小さな声

保育所で子どもの声って小さいなって感じる場面があって。
わたしの耳が遠くなったのかもという疑問はここでは無視する。
あとわたしは声がでかいのかなんなのか、集まりなんかでみんなの前で話していると騒がしくなりがち。
これ、課題。
落ち着かせるスキルがほしい。

さて、子どもの声。
小さくて聞き取れなくて、エッて聞き返すことが多い。
でもこれ、つまりは落ち着いてお話しているってことかも。
まあ心の理論で、相手の気持ちを察することができるかって理論に照らし合わせて考えると、届く声を出せていないということかもだけど。
でも、届くと思っているんだろうな。
それこそ聞いてくれると信じている。
もしかするとわたしは聞き返しちゃうけど、保護者さんは耳を近づけて聞いてあげているのかも。

「もう一つの声で」というギリガンの書いたケアの倫理の本がある。
抑え込まれてきた女性たちの声を表に出した本。
小さな声で。
誰も耳を傾けてこなかった。
そもそもその声は表に出てこなかった。
やっと小さな声が聞こえ始めた。
耳を傾ける。
そして聞いてくれると信じてもらえる。

小さな声がそこにあって。
聞き取れないかもしれない。
ならば膝を折り近づいて耳を傾ければいい。
聞き返して、何度でも聞き返してわからない言葉は問いかければいい。
自分の声が大きい。
その大きさが小さな声を押しつぶさないように。
できれば小さく話せるように。
落ち着いて声を出せるように。


なんてことを書いている横で大きな声でおしゃべりする我が子たちとの朝である。
騒がしいがこれはこれで良し。
笑顔になるから。

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