見出し画像

第290怪~帝都2daysお憑かれ様デス!


犯行予告

お憑かれ様デス!
本文に逝く前に今後控えている犯行予告を。全く興味ねえな!早くその『帝都2daysお憑かれ様デス!』なる記事を読ませろや!という暴れん坊将軍は目次の欄からぶっとびカードを使ってください。でも読んでくれたら嬉しいな♡(棒読み)


帝都2daysも終わり、7月は犯行予定が無い!
そんなの嫌だーーーーー!ってなお嘆きの共犯者諸君!

先日の単毒公演『その男、怪人に憑き』はなんと配信で今なら観れる!


合計8カメラでの豪華映像!
犯行現場に逝けなかった!って方は勿論のこと、犯行現場で目劇バキュンしたよ!ってな方も再度記憶の答え合わせとしてお怪求めください。手前味噌デスが、めちゃくちゃカッコイイデス!(鼻息荒く)


8月の単毒公演までは配信で観てもらって、8月以降は下記が確定しております。

8月大阪単毒公演
廻る廻るワルツ

チケットはコチラ☟



9月自主興行
青少年のための常人狂育

チケットはコチラ☟
コチラは帝都篇。

大阪篇はコチラ☟


そして、新たに単毒公演が決定しました!!(拍手)

今怪と同じく下北沢Que2Days!
『屋根裏ノメロディ』『その男、怪人に憑き』『廻る廻るワルツ』に続く第4弾……それは『死のプロージット』!

今怪の単毒公演で初めてストロベリーソングオーケストラの事を知ってくれた方、そして共犯者諸君は勿論のこと、未だ鏡町に立ち寄った事ない傍観者はこれを奇にご来場ください。

帝都単毒公演
死のプロージット


そしてそしてまだ奇が早いデスが、もう来年の話。
ストロベリーソングオーケストラ役者囚、そして久々、僕、役者として客演出演する事が決定しました!(大丈夫か?僕、3行以上の台詞覚えられへんぞ!)

PSYCHOSIS
DGURA MAGRA

九州が生んだ幻想怪奇小説家・夢野久作の奇書『ドグラ・マグラ』に参加する事になりました。脚本は月蝕歌劇団の故・高取英さん。劇団は森永理科さん率いる天才集団『PSYCHOSIS』これはかなり貴重な事件!是非皆さんお越しくださいよ!


帝都2daysお憑かれ様デス!


という訳で、帝都2days、無事終了してきましたよ。
今怪は渋滞も無く、超快適にスムーズに道中走れました。

やっぱね、眠くなったりしたら会話も減るやん?
で、今怪の旅のお供はコチラでした。

ミンナ知ってる?若い子はYouTubeでの『令和の虎』やったらもしかしたら知ってるんかなー。

当時、めちゃくちゃ面白い番組やって、僕かなりの頻度で観てたんデスよね。

この上記の『パン パン サラダ パン』の回も神回なんだけど、他にも神回が多数あって、それを皆で観ながら道中の眠気は吹っ飛んでおりました。

まあ、この回も神回。
虎である小林社長の名言がかなり生まれる回。密かに高橋がなり社長の名言もあります。

この回なんかは、もはやAKBやモー娘よりも先駆けのアイデアを持って来られていた志願者の神回。最高に落ち込んだ時、この回を観てみてください。ステップアップ、かならず出来ます。


って、なんの説明や。音楽の話をしろよ。
だから僕はいつまでたってもこのままなんだ……つぎだな。


さて、今怪の帝都公演は両日『下北沢Que』での公演でした。


下北沢Queにて
疫馬車虫佐

前怪のQueはいつだっけかなー。
gibkiy gibkiy gibkiyの皆さんとの2マンLIVEかなー。それとも十四代目トイレの花子さんとTHE DIGITAL CITY JUNKIESの皆さんとの3マンかなー。もう5年くらい前とかになる??

下北沢って、僕、何怪かnoteや過去のブログとかでも書いてきたかと思うけど、ストロベリーでの初の帝都巡業が下北沢だったんデスよね。今は無き、『下北沢屋根裏』って匣。

で、当時って、他府県のライヴハウスに出演する際、推薦っていうか紹介状みたいなものが必要な時代で、この『下北沢屋根裏』も紹介状が必要だったの。

で、当時、ノイズユニットで活動していた僕は、出演していた大阪のライヴハウス『難波ベアーズ』のオーナーである山本精一さんにまだライヴもした事もないストロベリーの紹介状をむりやり書いてもらっての下北沢屋根裏だった訳デスよ。

そこで起こった事件……ってのが、今、Xでも話題になっている楽器破壊。そう、機材破壊デス。

当時、ストロベリーには男性ギターボーカルが居てて、僕は演出と時折叫んではチェーンソーを振り回す役やったんデス。で、問題の機材破壊。今、書いてある字面だけ見てたら、チェーンソー振り回している僕がやったんやなって思うやないデスか?ノンノンノン。

この男性ギターボーカルが、魔さかの1曲目デスよ?1曲目が始まった瞬間、ギブソンのレスポールで思いっきりモニターを叩きつけやがったんデス(最悪!)

うわーーーーー!!!!じゃないデスか。まあ、当時からお芝居やりながらの演出でやっていたので、そのあともやれい親不孝だの、毒電波だの言うて30分の地獄の時間が流れては終わった訳なんデスが…

で、終わったあとの精算にて……まあ予想通り弁償&出入り禁止デスよ、ほんまナニしてくれてんねん!と。まあ、このギターボーカルもその後すぐ脱退する訳デスが、そんな苦い思い出タップリな下北沢にて、ストロベリーが主催興行&単毒公演を鬱!って、なんか感慨深くないデスか?

カラビンカの皆さんとの合同主催で、今怪は大阪と帝都でおこなったんデスが、カラビンカの皆さんとは音楽性や文学性も親和がかなり良く、今後もこの『闇市ラプソディ』が出来たらなーってな話を打ち上げの席で、工藤君とさせてもらいましたよ。東西の文学系ロックバンド、1年に1回ぶつかり合うの良くないデスか?声があれば、また開催したいと思いますヨ。ファッションアングラはお断り、超絶ニッチな世界での闇市がまた開催出来る事を皆さんご期待ください!

あと、単毒公演。
僕、28年ストロベリーやってますが、実は今怪の単毒公演『その男、怪人に憑き』は帝都での単毒公演2怪目なんデスよ!驚きデスよね?前怪の単毒公演が8年前。で、今怪で2度目!うーん、如何に出不精なのかが解る…が!もう歳も歳だし、そもそも動員が見込めない…

と、びくびくしてたんデスが、出る前に負ける事考える馬鹿いるかよ!論で、ええいルイジアナママよ!と一念発起し、8年ぶりの帝都単毒に踏み切ったら……


帝都公演!

めちゃくちゃ沢山の目劇者がご来場じゃないデスか!!!

いやあ、本当に嬉しかったなー。


写真
荒川れいこ
衣装
Na+H


皆で拳ーーー!!!


七音緋朗ーー!!

そう、今怪の公演のタイトルにもなっている『その男、怪人に憑き』デスが、今怪の新曲という事で、初披露させてもらいました。

で、YouTubeでも同日22時より公開しましたよ。
もうみんな観てくれたかなー?絵師のzipperさんに大量の絵を描いてもらい、僕がアニメーション編集した超力作!一日の作業時間が大体5時間くらいやって、丸々1カ月かかりました。本当に沢山の人に観てもらいたい!!

絵師のzipperさんとは後日、この作品を作るにあたりの座談会と称した打ち上げをするので、またそのお話はnoteでさせていただくのでお楽しみにー!原画とかも公開しますよ!僕の編集とかもお見せします。


そんな単毒公演『その男、怪人に憑き』デスが、今怪もやはり11月の演劇公演『拝啓、R先生~廻!-喪ル非ネ奇譚-』への導線となるキリトリ公演となっており、全15曲おこないました。


犯行履歴

まだアーカイヴ影像が販売中なので、ネタバレにはなるのデスが、逆にこんな曲やりましたよ!なので観てね!という事で、ネタバレしてもうた人はスンマセン!ご了承のうえ、アーカイヴをご購入ください。

前日の『闇市ラプソディ』では1曲目がR先生こと江戸川乱歩を演じる叶畫レ夢による『呪胎』だったんデスが、今怪のラストの曲が別世界戦の『呪胎』で、見事『廻!』になっていたの、どれくらい共犯者の方は気づいているかなー。なんならメンバーは誰も気づいてないんちゃうか?

この『拝啓、R先生~廻!-喪ル非ネ奇譚-』は、めちゃくちゃ輪廻します。
故に2019年におこなった演劇公演『拝啓、R先生~或ル匣ノ事件簿』も輪廻しているのデス。まだ未見の方はYouTubeに公開しているのでそちらもご覧ください。

僕が仕掛け隠されたトリックが解るかもしれません。
この脳髄迷宮はまだまだ廻るのデス。それはワルツのように……って、お客さんのようだな。

今怪、毒者特典は単毒公演『その男、怪人に憑き』その脳髄の底に眠る全15曲の歌詞を、一曲ずつ解釈・怪体し、皆様の脳へ直接投与していこうと思います。

覗いているのは果たしてどちら側か。さあ、一曲目の幕を開けましょう。

11月の本公演『拝啓、R先生~廻!-喪ル非ネ奇譚-』の顔合わせも魔モ無ク!!僕の筆はまだまだ止まらない!



『その男、怪人に憑き』怪体新書


1曲目 【屋根裏ノメロディ】


日常という退屈な檻因おりに飼い慣らされ、嘘と偽善の配線ケーブルに塗れた食卓テーブルで『まともな人間』のフリをすることに、我々はとうに反吐を催しているのではないか。

嘘哭きモノクローム、家族あわせに嫌気差し。

今単毒公演『その男、怪人に憑き』に於いてこの楽曲は、叶畫レ夢演じる女流作家・江戸川乱歩が自ら産み落とした『怪人』という名の化け物に取り憑かれ、現実の膜を破って虚構の深淵へと没入していく最初のトリガーだ。

背中あわせの食卓に仕掛けられた嘘と罠の配線を引きちぎり、我々の意識が向かうのは、天井の隙間に隠された『埃まみれの黒い虚空』。
そこから響いてくる不吉な旋律こそが、真実の居場所となる。

さらば、昨日の影消し去って。
もう戻れない時間追いかけて。

現実の安住の地など、筆で切り咲き、燐寸の火で焼き払ってしまえばいい。縋るべき蜘蛛の糸など端から断ち切れているのだ。匣の中にひしめく凡俗な蟻どもを嘲笑いながら、狂気を奏でる闇の自分と手を取り合い、脳髄の底、そう、屋根裏から聞こえてくる『のメロディ』に耳を澄ますのだ。

僕の声殺して、黒い闇へ柱時計に置き換えて。

人間であることを辞め、肉体的な感覚をすべて焼き捨てた時、我々の眼は虚構を構築し監視する怪人たるレンズと化す。屋根裏の鼠と散歩をしながら、この世を逆照射して覗き見るのだ。

これは単なる物語の再現ではない。自分自身の脳を食い破り、脊髄を震わせて言葉を紡ぐ、表現者という名の怪人のそのものの覚醒なのだ。

さようなら、地上の僕よ。
ようこそ、屋根裏の喜劇へ。


2曲目  【二十一世紀狂闘旗手】


屋根裏の隙間から覗き見た世界は、二十一世紀という名の、あまりにも安っぽく、あまりにも平坦なディストピアだ。

屋根裏で日常を焼き捨て、虚構の深淵へと足を踏み入れた我々の前に立ちはだかるのは、記号化され、個性を剥ぎ取られた現代社会の群衆である。

二十一世紀狂闘旗手

この楽曲は、そんな去勢された時代に対して、見世物パンク一座が掲げる血染めの反逆の旗印だ。

右へ倣えの教育、画面の向こうから垂れ流される無菌室の毒電波に脳を融かされた現代人ども。彼らは自らが『檻』の中にいることすら気づかずに、幸福という名の配給を待っている。

そんな腑抜けた時代に、我々は筆を突き立てる。

物語のなかで、乱歩が怪人という圧倒的なの狂気に目覚めていくように、この曲は客席に潜む共犯者たちの眠れる野生、あるいは『異端としての誇り』を激しく呼び覚ます。

時間が進むのをただ恐れ、コチコチと規則正しく時を刻む柱時計の針に急かされるだけの人生に、一体何の価値があるというのか?

我々が振るうのは、綺麗事の指揮棒ではない。時代を狂わせ、常識を闘わせるための『狂闘』の旗だ。

諸君はただの観客ではない。この怪奇的な迷宮を共に疾走し、日常という名の虚像を破壊する共犯者・・・なのだと、この楽曲が激しい律動と共に告げている。

旗を掲げよ。
二十一世紀の、その歪んだ戦場の真ん中で。


3曲目 【終廻に咲く青】


狂乱の旗を掲げた狂闘の先に待つのは、ただの破壊ではない。それは、すべてが終わりへと向かう薄明の刻にだけ姿を現す、絶対的な孤独と美の極致だ。

終廻に咲く青

この楽曲は、2024年におこなった演劇公演『切り咲きジャップ-臨終』の劇中歌でもあり、この作品でも描いていたように今作に於ける劇中の世界観がさらに深い闇、すなわち、影の密葬へと移行する境界線である。

夜伽を騙る不眠症の月、死晩蟲の羽音、そして咽び泣く花に囲まれた隘路。それはまるで、逢魔が時にすれ違った左利きの夜儿よひとの幻影のように、共犯者たちの網膜へ忍び寄る。

我々が日々刻む柱時計の針は、生を刻んでいるのではない。終わりという名の、最も美しい青い影へと向かって進んでいるのだ。

幻燈のなかで微かに息をする、ガラスの皮膚に刻みつけられた記憶。異形の血と共に流し込まれる物語は、天児あまがつが吐き出した夢の残骸のように、脳髄を侵食していく。

物語のなかで、乱歩は凄まじい速さで文字を書き殴り、己の腕をペン先で突き刺す。それは、社会機構の支配構造によって吹き込まれた偽りの言葉を、自らの筆で切り咲き、真実の挿話を捏造するための自傷行為に他ならない。

夕食時のプロレタリアート、無色の少年少女探偵団。
変装の果てに消された指紋と、目隠しをされた人形たち。いわば怪人!

最後の灯りが消えるとき、次なる虚実が産声を上げる。背中を向けた暗室のなかで、蚕児《かいこ》が繭を紡ぐように、我々は絶望の果てに終廻の青い花を咲かせるのだ。

叫ぶ喉すらも、紡ぐ詩すらも無く、ただ静寂のなかに血だけが流れる世界。 その暗闇の深淵で、我々は何を視るだろうか。

ここから先は

10,284字 / 1画像
この【仮分数のヒトビト】では、ストロベリーソングオーケストラや伝説のコント集団・ストロベリーソングオーケストラ野球部、僕が飴彩里沙羅と行っている瀉葬文幻庫に纏わる秘話、そして毎回何かしらのレアな付録が憑いてきます。 共犯者の方は生ビールを一杯呑んだつもりで定期購毒、毒者と成り果ててください。(月に4~5怪の更新になります)

お憑かれ様デス! このマガジンでは関西アンダーグラウンドシーンで活動する、見世物パンク一座・ストロベリーソングオーケストラの座長である【…

お憑かれ様デス!やってて良かったnote! アナタのお気持ち(サポート)宜しくお願いします! いただいたお気持ちは今後の執筆活動・創作活動にドバっと注いで逝きます!!褒めたら伸びる子なんデス(当社比)