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dongmu
⚪️企画作品|ゲボックナルベン
これは対戦ゲームである。
四人の城主はそれぞれ十三人の下僕を供出する。
下僕には次の通り階級がある。
下僕王、下僕王妃、下僕王子、下僕十段、下僕九段、……下僕二段、下僕初段
このとき既に、下僕には、城主のトーテムと自らの階級とを組合せた、ある種の認識記号が与えられていると考えて良い。
例)鷲の下僕十段、蛇の下僕三段、等々……
供出された下僕はシャッフルされ、四人の城主に再分配される。これを手持ちの下僕と呼ぶ。
各城主は手持ちの下僕に七段の者がいればそれを場に送る。
下僕七段(四人)を一列に並ばせる。
七段の下僕を最も多く場に送った城主がいればその城主が、いなければジャンケンで勝った城主が最初のプレイヤーとなる。
最初のプレイヤーはパスをするか(パスは三回まで)、または場に並んでいる七段の下僕と隣り合う下僕が手持ちの中にあれば、それを一人だけ場に送る(並べる)ことが出来る。
例)鷲の下僕七段の隣りには鷲の下僕八段または六段のみ並べることが可能である。
……
十八世期の中央ヨーロッパで実際このようなゲームが流行の兆しを見せたらしい。だがそれはすぐに廃れてしまったという。
何故か。
理由は諸説あるが、プロイセン国王フリードリヒ2世が「君主は国家第一の下僕」などと言い出したことと決して無関係ではないだろう。
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