物事の下部構造を探すロマン
物理学者のロマン
物理学の世界では、素粒子の標準模型として17種類の基本粒子が知られている。
だが、もし陽子が壊れることを観測できたなら、さらに数を減らせるかもしれない。
大統一理論──SU(5)やSO(10)と呼ばれるモデルは、その夢を掲げている。
世界を構成する要素をできるだけ少なく、美しくまとめたいというのは、物理学者たちのロマンだ。
けれど、この感覚は研究者だけの専売特許ではない。
物理学と縁遠いはずのぼくの日常にも、同じ衝動が潜んでいる。
BLUEの日常
あの人の考え方の「下部構造」を知りたい。
出来事や事件の「背後の原因」を見通したい。
つまり、自分を中心に置く地動説の地球のように、
世界の出来事を紐付けて、可視化したいのだ😤
そして、不思議なことに──
その構造がシンプルであるほど、なぜか心が嬉しくなる。
物理学者が数式に美を見出すように、
ぼくらも日常の複雑さの背後に、
すっきりとしたシンプルな秩序を夢見ているのかもしれない。

《FIN》
