禁断症状 〜ある男の独白〜
私はある禁断症状に悩まされています
麻薬?
いや、そんな怖い話じゃない
酒?タバコ?
そんなものはすぐにやめられたよ…
私が悩まされている禁断症状…
それは…
生まれてから一度もインフルエンザにかかったことがない ということを語りたくなる症状だ‼
#なんのはなしですか ? って思ったあなた…
あなたは間違っていない
正解だ 自信を持つがいい
私は、子供の頃からインフルエンザにかかったことがない
私以外の家族全員がインフルエンザにかかり、自分も高熱がでるというケースは今まで何度もあった
生まれ育った家族、独立して自分が築いた家族…
何度も何度もあった
しかし…どんな時も私の検査結果は陰性だった
毎年、インフルエンザが流行する季節になると、会社、友人、趣味の仲間等、私が属するコミュニティの誰かしらがインフルエンザにかかる
その時にインフルエンザの話題になる
大概の会話の流れとして、岩男さんは大丈夫ですか?
という質問が飛んでくる
すると、私は
いやー私は大丈夫なんです
生まれてから一度もインフルエンザにかかったことないんですよ
今までも家族全員がインフルエンザにかかって、私も高熱出たときあったんですが、何度検査しても陰性だったんですよ
と答える
相手は
へえーすごいんですね
と、言って会話は終わる
それだけだ なんの生産性もない なんの面白味もない
しかし、しかしだ‼
なぜかその瞬間、私の脳汁はビシャビシャに溢れ出る
なぜだか自分でもわからない…わからないんだ…
人より、インフルエンザに対する免疫が強い…
ただそれだけのことだ
今まで、インフルエンザにかかったことないです
へえーすごいんですね
というラリーが地獄のようにつまらないことも自覚している
自分の免疫力がちょっと強いことを自慢したいなど、愚の骨頂、バカ丸出しだ
そんなことはわかっている
しかし、しかしだ‼
わかっていながら私の脳汁はビシャビシャに溢れるのだ‼
地獄のラリーが終わり、ビシャビシャに脳汁が溢れ出おわったあと、賢者タイムがはじまる
なぜ、あんなにつまらないことを言ったのだろう
あれを言われても相手は
へえーすごいんですね
としか言いようがないじゃないか…
もう2度とあんなことは言わない、言わないぞ…いつもそう思う 毎年そう思う…
_____
会社の飲み会でとなりのテーブルの会話が聞こえる
ああ、インフルエンザの話だ…
いかん…
抑えろ…
死ぬほどつまらない話だ…
もう2度と言わないと心に決めたんだ…
手が震える…
ダメだ…言っちゃダメだ…言っちゃダメだ…言っちゃダメだ、…言っちゃダメだ…言っちゃダメだ…言っちゃダメだ…言っちゃダメだ…言っちゃダメだ…言っちゃダメだ…言っちゃダメだ…
…
……
………
……………実は私、生まれてから一度もインフルエンザにかかったことないんですよ‼
イワァンゲリオン、発進‼
私に還りなさい 記憶をたどり 優しさと夢の水源へ もいちど星にひかれ 生まれるために 魂のインフルラン
となりのテーブルからわざわざカットインしてまでインフルエンザにかかったことがないことを自慢して脳汁を出す…
自分で言うのもナンだが、もはや狂ってる…
インフルエンザにかかったことがない ことを聞いてくれる売人 という人がいたら私は際限なくお金を貢いでしまうかもしれない…
…
……インフルエンザにかかったことがないことを聞いてくれる売人 ってなに?
なんのはなしですか?
イワァンゲリオン、活動限界に達しましたので、失敬します🌊🌊🌊
※岩男はエヴァンゲリオンを読んだことがありません
全部、パチンコ エヴァンゲリオンからの知識なのでいろいろ間違っていても責任はとりません
