万博に行くはずだった日 私らしい休日
実は、万博に行くのをあきらめてしまいました。
夏の間は、涼しくなったら行くぞー、と意気込んでいたのですが、駆け込みの混み具合を聞くにつれ気圧されてしまい。
もともと、休日のショッピングセンターですらぐったりするほど人混みは苦手。「本当に自分が楽しめそうか」をよく考えた結果、疲れ果てて終わりそうだという結論になりました。
とは言え、お休みの申請だけは早めに済ませていました。ぽっかり空いた平日休み。さあ、何をしよう。
ちょっといい感じのホテルに泊まってみようかな
アフタヌーンティーを予約しようかな
やってみたいことが次々に浮かんできて、何度も週間予報を確認しながら当日を迎えました。
今日はお出かけ日和。
在来線を使って、大人の遠足をすることにしました。
ゆっくりスタートの一日。朝食は焼きたてのフレンチトーストに、はちみつをたっぷりとかけて。ゆとりの朝を過ごしました。
通勤ラッシュが過ぎ去ったころを見計らって駅に向かいます。いつもなら車で通るだけの場所へ、あえて電車で行ってみるのがきょうの遠足です。
地元在住ではないので街の隅々までを知っているわけでもなく、車生活では車窓を眺めてぼんやりすることもままならず。ちょっと行動範囲を広げただけで、何年も住んでいるのに知らない場所に来たかのような、ときめきを感じることがあります。大人になって、自由っていいなと思う瞬間です。

街中の喧騒から離れて過ごせました
好きなカフェが近くにあるので、寄っていくことにしました。
もともと別のお店だった建物をリノベーションした2階建てのカフェ。入店できるのが13歳以上からと静かに過ごせるように空間づくりがされています。急な階段を上ると、本棚にはZINEや洋書、ローテーブル並べられた絵本が目に入り、大人のための絵本にほっこりします。
このカフェのお気に入りは2階の端のスペース。何といっても、おひとり様専用のテーブル席です。目の前の衝立ては、圧迫感はないものの周りの視線はやんわりと遮ってくれるし、テーブルは広々としていて家みたいにとっても居心地がいい場所なんです。
おひとり様席の小さな本棚から見つけたのは「休み」がテーマの本でした。アンケートやエッセイ、週40時間労働なんて多すぎーという叫びまで、思わず夢中になってしまいました。
「休む」とは自分のために時間を使うこと
自分の「好きなこと」「心地のよいこと」を理解していると上手に休める
好きな場所に行って、好きなことをして自分の時間を穏やかに過ごす。いま、とってもいい休日を過ごせているんだなと充実した気持ちになりました。
ここ数年、旅行に行くことが楽しくなってきて、遠くに行ってみたいなと思うようになりました。知らない場所に行けたときの達成感も大切だけど、生活圏の範囲内でも自分のための楽しい時間を作れることは覚えておきたいなと思いました。
せっかく万博のことを調べたなら、行かないともったいない。一度始めたことをあきらめるのはよくない、と迷っていたけど代わりの楽しいことも意外と近くにありました。
(大混雑の万博でも行ったら行ったで楽しかったかもしれないけど)
だから、一つのことに固執せずに軽やかに過ごしたいなというのが最近の学びです。
