AMD Ryzen9 7900&X870&DDR5-6400 EXPO1(XMP3.0)
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Landed on AM5
PC自作歴は約30年…PC歴自体はそれこそ1980年代のPC-8801の時代から…ですが、毎回この瞬間は緊張します。
基幹システム組み替えて、初めて電源入れた時…BIOS画面がちゃああああああああああああああんと立ち上がってくれるかってね。
CPU、MB、RAM総取り換えの場合、初回不良で何か死んでたら、そもそもBIOS画面自体が来ないですからね…実際、先だってはこんな事もありましたしね。
パーツ選択については、下記で語っておきましたが…
上記事で書いた如く、CPUは中国から直輸入していれば(AMD Ryzenは基本的に中国製)、あと2万円は安く済んだのですが、今回はさっさとシステムを変えたかったのと、
やはり、初期不良時に交換手続き諸々面倒なので、2万円は時間的費用と割り切って日本で買いました。
(中国だけでなく米国で買っても日本よりずっと安いので、納得いかねえっちゃいかねえ…物価が安い日本で、何故に世界一物価がお高いステイツ様で買うより高くつくんだか、根本的に何かが狂ってる。ロードバイク業界でも同じような構造がある。物価全般日本より遥かにお高いはずの欧州から、自分で輸入する方が絶対的に安い)
ともあれ、今回もきちんと立ち上がりました…つか、システム組み替え時に初期不良で動かねえ…て記憶はないです、多分。
Memtestも、しっかりノーエラーです。

後からぶっ壊したことはありますが…OCで無茶苦茶な電圧掛けたりして。雷鳥の時代とかは、我ながら無茶苦茶な事やってましたからね、色々と…
初代Ryzen以来ずっと7使いでしたが、初めての9です。やはり、TDP65Wは堅持です。ゲームなんかやらんし.…。ただ、マルチタスクはそれなり負荷かかる事やってるので、12コアは欲しかったなと。

DDR5は、XMP3.0対応の6400を64GBです。これに関しては、もうはっきりと生成AI対策です。特に、ComfyUIのMultiGPUや、共有VRAMを使いに行きやすいFlux1の為ですね。

Fixing to EXPO1(XMP3.0)
ただ…問題はそこそこあって、当初EXPOモード…つまりMax 6400Mhz動作が超絶不安定で、Hunyuan Videoで負荷をかけると、たちまちブルースクリーン...という、すんげえ心臓に悪い挙動をしてくれやがりました…WTF。
何しろ、上記事のようなトラウマがありますので。
ブルースクリーンの後、Memtestをかけてもノーエラーだったので安堵はしましたが、ブルースクリーンそのものが心臓に良くねえ…
GPT-4o先生と共に、腰を据えて設定を詰めていきました。
この15年位、BIOSの設定なんか特に弄ったことないです。
若い頃は、オーバークロックしまくりでBIOSは弄りまくってましたが、若気の至りという奴で…BIOS弄ってバランスを探る…なんざ、本当にいつ以来でしょうか。確実に2010年以降はやってないですね。
…と言う訳で、何かもう十数年ぶりに手動でBIOS弄り回すことになりました.…何とか、安定動作に持ってきました。
CL設定、46-50-50-92-136 (公式の34-44-44-84-128とか無茶苦茶やん。6000がCL42-46-46設定なので、6400でそれより上げてるとか無理すぎる)で安定動作に漕ぎつけました。
Fixing to ECO mode (PPT88W)
Ryzen9 7900は、12コア24スレッド処理をこなしつつTDP65Wという省電力能力が魅力です...が、実は現状Gigabyte-X870-Gaming-WIFI6の最新BIOSを以てしても、初期状態のまま動作させると消費電力がえらいことになります。
下図が初期状態で、CPUに最大負荷をかけた状態ですが…
…いやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいや…ちょっと待てい、PPT Limit 180Wて何じゃそりぁ !?

どこが、省電力CPUだよ…て話で、TDP65Wの筈のRyzen9 7900が実際には7900Xと同等の動作をしてしまっていることになります。 全コアの動作クロックが常時5Ghzを超えてくるので、性能は出てますが…いやいや、そういう問題じゃねえ。
消費電力もさることながら、発熱がやばい領域に突入しちまってますぜ。
…
BIOSで、ECOモードを有効にしてやらないと、TDP65Wでの動作をしないようです。BIOS設定を変えてやると、下図のようにPPT Limitが88Wに制限されて、やっと省電力CPUに相応しい動きをしてくれます。

動作クロック的には、500Mhz程度落ちる感じでしょうか…最大5.5Ghz位出ていたものが最大5Ghz程度に抑えられる感じです。いや、それだけ出りゃ十分ですよ。TDP65Wならば。
尚、BIOSのPBO設定を手動で弄って、PPT Limtiを指定する事も出来ます。下図のように95Wに指定すると、バランス的には良い感じです。最大クロックも5.3Ghz位は出る一方、電力と発熱も一定抑えられています。

On ComfyUI
On Flux1
理論上、従前使用していたDDR4-3200よりも帯域幅は2倍ですから、Flux1で共有VRAMを使いに行った時、ComfyUIでMultiGPUのDistorchを使った時、RAMへのアクセス速度が2倍になっていれば、これは大きいだろうと。
で、早速Flux1で重いMulti ControlNetを使用してみましたが、

専用VRAM12GBを越えた時の速度が確実に速いです。

VRAM消費は、この形ではどうしても12GBを超えてしまうのですが、この状態になった時の速度低下が、確実に緩和されています。

専用VRAMを16GB以上持っているGPUの場合、そもそもこの状態にならないでしょうから、RAMのアクセス速度を体感する状況は少ないかもしれませんが、GPUは変わらずRTX4070 12GBのままなので。
On Hunyuan Video
Hunyuan Videoにおいては元々、MulitiGPUノードによりサンプラー時の専用VRAM使用量は12GB未満を達成していますが、Distorchがモデルをロードする為の所要時間の部分で、確かに速くなっています。
ベースモデルで24GB、Dual Clipで9GBをロードするので、この部分で確実にDDR4時よりも速いのがわかります。

On Topaz Video AI
現在、CUDAを使いまくるオープンソースAI方面では、CPUを変えても大きく生成速度に影響することがなくなり、ほとんどGPUに依存する時代に至っておりますが…
クローズドの有料AI方面では、意外な所で大きな速度向上に繋がりました。Topaz VideoAIです。
300$ですから、決して安いソフトではありません…それだけお高いソフトが2倍以上高速化すると、これは嬉しいですね。
Ryzen7 5700X+DDR4-3200 on AM4環境から2倍速以上、生成速度の向上が見られました。Topaz VideoAIは相当使うので、これは大きいです。

下図を見てもわかる通り、確かにCUDAはCUDAで使っているらしいんですが、GPUよりもCPUに依存する動作をしているのです。
12コア24スレッドをフルで使い切ります。為に、CPUによる速度向上が大きいソフトのようです。RTX3060 12GBからRTX4070 12GBに交換した時には、ここまで速度は向上しませんでしたから。

