17時のシカゴ、父は子犬のような目で決断する (アメリカ旅行記8)
シカゴの17時過ぎ。
日本時間だと朝の7時過ぎ。
昨日家を出たのが正午の少し前なので
起きたのは確か8時ごろだったはず。
実に丸1日、ほとんど寝ていないことになる。
かなり思考力が低下しており、
水を飲むか飲まないかというような
ちょっとした判断も
頑張ってやらないとできない感じになっていた。
そんな状態で
明日の朝7時の便か、10時の便かを
瞬時に選ぶことは不可能でございます。
朝7時の便ということは
空港に遅くても6時には来ないといけない。
自分1人なら5時に起きれば余裕だけど
こどもたちの支度を考えたら4時起きか…
今夜爆睡して、明日4時に起きれるだろうか?
10時の便だと、
クリーブランドには正午ごろ到着予定。
そこからレンタカー借りたりしてたら
予定してたところを回りきれないかもしれない。
いや、こんな状況なので
予定してたところを回り切るのは
どう考えても無理なこと。
それならよく寝てゆっくり行動できる
10時の便か?
とにかく自分では決められず
こどもたちにも聞いてみる。
が、
聞かれたところでこどもたちも判断できない。
そりゃそうだ、
判断するための情報も経験も少な過ぎる。
ゆっくり寝たい。
今の自分に素直になって
10時発の便でお願いした。
「OK」と地上職員のお姉さん。
かちゃかちゃ、かちゃかちゃ。
かちゃかちゃ、かちゃかちゃ。
そうね、4人分の席だからね。
ちょっと時間かかるかもね。
かちゃかちゃ、かちゃかちゃ。
あれ?
今、両てのひらを上に向けたよね?
またため息ついた?
「ごめんね、たった2分前に
どっちの便もいっぱいになっちゃったわ」
ほんまかい!
満席になった時間までわかるシステムなんかい!
ちょっと2分前ってのは怪しいけど、きっと
「私も精一杯頑張ったけど、あなたたちが迷ってたからよ」
って言いたいんだろうな。
こういうトラブルの時も
即断即決が大事ってことね。
またプレッシャーで押しつぶされそうになってきた。
「じゃあ、どうしたらいいの?」
お姉さんを責めるでもなく、
目が迷子の子犬のようになることを意識しながら聞いてみた。
「ばかげてるというのはわかってるんだけど、
選択肢は2つあるわ。
6時初のシャーロット経由でクリーブランドか
7時発のワシントンDC経由でクリーブランドか。
明日は直行便がないの。」
シャーロット?
冷たそうやん。(それ、きっとシャーベットだね)
だけどなんとなく、ちょっと南の方だった気がする。
ワシントンDCって、行きすぎて戻る感じやん。
どっちにしても
なんか無駄に移動して時間かかってしまうやつ。
やれやれと思いながらも
さっきの失敗はもうしたくないのでとにかく即決。
「早く着く方で」
「OK、じゃあシャーロット経由ね」
こうして、予定外の訪問地が加わった。
シャーロット。
ってどこやねん!
それにしても、
7時じゃ早過ぎると思って迷ってたのに、
結局それより早い便に乗ることになるとは…
ボクの睡眠時間はどうなるんだろう。
不安は大きくなるばかりだった。
(つづく)
飛行機は決まった。
だけど、まだまだ決めないといけないことが…
どうやら長くなりそうです。
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