがはじまり、そのリプレイが「原作」になったためにシステムを変更することになったというめずらしいタイプです。

■終わりに

 久しぶりに購入した、新しいシステム。
 すでにサプリメントもいくつか買い、遊べる(かもしれない)日程も確保したので、早めにGMができればいいなあ。

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