このプロ野球選手、何と読む?
ライターと言う商売柄「難読」を読むのは結構得意だ。といいつつ最近、がっくりきたのはNHK大河の「べらぼう」で生田斗真が演じた一橋治済だ。息子の十一代将軍徳川家斉(いえなり)も、家斉から「肩諱(かたいみな)」をもらった島津斉彬(なりあきら)も、水戸斉脩(なりあき)も、みんな「なり」なのだが、一橋だけが(はるさだ)だった。それを知らなかった。偉そうなことは言えないと思った。
最近は「キラキラネーム」の時代で、難読名前がかつてなく増えている。プロ野球選手も「これは読めない」となっている。
現役選手でも、相当難しくなっている。このプロ野球選手、何と読む?
■ソフトバンク
内野手
川瀬晃
かわせ・ひかる
川瀬の名は意味的には、わからないでもない。私の筆名も晃だが「こう」と読ませている。
しかし、ふつうは「あきら」だろう。これ、なかなか難しいのではないか。

捕手(育)
加藤晴空
かとう・そら
「そら」と読ませたいのは分かるが、文学的表現だからなかなか当たらないだろう。21年に育成捕手として入団したが、今オフにブルペン捕手に転向した。
■日本ハム
投手
柴田獅子
しばた・れお
福岡大大濠から24年ドラ1で入団。キラキラ時代のいまどき、これくらいは珍しくないのかもしれないが、これもなかなか難しい。
昨年のフレッシュオールスターでイースタン・リーグの先発。ダイナミックな投手だ。

投手
畔柳亨丞
くろやなぎ・きょうすけ
苗字が難読と言うことになろうが、実はこの名前は「くろやなぎ」以外には読めない。むしろ「きょうすけ」の方が難しいかも。
内野手
明瀬諒介
みょうせ・りょうすけ
これ、なかなか難しいのではないか。普通は「あかせ」「あきせ」ではないか。九州に多い。
投手
清宮虎多朗
せいみや・こたろう
楽天を戦力外になり、24年の12球団合同トライアウトで、154㎞/hを出して、よりによって清宮幸太郎(きよみやこうたろう)のいる日本ハムに育成で首がつながった。トライアウトでの笑顔の会見が印象的だった。
■オリックス
投手
山口廉王
やまぐち・れお
仙台育英から3位で入った投手。廉はそもそも「れん」と読む。廉価販売とは「安売り」のことだが「廉直」とは「素直でいい性格」のことだ。ただ「れお」はかなり難しい。
投手(育)
芦田丈飛
あしだ・たけと
埼玉ヒートベアーズから入った育成選手。素直に読めば読めなくはないが、これも難易度が高い。
■楽天
投手
中込陽翔
なかごみ・はると
いまどきのお母さんにしてみれば、陽翔は難読でも何でもないのだろう。生命保険会社のランキングでは、男の子の名前でずっと1位だ。
しかし、還暦を過ぎたおじさんには読めない。彼は独立L徳島の出身。
ま、私だけの難読だけども。
投手
坂井陽翔
さかい・はると
楽天にはもう一人いる。彼ももちろん「はると」。ここ2年、シーズン最終戦だけ一軍で登板するという変な記録を作っている。

■ロッテ
投手
大谷輝龍
おおたに・ひかる
独立L富山出身。159㎞/hの剛球の持ち主で、独立初の1位か?とも言われたが2位でロッテに。しかし、トミー・ジョン手術をした。
内野手
上田希由翔
うえだ・きゅうと
明治大から23年ドラ1、石垣島の春季キャンプで「何と読む?」ときいて「きゆとです」と言ったので、そう書いたらファンから「ちがうだろ、きゅうとだ、常識だろが!」とコメントされた。常識だそうです。

外野手
西川史礁
にしかわ・みしょう
難読選手界のチャンピオンではないか。これは読めないし、読めても意味がわからない。ただ新人王になったので、この名前も「じょうしきだろが!」となるかもしれない。

■阪神
投手
下村海翔
しもむら・かいと
青学大から23年ドラ1だが、この投手もトミー・ジョン手術を受けた。
投手
湯浅京己
ゆあさ・あつき
阪神自慢の救援投手の一人だが、これも読めないでしょう。京を「あつ」と読むのは難しすぎる。

■DeNA
投手
坂口翔颯
さかぐち・かすが
24年國学院大から6位で入った右腕だが、これも読めない。彼も入団前にトミー・ジョン手術を受けた。
■巨人
投手
石田充冴
いしだ・じゅうざ
北星学園大付属時代に第1回Ligaサマーキャンプに参加。その時に話を聞いた。ついこの間のジャパンウィンターリーグでも話を聞いたが、全然雰囲気が違っていて驚いた。
ずっとコンディション不良で育成契約になった。気がかりだ。

外野手(育)
笹原操希
ささはら・みさき
21年育成4位で入った外野手。昨年一軍に昇格したが、今年はまた育成になった。
投手(育)
園田純規
そのだ・あつき
昨年イースタンで8勝0敗、先発としてこれから出てくるかもしれない。
内野手(育)
宇都宮葵星
うつのみや・きさら
独立L愛媛から入団した内野手。まだ一軍には遠そうだ。
■中日
捕手
味谷大誠
みや・たいせい
これも難読だ。なかなか一軍に定着できないが、雰囲気のある捕手ではある。

内野手(育)
中村奈一輝
なかむら・ないき
これは、例のスポーツメーカーからでしょう。かっこいいけど「ないきですか?」と聞き返されそうだ。
■広島
投手
森下暢仁
もりした・まさと
エースではあるけど、これも読めないでしょう。普通に読めば「のぶひと」くらいでしょうか?

■ヤクルト
投手
田口麗斗
たぐち・かずと
巨人時代から、キャンプなどで、気さくで優しい性格に何度も接した。若いうちからベテランみたいな味があった。「かずと」は読めないけど。

捕手
鈴木叶
すずき・きょう
この名前は「かのう」「かの」ではあろう。Wikipediaには
WBC第一回大会で日本代表が優勝した日(現地時間では3月20日)に誕生したことが由来。「WBCで日本の夢が叶った日、自分の夢も叶えてほしい」という願いから名付けられたという
と書かれているが、よくわからん。
そしてヤクルトにも
内野手
田中陽翔
たなか・はると
私が読めないだけの「難読」だ。昨年、高卒1年目で、一軍の試合に出ていた。

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