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xxnashimexx
絵本『チリンのすず』と子どもの言葉がわたしに残したもの
昨日の保育中の話。
やなせたかしのチリンのすずという絵本を読みまして。
これ素晴らしいです。
単なるやなせたかしファンというのもありますが。
おすすめ。
さておき、絵本なのでネタバレということもなかろう。
あらすじ。
仔羊のチリンは、狼のウォーにお母さん羊を殺されてしまう。
何を思ったかウォーに弟子入りするチリン。
強くなろうと修行します。
仇のウォーのもとで。
羊でありながら狼のような獣に変貌するチリン。
ウォーとともに牧場を襲撃。
そのどさくさでウォーを殺し復讐を遂げる。
そこからのウォーの最後の言葉と残ったチリンの気持ち。
うん、ラストはこれくらいに控えておこう。
ぜひ読んで。
さて、読み終わって。
これいいやろ、話、わかった?と子どもらに気持ちの押し売り。
で、返ってきた言葉、読み手としてはラストのチリンの気持ちとかのことを言って欲しいわけです。
「なんでお母さん食べたん?」。
そこーっ?!
それはよくあるやつやん。
狼は仔羊も子豚もよく食べてるし。
なんなら懲らしめられてるし。
懲らしめられるのはいつも少しかわいそうだけど。
いや、どうであれ、お腹すいたからでしょ、と微笑ましく笑いながらその場は終えましたが。
後からいやいや、本質はそこかもって。
憎しみの連鎖はなぜに始まってしまうのか。
憎み合う運命なのか。
狼が羊を食べることは当たり前すぎて見過ごしていたけれと、そもそもそこが問題なんだ。
でも、狼は食べないわけにはいかなくて。
なんとも言えない、言葉にできない。
わたしの心の奥でチリンのすずが鳴りました。
