final TONALITE vs Technics AZ100、40代ITサラリーマンが選んだのはこっちだった
こんにちは。九州在住のフルリモート勤務のITサラリーマンです!
今回はわりと長めに悩んだ比較購入の話を書こうと思います。
final TONALITEとTechnics AZ100、どちらもこの価格帯のワイヤレスイヤホン市場では話題作。ガジェット好きとしてはどちらか片方だけ選ぶのは正直しんどかった。
でも最終的にはちゃんと選びました。その経緯と、数ヶ月使ってわかったこと、率直に書いていきます。
どっちを買うか迷い始めたきっかけ
きっかけは同僚との何気ない会話だった。
フルリモートなのでSlackやZoomで仕事をしてるんだけど、あるとき音楽好きの同僚(20代後半、東京勤務)がビデオ通話の雑談中に「 AZ100ってやつ、音すごいらしいですよ」と言ってきた。Technicsといえば往年のターンテーブルのイメージが強いけど、最近のワイヤレスイヤホンにも本気で力を入れてるのは知っていた。
で、それからしばらくしてオーディオ系のフォーラムを眺めていたら今度はfinal TONALITEの話題が目に入った。finalはもともとイヤホンの音作りには定評があるメーカーで、私自身も以前別のモデルを使っていた経験があったから、気になるのは自然な流れ。
問題は両方ともいいこと書いてある、ということ。
「どっちが自分に合うのかよくわからん」という状態で迷い始め、結局どちらも購入して比べてみることにしました。これができるのも、過去に売却した事業収益を投資と趣味ガジェットに少し回しているから。たいしてお金持ちではないけど、こういうときに検証できる余力があると助かる。不要になったほうはメルカリで値が高いうちに手放す、という出口戦略も最初から決めていた。
各要素の正直な比較
品質・完成度
final TONALITE:8点 / Technics AZ100:9点
finalのイヤホンはハウジング部分の仕上げが毎回丁寧だと思う。TONALITEも例にもれず、プラスチックなのに安っぽさをまったく感じさせないテクスチャーで、手に取った瞬間の「あ、これちゃんと作ってある」という感触がある。イヤーピースの素材感も含めて、final品質は信頼できる。
一方の AZ100。これはTechnicsがかなり本気を出してきた感じで、金属部分の剛性感と精度が段違い。充電ケースを開閉するときのカチッとした音と、蓋が閉まるときのわずかな重さ。この触感だけで「いいもの買ったな」という気分になれる。プロダクトとしての完成度という意味では、AZ100が一枚上手だと感じた。
デザイン・見た目
final TONALITE:9点 / Technics AZ100:8点
ここはTONALITEに軍配を上げたい。
finalのデザインは独特で、「いかにも完全ワイヤレスです」という主張をしない、どこかアクセサリー的な佇まいがある。カラーバリエーションもポップすぎず落ち着きすぎず、40代でも普通に選べる。娘たちに見せたら「これかわいい」と言われた。あ、うちの子は全員女の子なので、そういう審美眼はまあ信用してる(笑)
AZ100のデザインはシンプルで品があるんだけど、パッと見のインパクトがTONALITEよりやや地味。つけていても誰かに気づいてもらえるかというと……まあ、オーディオに興味ない人には伝わらないかなあ。デザインで選ぶならTONALITEが楽しいと思う。
使いやすさ
final TONALITE:7点 / Technics AZ100:9点
これは差がついた。
AZ100はTechnicsのアプリとの連携が完成度高くて、EQの細かな調整やノイズキャンセリングの強度変更が直感的にできる。装着検知の精度も高くて、耳から外すと自動で止まる動作がほぼストレスゼロ。
対してTONALITEは、アプリの完成度はAZ100よりもうちょっとだけ粗い印象。タッチ操作のカスタマイズ自由度は悪くないんだけど、誤タッチがたまに発生する。耳に合うイヤーピースを探す手間も、finalの独特な形状ゆえに少しかかった。慣れれば問題ないけど、最初の1〜2週間は「あれ?」という場面がいくつかあった。
価格的なお得感
final TONALITE:8点 / Technics AZ100:7点
執筆時点での価格で言うと、TONALITEのほうがAZ100より安い(変動あり)。この価格差で「あの音質と質感が手に入るなら」という感覚は確かにある。コスパという観点ではTONALITEに分がある。
(追記:本日時点ではTONALITEの方が安い!)
AZ100は高いなりの理由があるとは思うんだけど、正直に言うと「その価格差が明確な体験差に結びついているか」というと……音質面では十分感じるけど、それ以外の部分では「このお金をどう評価するか」は人によって分かれると思う。
家族の反応
final TONALITE:9点 / Technics AZ100:6点
これはもう一目瞭然で(笑)。
妻に見せたときの反応が全然違った。TONALITEは「かわいいやん、これ」と即言われた。で、三女(小学生)にケースを持たせたらそのままリビングを歩き回られた。あぶない。
AZ100は同じシチュエーションで見せたら「ふーん」という反応。Technicsというブランドを知らない家族に、この渋さは刺さらない。まあ家族の反応で音響機器を選ぶのもおかしい話ではあるんだけど、「自宅で堂々と使える空気感」みたいなのはTONALITEのほうが断然高かった。
実家に帰ったときに親父に見せたら「Technicsか、懐かしいな」と言われてAZ100のほうが話のきっかけになったのは面白かった。世代によって反応が逆転する。
リピート意向
final TONALITE:8点 / Technics AZ100:9点
「もしどちらか壊れたとしてもう一度買うか?」という問い。
AZ100は「たぶん買う」。音の解像度と使いやすさのバランスが自分の使用スタイル(リモートワーク中のBGM、リスニング、ときどき通話)にハマっていて、代替品を探す気になれない。
TONALITEも嫌いじゃないんだけど、「次は別のfinalモデルを試したいかも」という気持ちがある。それはTONALITEが悪いわけじゃなくて、finalというブランド自体に選択肢が多いせいでもある。
所有満足度
final TONALITE:8点 / Technics AZ100:9点
毎日使って数ヶ月。今も手放したくないのはどちらか、と考えると…… AZ100なんだよなあ。
リモート会議が終わってふと音楽をかけたとき、Technicsの音場の広さと解像度の高さにあらためて気づく瞬間がある。90年代のハウスやロックを聴くのが好きなんだけど、あの時代の音楽がリアルに鳴る感じ。「まるで当時好きだったCDをちゃんとしたシステムで聴き直している」みたいな感覚、これはAZ100でないとなかなか出ない。
実際に使って気づいた惜しい点・後悔ポイント
final TONALITEの惜しい点
正直に言う。タッチセンサーの感度がやや敏感すぎる。イヤホンをつけ直そうとして触れると誤操作が起きることが何度かあった。あと、イヤーピースの形状がfinal独自のものなので、合わない人には合わない。私は最終的に純正のMサイズに落ち着いたけど、着け心地が安定するまで少し時間がかかった。
じゃあ誰にならおすすめできるか? 見た目重視・コスパ重視で「なるべく良い音を出費を抑えて楽しみたい」という人。アプリの細かい設定にそれほど依存しない人にとっては、このくらいの使いやすさで十分という見方もできる。
Technics AZ100の惜しい点
価格。これに尽きる。執筆時点でTONALITEとの差を考えると、その差額分の体験差を「音質だけ」で埋めることになるので、音にシビアでない人には少し割高に感じるかもしれない。あと、デザインの地味さはやはり人を選ぶ。
じゃあ誰にならおすすめできるか? 「音の解像度と使い勝手の両方で妥協したくない」という人。リモートワーカーで1日何時間もイヤホンをつけている人にとっては、この快適さと音質の組み合わせは十分元が取れると思う。
結論:結局どっちを選ぶべきか?
デザイン重視・コスパ重視 → final TONALITE
見た目がきれい。価格帯の割に音は十分で、家族ウケも良い。「雰囲気込みで楽しみたい」派に。
(追記:本日時点ではTONALITEの方が安い!)
音質と操作性の両立を求める → Technics AZ100
毎日ヘビーに使う人、音楽への解像度を求める人、リモートワーク中に長時間装着する人。満足度が高くなるのはこちら。
私個人の選択は……AZ100でした。毎日のリモートワークのお供として、もうないと困るレベルになってしまっている。TONALITEはメルカリに出す予定だったんだけど、妻に「私が使う」と言われて今も家に残っている(笑)。出口戦略としては予定外の着地だったけど、まあそれも悪くない。
使ってみて正直に言うと
AZ100は「毎日使って初めてわかる良さ」があるイヤホンだと思う。
最初は価格に対して少し身構えていたけど、数ヶ月経った今も飽きていないし、むしろ愛着が増している。TONALITEも決して悪いイヤホンではなくて、finalというブランドの誠実な仕事ぶりは随所に感じた。どちらもちゃんと作られた製品だということは前提として伝えたい。ただ「どちらか一方だけ持つなら」という問いには、やっぱりAZ100と答える。
リモートワーカーで音楽が好きで、毎日の仕事と音楽のどちらにも妥協したくない人にとって、これ以上ないパートナーになると思う。参考になれば幸いです。
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