【SW2.5】ご注文はタビットですか?(4月例会レポート)
■はじめに
2026年4月26日に開催された、「TRPG circle F.I.N.(エフ・アイ・エヌ)」4月例会で、「ソード・ワールド2.5」のゲームマスター(以下GM)をしました。
■成立卓と参加人数
・ソード・ワールド2.5
・エモクロアTRPG
・モノトーンミュージアムRPG改訂版
・黒の新撰組幕末鬼殺行
・クトゥルフ神話TRPG第6版
・総数 23名
・内新規参加者 1名
■ちょっとだけ宣伝
▼その1 大阪のTRPGサークル「TRPG circle F.I.N.」
Aketaが所属する「TRPG circle F.I.N.(エフ・アイ・エヌ)」は、大阪で活動するTRPGサークルです。月一回、TRPGのオフラインフリープレイ例会を開催しています。
新規参加者は常に募集中。TRPG初心者も大歓迎です。
参加方法については下記のページをご覧ください。
下記ページには過去の例会で成立した卓が載っています。参加するうえで参考になれば幸いです。
※Xアカウントはこのページの末尾に掲載しています。
▼その1.5 「90秒でわかるTRPG circle F.I.N.」
TRPG circle F.I.N.の90秒紹介動画です。
字幕があるので倍速OK。むしろ推奨。
▼その2 サークルの宣伝用ショート動画
私・Aketaは、YouTubeにチャンネルを作っています。
主に、前述の「TRPG circle F.I.N.」の宣伝用に作っているショート動画をあげています。
■もう冒険者なんてコリゴリだ~!
今回は自作シナリオ「ご注文はタビットですか?」をプレイしました。参加キャラクターは下記のとおり。
▼ガイユ
ドワーフの神官戦士。イーヴを崇めている25歳の男性。
ドワーフの村で戦士として育ったが、近隣の哨戒中、大怪我をしてしまう。その際、イーヴへの信仰にめざめて神官戦士を目指す。目下、修業中。
▼霞谷のランゾウ
リカント(獣人)のグラップラー。21歳の女性で非常に背が高く、体重は100kg近い。
リカントの隠れ里“霞谷”出身。自由を求めて旅に出る。里の掟にうんざりしていた側面もある。
見た目はガッシリ系アメコミ美女。非常にものぐさでマイペース。
元ネタは漫画『サンキューピッチ』の阿川先生。声は小野大輔でよろ。
▼ザック
タビットのソーサラー。5歳の男性。灰色のうさぎ。
3歳のころ、蛮族の襲撃にあい、母親を食われてしまう。母親の死について考え続け、「始まりの剣」を手にして世の中に平和をもたらすことを目指しはじめる。
▼ミモザ
エルフのフェアリーテイマー。223歳の女性だが外見年齢は人間の歳で20歳程度。
遠くはなれたウルシラ地方出身。見聞を広めるためにアルフレイム大陸中を旅している。本がきっかけで旅に出たこともあり、ひまがあれば本を読んでいる。
今回のシナリオは、行方不明になったタビットの新米魔術師を捜す、というものです。
GMが設定した自作の街「要塞都市レッド・フォートレス」からはじまります。
◆ ◆ ◆
『エピックトレジャリー』掲載の、冒険者の日常表をためしに振ってみることにしました。
GM「(ダイス目を見て)『コンテストに参加した』。何のコンテストやろ?」
ランゾウ「SASUKEですね」
GM「じゃあ腕におぼえのある人たちが、次々と泥沼へ落ちていく中、ランゾウの番がまわってきました」
ランゾウ「勢いよく飛び出そうとして、足を滑らせて沼に落ちます」
GM「『おーっとここで最低記録だー!』」
◆
冒険者ギルドの掲示板で仕事を探していると、目つきの悪いマフィアめいたタビットが現れます。
受付のエレン嬢と話しをしたあと、タビットは一行のもとへやってきます。
GM「『俺の名はルカ。タビットの冒険者専門のギルド“タビットハウス”を運営している』」
一行「タビットハウス!?」
GM「『実は、うちに所属していたタビット……魔術師のピーターが、帰ってこないのだ。ある冒険者たちとともに遺跡探索へ向かったのだが、もう帰ってきてもいいはずなのに帰ってこない』」
ランゾウ「ピーター・タビット……」
ルカは一行に、ピーターの捜索を依頼します。
◆
一行は手分けして情報を集めることにしました。
冒険者ギルド、教会、魔術師ギルド、遺跡ギルド、酒場などで聞きこみをはじめます。
ガイユ「イーヴの教会へ行ってみます」
GM「イーヴってどんな神様だったかな」
ミモザ「人を守ったり奈落の魔域を討伐したりすることを主とする神です」
GM「ではガチムチの歪みねえ神官戦士たちが指立て伏せをしています。『君も鍛えていってはどうだ!?』」
ガイユ「では鍛えていきます(あっさり)」
◆
一行はピーターを雇った冒険者たちを追いかけます。ザックの機転で、街道をはずれて森を突っ切り、先行していた冒険者たちに追いつくことができました。
彼らは「湖の遺跡」で巨万の富を得るため、魔神に生贄を捧げていたのでした。生贄とはピーターのことです。冒険者たちはタビット差別主義者でした。
一行は遺跡の鍵を奪い取り、ルカに支払わないといけない違約金をとりあげて、冒険者たちを逃がします。ピーターを最優先せねばならないため、彼らにかかわっているひまはありません。
GM「では冒険者たちは逃げていきます。『ひーっ! 冒険者は儲かると思ってたのに! もう冒険者はこりごりだーい!』」
ランゾウ「しゅいーん、とアイリスアウト」
自分でやっていてなんですが、『ダイの大冒険』の偽勇者っぽい。
◆
湖の遺跡へ向かった一行は、ピーターを助け出します。しかし遺跡の構造により、出られなくなってしまいます。
遺跡に住む魔神を倒せば脱出口が開けるかもしれない……そう思い、謎解きをして魔神へ挑みます。
GM「『ふしゅるるる……やはり生贄が集まってきたか。そこのタビットを捜しにやってくる者が現れると思っていたわ』」
魔神とその眷属が一行に襲いかかります。触手による連続攻撃がヒットしHPを大幅に削られてしまいます。
GM「複数部位の敵だからね。しかも手下もいるし強いぞ」
しかしここで、ミモザの魔法が炸裂。HPを一気に回復させて仲間を守ります。
また、ザックも【スパーク】で魔神のHPをじわじわと削っていきます。
触手が倒れ、ようやく魔神本体に攻撃を通すことができるようになりますが、ここで驚愕の事実が発覚。
GM「こいつ、本体に攻撃方法ないやん! スリップダメージ与えられるけどなんの役にも立たん!」
触手と眷属を失った魔神は、あわれ、あっという間に倒されてしまったのでした。
ピーターをルカのもとへ返すことができ、事件は解決。
さらに剣の欠片も手に入れたので、名誉点を得ることができたのでした。
■終わりに
情報収集の段階で、PCたちが2回ほどわかれて動く場面がありました。
シーン制のシステム(「トーキョーN◎VA」や「ダブルクロス」など)にはなれていたため、特に問題はなし(これまでの経験もあります)。ですが思ったより時間がかかりました。
時計を見つつ、戦闘回数を調整。本来なら必ず戦闘になるところを「ダイスを振って奇数が出たら戦闘になります」としました。結果は偶数だったので戦闘は発生せず。
ラスボスの魔神やその眷属は、割とあっさり倒された感じがありましたが、ミモザの回復能力に助けられた部分がありました。攻撃目標をダイスで決めたため、ランゾウやガイユに攻撃が集中してしまいました。HPを大幅に回復できる手段がなければ危険だったかもしれません。
「ソード・ワールド2.5」のGMは今回で2度目ですが、次は神々の設定を盛りこんだシナリオを作りたいところです。
特に自作設定「レッド・フォートレス」は奈落の魔域が近いため、イーヴの教会は結構な権限を持っていそうです。
今度はガチムチイーヴ神官たちを積極的に出します(やめろ)。
