【2026年版】noteで何を書けば売れるのか?需要・課金意欲・競合から「狙い目ジャンル」を独自調査(独断と偏見含む)〜休職中のワイがnoteの収益で生活できるまで〜
※この記事は、独自に調査・分析したものです。(独断と偏見あり)
できる限り正確な情報を確認したうえでまとめていますが、カテゴリーの評価や順位、今後の伸びしろなどについては、筆者自身の考察や主観も含まれています。そのため、多少の偏りや個人的な見方が入っている部分もあります。
また、市場規模や売上、各種数値についても、集計時期や調査方法、情報更新のタイミングなどによって多少のズレが生じる可能性があります。
「このジャンルを書けば必ず売れる」「この方法なら確実に収益化できる」というものではありません。
あくまで、これからnoteで有料記事を書いていくうえでの、一つの市場調査・参考資料として読んでいただければと思います。
noteで有料記事を書こうと思ったとき、最初に悩むのが、
「何を書けば売れるんだろう?」
という問題だと思う。
自分の好きなことを書く。
自分が経験したことを書く。
それはもちろん大切だ。
ただ、「自分が書きたいもの」と「他人がお金を払って読みたいもの」は、必ずしも同じではない。
せっかく時間をかけて有料記事を書くのであれば、
「今、何に関心が集まっているのか」
「その中で、実際にお金が動いているのは何なのか」
「競争が激しすぎないのはどこなのか」
「これから半年、1年先も需要がありそうなのは何なのか」
ここまで調べてから書いたほうがいい。
そこで今回は、noteが公開している有料記事の販売データを中心に、検索トレンド、現在の社会動向なども確認しながら、2026年現在、noteで有料記事として収益化しやすいテーマは何なのかを調べてみた。
「世間の関心が高いもの」と「売れるもの」は違う
最初に、今回調べていて一番重要だと思ったことを書いておきたい。
それは、
「世間から注目されているテーマ」と「有料記事として売れるテーマ」は別物
ということだ。
2025年のGoogle検索急上昇ランキングを見ると、上位には芸能人、政治家、スポーツ、大型ゲーム、テレビ局など、その年に大きなニュースになった人物や出来事が並んでいる。
当然、こういったテーマにはものすごい数の人が関心を持っている。
しかし、
「芸能ニュースを詳しく知りたい」
と思った人が、わざわざnoteの記事に1,000円を払うだろうか。
無料のニュースサイト、SNS、YouTubeを見れば大量の情報が出てくる。
つまり、
関心が大きい=課金されやすい
ではない。
有料記事に必要なのは、単なる「興味」よりも、
困っている。
知りたい。
失敗したくない。
時間を節約したい。
収入を増やしたい。
自分でもできるようになりたい。
こういった欲求だ。
そして、noteの実際の販売データを見ると、この傾向がかなりはっきり出ていた。
noteでは有料記事そのものが伸びている
note株式会社は2026年1月、note上で売買された約30万件の有料記事などを分析した結果を公開している。
2025年11月の有料記事売上は前年同月比で26.8%増。
有料記事から収益を得たクリエイターの数も42.0%増となっている。
さらに、年間売上トップ1000に入るクリエイターの平均年間売上は約1,515万円だった。もちろんこれは上位層の数字なので、「noteを書けば誰でもそれだけ稼げる」という意味ではない。
ただ、少なくとも「個人が文章や知識を販売する市場」として、noteの有料コンテンツ市場そのものは拡大している。
そして、ここからが面白い。
実際に売上が急増しているジャンル
noteが有料記事につけられたハッシュタグを14カテゴリーに分類し、2024年と2025年の同期間を比較したところ、売上成長率上位は以下だった。
1位 テクノロジー・AI活用 +268.6%
2位 SNS・コンテンツ運用 +258.7%
3位 複業・在宅ワーク実践 +179.0%
4位 デザイン・動画制作 +155.4%
5位 育児・教育 +137.3%
さらに個別ハッシュタグでは、
「#Threads」+3287%
「#YouTube収益化」+2416%
「#資産形成」+1896%
という非常に大きな伸びが確認されている。
ただし、ここには注意が必要だ。
これは「売上金額が一番大きいジャンル」のランキングではなく、前年からどれだけ成長したかを示したランキングである。
また、1つの記事に複数のハッシュタグがつくため、カテゴリー間で記事が重複して集計される場合もあるとnote自身が説明している。
だから、
「AIが268%だから、とにかくAIについて書けばいい」
という単純な話ではない。
むしろ今回の記事で知りたかったのは、その先だ。
今から個人が参入するとしたら、どこを狙えばいいのか。
そこでここからは、
・市場の伸び
・読者の課金意欲
・競合の強さ
・半年〜1年先の需要
・個人が一次情報を出しやすいか
・継続して記事を書けるか
まで含めて評価していく。
なお、以下の順位と点数についてはnote公式のランキングではない。
公開されているデータをもとに、**「2026年7月現在、個人が有料記事を書くならどこが狙いやすいか」**という視点から自分なりに評価したものである。
結論。2026年に有料noteで狙いたいジャンル
今回の調査結果から、個人的に順位をつけるならこうなる。
1位 AI・テクノロジー活用
総合評価:94点
2位 SNS・コンテンツ運用
総合評価:91点
3位 副業・在宅ワーク
総合評価:89点
4位 金融・資産形成
総合評価:86点
5位 デザイン・動画制作
総合評価:84点
6位 育児・教育
総合評価:82点
7位 キャリア・転職
総合評価:80点
8位 ビジネス・専門職ノウハウ
総合評価:79点
ただし、このランキングには重要な落とし穴がある。
1位のジャンルを書くことが、一番売れやすいという意味ではない。
たとえばAIは需要がものすごく増えている。
その一方で、書く人も猛烈に増えている。
「ChatGPTとは何か」
「生成AIを使ってみた」
「おすすめAIツール10選」
この程度の記事であれば、無料情報で十分だ。
今から有料記事として勝負するなら、
大きな市場の中に、小さな専門市場を作る。
これがかなり重要になる。
以下、具体的に見ていく。
1位 AI・テクノロジー活用
なぜ1位なのか
noteの有料記事で最も売上成長率が高かったカテゴリーが「テクノロジー・AI活用」で、前年比+268.6%だった。
しかもこれは一時的な流行だけとは考えにくい。
Googleは2025年、日本語版のAIモードを検索サービスに導入しており、検索そのものにも生成AIが組み込まれ始めている。
つまり今後は、
「AIについて知りたい」
ではなく、
「AIを自分の仕事や生活でどう使えばいいのか」
という需要がさらに強くなる可能性が高い。
ここに有料記事の余地がある。
ただし、競争はかなり激しい
AIの記事を書く人は非常に多い。
だから、
「ChatGPTの便利な使い方」
だけでは弱い。
狙うなら、
AI × 職業
AI × 作業
AI × 年代
AI × 具体的な悩み
まで絞る。
たとえば、
「医療職がChatGPTを使うときに気をつけたいこと」
「40代から始める生成AI。専門用語なしで仕事に使う方法」
「会議録をAIでまとめるまでの実際の手順」
「画像生成AIで同じキャラクターを崩さず作るために試したこと」
「AI動画を100本作って分かった、失敗しやすい指示の共通点」
このような記事だ。
特に強いのは、実際に自分が試した結果が入る記事だと思う。
AIに聞けば出てくる情報をAIでまとめただけの記事に、お金を払う理由はあまりない。
しかし、
「50回試して、失敗した42回も含めて比較した」
となれば話は変わる。
読者が買うのは知識だけではなく、他人が先に払ってくれた時間と失敗の記録でもあるからだ。
想定価格
初心者向け実践記事:980〜1,480円
具体的な手順・プロンプト付き:1,480〜1,980円
テンプレート・作例・比較検証付き:1,980〜2,980円
狙い目
「AI」という巨大ジャンルを狙うのではなく、
AI × 自分が実際に詳しいもの
を狙う。
これが最も参入しやすい。
2位 SNS・コンテンツ運用
これはかなり強い。
note上では「SNS・コンテンツ運用」の売上成長率が前年比+258.7%。
さらに「#Threads」が+3287%、「#YouTube収益化」が+2416%と大きく伸びた。
SNS系が有料記事と相性がいい理由は明確だ。
読者の目的が、
「知識を得たい」
で終わらず、
「フォロワーを増やしたい」
「再生数を伸ばしたい」
「収益化したい」
「集客したい」
と、成果に直結しているからだ。
成果に金銭的価値があるほど、有料情報にもお金を払いやすくなる。
ただし「SNSで稼ぐ方法」は飽和気味
ここも非常に競争が激しい。
そこで重要になるのが実績の具体性。
たとえば、
「Threads攻略法」
より、
「フォロワー0人から30日間Threadsを毎日投稿した結果。伸びた投稿と伸びなかった投稿を全部比較」
のほうが強い。
「YouTube収益化の方法」
より、
「ショート動画50本を投稿して分かった、再生1000回以下と1万回以上の違い」
のほうが、有料にする理由がある。
成功談だけではなく、
何をやったら失敗したか
も価値になる。
想定価格
体験・検証型:980〜1,480円
運用方法・分析付き:1,480〜1,980円
テンプレート・投稿例・データ付き:1,980〜2,980円
3位 副業・在宅ワーク
副業・在宅ワークの売上成長率は+179.0%。
厚生労働省の資料でも、副業・兼業に関する調査や制度整備が続いており、副業は一部の特殊な働き方ではなくなってきている。2024年の大規模調査では、回答者約18万9千人のうち6.0%が仕事を2つ以上していた。
副業ジャンルの強さは、
読者が「収入」という分かりやすいリターンを期待していること
にある。
1,500円の記事を買って、月5,000円でも収入が増える可能性を感じれば、「元が取れる」と考えやすい。
これは有料記事にとって非常に強い。
ただし「誰でも月10万円」は危険
このジャンルは競争が激しく、誇張された情報も非常に多い。
だから逆に、
現実的な一次情報
には価値がある。
たとえば、
「副業を始めて最初の1円を稼ぐまでにやったこと」
「会社員が土日だけでできた副業と、続かなかった副業」
「副業を10種類試して、実際に利益が出たもの」
「月1万円を目標にした現実的な副業記録」
「AIを使った副業を1か月試した収支を全部公開」
こういう記事だ。
派手さより、
再現できそう
と思わせるほうが有料記事には向いている。
想定価格
体験談中心:780〜1,280円
具体的手順・収支公開:1,280〜1,980円
テンプレート・営業方法・仕事獲得手順込み:1,980〜2,980円
4位 金融・資産形成
今回かなり気になったのがここだ。
カテゴリー全体では急上昇TOP5に入っていないものの、「#資産形成」の売上成長率は+1896%だった。
さらにNISA市場そのものが大きい。
金融庁によると、2025年6月末時点でNISA口座は約2696万口座、累計買付額は約63兆円まで拡大していた。
つまり資産形成は、一部の投資好きだけの話ではなくなっている。
有料記事との相性はかなりいい
お金の話は、
「損したくない」
という非常に強い悩みと結びついている。
ただし、ここには問題もある。
金融について書く以上、根拠のない銘柄推奨や「絶対儲かる」といった表現は避けるべきだ。
むしろ個人が書くなら、
「何を買えば儲かるか」
より、
自分がどう考え、どう仕組みを作ったか
のほうが書きやすい。
たとえば、
「NISAを始める前に自分が分からなかったこと全部」
「40代から資産形成を始めて見直した固定費」
「投資初心者だった自分が最初に勘違いしていた5つのこと」
「毎月3万円を積み立てるために家計をどう変えたか」
こうした体験+実用記事だ。
想定価格
初心者向け体験・整理:780〜1,280円
制度・家計・実体験を体系化:1,280〜1,980円
ただし、この分野は情報の正確性が特に重要なので、一次資料の確認は必須だと思う。
5位 デザイン・動画制作
売上成長率+155.4%。
ここはAIとの組み合わせによって、今後も伸びる余地があると思う。
以前なら、
Photoshop
Illustrator
Premiere Pro
などのソフト操作が中心だった。
現在はそこに、
画像生成AI
動画生成AI
Canva
AI編集
ショート動画
などが加わっている。
特に有料化しやすいのは、
完成作品ではなく「作り方」
だ。
たとえば、
「AI画像を作ってみた」
ではなく、
「同じキャラクターの顔を崩さず30枚作るためにやったこと」
「AI動画で勝手にズームされる問題をどう抑えたか」
「画像から動画を作る際にキャラクターが変形しないためのプロンプト設計」
「失敗例20本から分かったAI動画の指示方法」
など。
こういう非常に細かい問題は、一般的な解説サイトには意外と載っていない。
ここに個人の経験が刺さる。
想定価格
基本手順:980〜1,480円
具体例・失敗例・プロンプト付き:1,480〜2,480円
テンプレート集・作例大量掲載:2,480円以上も検討可能
6位 育児・教育
有料記事の売上成長率は+137.3%。
さらにメンバーシップでは「育児」が前年比+393%で急上昇カテゴリー1位だった。
しかも育児カテゴリーのメンバーシップ売上トップ10のうち7人が、1年以内に新規参入したクリエイターだったという。
これはかなり興味深い。
AIやSNSと違って、育児は流行ではない。
毎年、新しく親になる人がいる。
毎年、受験する子どもがいる。
毎年、
夜泣き
離乳食
保育園
不登校
受験
発達
習い事
などに悩む人が出てくる。
つまり需要が循環している。
このジャンルでは「経験」が非常に強い
資格がなくても、
「自分の家庭ではこうだった」
という一次情報を出せる。
ただし、育児や健康に関する内容は個人差が大きいので、「これが正解」と断定するのではなく、体験談として整理するほうが安全だ。
有料化しやすいテーマ
「保育園入園前に本当に買ってよかったもの、不要だったもの」
「受験までの1年間で実際にかかった費用」
「不登校になった最初の1か月、親としてやったこと」
「子どものスマホルールを家庭でどう決めたか」
「習い事を5種類経験して分かった費用と向き不向き」
想定価格
体験談:500〜980円
詳細データ・方法・資料込み:980〜1,480円
専門性が高いもの:1,480〜1,980円
7位 キャリア・転職
転職は昔から強いテーマだ。
理由は単純で、
人生への影響が大きいから。
転職先を間違えれば、年収だけでなく生活そのものが変わる。
そのため、
職務経歴書
面接
退職
異業種転職
資格
キャリアチェンジ
などの情報には課金する理由がある。
note公式も、有料記事向けテーマとして就活・転職などの「合格体験記」を例に挙げている。
ただし、
「転職する方法」
では広すぎる。
強いのは、
具体的な条件を持った人の実体験
だ。
「40代で転職活動した記録」
「未経験から○○職を目指して受けた会社と結果」
「転職サイト5社を実際に使って比較」
「退職を決めてから最終出勤日までにやったこと」
など。
想定価格
体験談:780〜1,280円
応募書類・面接内容・実データ込み:1,280〜1,980円
専門職の転職ノウハウ:1,480〜2,480円
8位 ビジネス・専門職ノウハウ
個人的には、ここをかなり高く評価している。
理由は、
競争相手を減らしやすいから。
「仕事術」というテーマでは競争が激しい。
しかし、
「病院の新人教育」
「介護職の記録」
「営業職の見積書」
「製造業の新人が最初に覚えること」
「個人美容師の予約管理」
「地方公務員の○○」
のように職種まで限定すると、一気に競争相手が減る。
note編集部自身も、有料記事では狭い分野やニッチな分野ほど、本やネット上に情報が少ないため希少価値が生まれやすいとしている。
これはかなり重要だと思う。
実は「人気ジャンル1位」を狙う必要はない
ここまでランキングを書いたが、今回調べた中で、自分が最も重要だと思った結論は別にある。
それは、
売れるジャンルを探すより、「売れる切り口」を探したほうがいい
ということだ。
たとえばAI。
「AI活用」
では競争相手が何万人もいる。
しかし、
40代会社員 × AI × Excel業務
なら競争相手は減る。
さらに、
40代の事務職が、毎日30分かかっていたExcel作業を生成AIで10分にした具体的方法
まで絞れば、記事の価値が一気に分かりやすくなる。
副業も同じ。
「副業で稼ぐ方法」
ではなく、
医療職 × 副業
地方在住 × 在宅副業
40代 × 初めての副業
パソコン初心者 × 月1万円
と絞る。
資産形成なら、
独身40代 × NISA
子育て家庭 × 月3万円積立
など。
つまり、
大きな需要
×
明確な読者
×
具体的な悩み
×
自分の実体験
この4つを組み合わせる。
これが2026年のnoteではかなり重要だと思う。
有料記事で特に価値が出やすい4種類
調査していて、有料化しやすい記事には大きく4種類あると感じた。
1.時間を買ってもらう記事
読者が何時間も検索しなければならない情報を、一つに整理する。
比較
一覧
手順
料金
メリット・デメリット
など。
読者は情報そのものというより、
調べる時間を短縮するために金を払う。
今回の記事も、まさにこのタイプだ。
2.失敗を回避してもらう記事
「これを買ったら失敗した」
「この方法では伸びなかった」
「この設定をするとキャラクターが崩れた」
「この副業は時給換算すると割に合わなかった」
成功談より、場合によってはこちらのほうが価値がある。
読者は数千円の記事を買うことで、数万円、数十時間の損失を回避できるかもしれない。
3.結果までの過程を見せる記事
「○○できました」
だけでは弱い。
その結果に至るまでの、
1日目
1週間目
1か月目
を見せる。
何をしたか。
何が失敗したか。
途中で何を変えたか。
結果はどうなったか。
こうした情報はAIにも検索エンジンにも作れない。
本人しか持っていないデータ
だからだ。
4.すぐ使えるものを渡す記事
テンプレート。
チェックリスト。
プロンプト。
記入例。
文章例。
設定値。
比較表。
これらがあると、一気に有料感が出る。
「勉強になりました」
で終わる記事より、
「このまま使える」
記事のほうが金銭的価値を感じやすい。
有料記事は長ければいいわけではなかった
これは自分も少し意外だった。
noteが売れている有料記事を分析したところ、有料部分の文字数と売上との相関係数は、
実用ノウハウ系 -0.023
読み物系 0.011
で、どちらもほぼゼロだった。
つまり、
1万文字だから1,000円の価値がある
という考え方ではない。
5000文字でも、その5000文字で問題を解決できれば価値がある。
逆に2万文字あっても、ネット上にある一般論を並べただけなら高い。
ここは有料記事を書くうえで、かなり重要だと思う。
売れている実用記事の価格は思っていたより高い
noteが各分類の売上上位20%の記事を分析したところ、平均価格は、
実用ノウハウ系 1,842円
読み物系 983円
だった。
実用ノウハウ系は読み物系のおよそ1.9倍である。
有料記事を始めると、
「500円でも高いと思われないかな」
と考えがちだ。
しかし実際には、役に立つ記事に対しては1,000円を超える価格でも購入されている。
大切なのは、
値段を下げることではなく、その価格を払う理由を作ること。
だと思う。
この記事についても、単純に「人気ジャンルTOP5」を書くだけなら、正直500円の価値すらないと思う。
note公式の発表を読めば分かるからだ。
有料にするなら、
「では自分はどこに参入するのか」
「誰向けに書くのか」
「どんなタイトルにするのか」
「いくらにするのか」
まで持っていく必要がある。
無料部分をケチらないほうがいい
これもデータがある。
note編集部が、ビジネス・ITカテゴリーでよく購入されている有料記事100件を調査したところ、無料部分には、
読者への共感・問いかけ
書き手自身の変化や経験
記事を読むことで得られるメリット
の3要素が多く見られた。
さらに実用ノウハウ系の記事は、読み物系より無料部分が長い傾向があり、有料部分に入る前に「この記事で何が得られるのか」をしっかり説明している。
つまり、
一番いい情報を全部隠して「続きは有料です」
という売り方だけが正解ではない。
むしろ、
「この人はちゃんと調べている」
「この先にはもっと具体的な情報がある」
と無料部分で信用してもらう。
そのほうが自然だと思う。
タイトルにも売れやすい型がある
note編集部が、特によく購入されている有料記事500件を調査したところ、タイトルには、
具体性
読者にとってのメリット
トレンド性
という共通点が見られた。
これは今回のランキングにもそのまま使える。
たとえば、
「生成AIについて考えたこと」
ではなく、
「40代からChatGPTを仕事で使う。1か月試して本当に使えた機能7選」
「副業を始めました」
ではなく、
「副業初心者が最初の1万円を稼ぐまでにやったこと、やめたこと」
「NISAについて」
ではなく、
「投資未経験の40代がNISAを始めるまでに分からなかったこと全部」
こうする。
誰向けなのか。
何が分かるのか。
どんな結果があるのか。
タイトルを見ただけで分かる記事のほうが強い。
逆に、有料化が難しいテーマ
ここも書いておきたい。
1.ニュースの要約だけ
無料情報との差が出ない。
2.AIが簡単に答えられる一般論
「ChatGPTとは?」
「NISAとは?」
「副業とは?」
このレベルは今後さらに有料化が難しくなると思う。
3.日記をそのまま有料にする
すでにファンがいる人なら成立する。
しかし知らない人の日記を、お金を払って読む理由を作るのは難しい。
ただし、
「日記+データ」
「日記+特殊な経験」
「日記+問題解決」
になれば話は変わる。
4.広すぎる自己啓発
「人生を幸せにする方法」
より、
「○○で悩んでいた自分が、実際に3か月続けたこと」
のほうが強い。
では、今から1本目を書くなら何を書くか
今回の調査結果を踏まえて、自分が今から有料noteを始めるとする。
いきなり、
「AIで稼ぐ完全攻略」
のような巨大テーマには行かない。
まず自分が持っている経験を書き出す。
仕事。
趣味。
失敗。
買い物。
資格。
人間関係。
SNS。
AI。
投資。
ゲーム。
旅行。
病気や生活経験なども含め、自分が実際に経験してきたこと。
そして、
その経験を欲しがる人がいるか
を考える。
たとえばAIを使って動画を作っているなら、
「AI動画の作り方」
では広すぎる。
そこで、
「画像からAI動画を作るとキャラクターの顔が変わる。実際に試して分かった崩れにくい指示方法」
まで絞る。
これはかなり有料記事向きだと思う。
なぜなら、同じ問題で困っている人は、
「まさにそれを知りたかった」
となるからだ。
自分なら今後6〜12か月、特に注目する3つ
最後に、今回の調査を踏まえて、今後半年から1年を考えたときに特に注目するジャンルを3つに絞る。
第1候補 AI × 特定分野
AI単体ではなく、
AI × 医療
AI × 教育
AI × 動画
AI × 営業
AI × 副業
AI × note
AI × 高齢者
AI × 40代
と組み合わせる。
AIそのものは競争が激しいが、「特定の人がどう使うか」はまだ大量に残っている。
第2候補 個人の実験・検証
これはジャンルではないが、今後かなり重要になると思う。
AIが一般的な情報を一瞬でまとめられる時代になるほど、
実際にやった人の結果
の価値が上がる。
100回試した。
30日続けた。
10商品買った。
5社比較した。
1年間記録した。
こうした記事だ。
note自身も、AI時代だからこそ量ではなく「その人にしか語れない経験やノウハウ」に価値がつくと分析している。
第3候補 ニッチな専門知識
市場は小さくても競争相手が少ない。
そして、その情報を必要としている人にとっては非常に価値が高い。
10万人に100円で売ろうとするより、
100人が本気で困っていることを1,500円で解決する。
個人のnoteでは、その考え方のほうが現実的ではないかと思う。
まとめ
今回調べる前は、自分も、
「世間で一番関心を持たれているテーマを探せば、有料記事も売れやすいのでは?」
と考えていた。
しかし調べてみると、少し違った。
世間全体の関心だけを見るなら、芸能、ニュース、スポーツ、政治など非常に大きなテーマがある。
しかしnoteで実際に売上が大きく伸びていたのは、
AI活用。
SNS運用。
副業。
動画制作。
育児・教育。
資産形成。
つまり、
読んだあとに、読者の生活・仕事・収入・問題解決につながるテーマ
だった。
さらに、売れている実用ノウハウ系の記事は平均1,842円。
文字数と売上にはほぼ相関がない。
ここから考えると、
有料記事で重要なのは、
「何文字書いたか」でも、
「どれだけ流行しているか」でもない。
読者が、
「この情報なら、自分で調べる時間や失敗を減らせる」
と思えるかどうかだと思う。
そして今後、AIによって無料の一般情報がさらに増えていく。
その中で個人が売れるものは、
自分で経験したこと。
自分で試したこと。
自分で失敗したこと。
自分で集めたデータ。
そこから導き出した具体的な方法。
こういった情報になっていくのではないか。
結論として、自分がこれから有料noteを書くなら、
「人気ジャンルを探して書く」のではなく、人気のある市場の中から、自分にしか書けない小さなテーマを探す。
まずはそこから始める。
今回の調査では、それが一番現実的な戦略だと感じた。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
今回かなり時間をかけて調べてみましたが、noteで収益化するために「これさえ書けば必ず売れる」という絶対的な正解は、おそらくありません。
それでも、何となく記事を書くのと、
「今、どんな分野に需要があるのか」
「どんな情報なら、お金を払ってでも読みたいと思ってもらえるのか」
「自分の経験を、どんな切り口で記事にすれば価値になるのか」
こうしたことを一度考えてから書くのとでは、結果も少しずつ変わってくるのではないかと思います。
この記事を読んでくださった方が、これからnoteで収益化を目指していくための基礎知識として、少しでも役立てていただけたなら幸いです。
自分自身も今回調べて終わりではなく、この結果を参考にしながら、実際に有料記事を書き、試していこうと思います。
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