映画『アステロイド・シティ』 どの程度ふざけてんのか
『アステロイド・シティ』を観ました。なんだったんだこれ、みたいな感想が浮かぶ。ストーリーはわかりやすい。白黒映像との組み合わせでのギミックも複雑ながらおもしろい。全体として概ねハッピーな気分に溢れるが、これが結局どんな映画だったのかの説明は難しい。
シリアスなのかふざけてんのか、その両方なのかどちらでもないのか。映画としてよくできてるような気はする。確かに楽しめた。自動販売機で土地を売ってるなどと大笑いするところもある。完全に意味不明の宇宙人とかさ。なんだよあいつは。しかし、この映画はどういうことだったんだろう。私は何を観せられたのか。ものすごく妙な後味がする。こういう作品も世にはあるんだわな。ちょっとミニシアター系の空気、百席くらいのとこでひっそり上映されてたら似合うと思う。でも興行収入けっこういったみたいだから普通の劇場でやってたんでしょう。
この変な映画を観られてよかったと思う。あとあとまで印象に残るのはこうやって独自の達成を果たした作品なのよね。他の何にも似てないというのは強い。考えてしまう。その作品について考え込む時間が多いほど引き出せるものも多い。そういう刺激が大事だと思うわ。映画はわりと手軽に刺激を得られるし、総合芸術として情報量も多いし。イメージの宝庫なのよね。
さて次は何を観るか。『完全なるチェックメイト』とかいこうかな。これ原題のほうがずっとよかったよね。『ポーン・サクリファイス』っていうの。チェス好きとしては痺れる題じゃないですか。ボビー・フィッシャーを描いたものらしく、気になってたもんでこないだ買ったのだった。あとはー、しばらくは積んでるものを消化していこうかと。『アラビアのロレンス』『モールス』『スターシップ・トゥルーパーズ』『オブリビオン』『ワイルドバンチ』『プラダを着た悪魔』などなどが控えている。ちょっと挙げただけでもジャンルメチャクチャでしょう。たいていのジャンルは観ますよ。ホラーだけはあまり観ないな。『ミーガン』なんかはおもしろそうと思ったけど。
でも『スター・ウォーズ』をまだ観てないのでどんだけ映画通ぶったって無駄なのだった。トリロジーボックスで四から六と一から三は持ってるんだけどね。いい加減観なくちゃね。
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