なんのはなしですか── Paradigm Shift《その139》もし、ぼくが10億年ボタンを設計したら。(ep1)
💴100万円は使えますか?
前回まで、
「10億年ボタン」という思考実験を書いてきた。
でも、ふと思った🤔💭
もし、
ぼくが設計者だったら。
少しだけ、
設定を変えてみたい🤣
ボタンを押す。
すると今度は、
記憶だけではなく、
身体ごと。
本当に、
10億年後の地球へ飛ぶ🚀
気づけば、そこは
西暦1000002026年。
もちろん、
人類がいる保証はない。
地球が今の姿とは限らない。
もしかすると、
太陽は赤色巨星になり、
海は蒸発し、
地球そのものが
存在しないかもしれない。
でも、
ボタンの約束だけは守られる。
あなたの手には、
100万円が握られている💴
「……。」
「これ、使えますか?」
円という通貨は、
残っているのだろうか。
国家という仕組みは。
銀行は。経済は。
そもそも、
「お金」という概念さえ、
存在するのだろうか🧐
考えてみれば、
100万円に価値があるのではない。
2026年という時代が、
100万円に価値を与えているだけだった。
すると、
価値とは、
紙に印刷された数字ではなく、
社会全体の約束事だったことになる。
もし10億年後、
人類が、
物々交換に戻っていたら。
あるいは、
AI同士が信用を交換する
世界になっていたら。
100万円は、
歴史資料として
展示されるだけかもしれない。
「昔の人は、
紙に数字を書いて、
喜んでいたらしい。」
未来の博物館で、
そんな説明をされていたら、
少し笑ってしまう🤣
ぼくたちは、
未来を想像するとき、
技術ばかり考える。
でも、
本当に変わるのは、
価値観なのかもしれない。
だから、
ぼくの10億年ボタンは、
100万円をもらうためのボタンではない。
「価値とは何か。」
それを確かめるためのボタンなんだ。
……なんの100万円ですか💴🔘
《A Drop Remains.💧》
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