第1文型 「自己完結」の世界
〜働きかけが自分の中で完結する文型〜
第1文型(SV)は、主語だけで意味が完結する最も基本的な文型です。英語では、「誰か」や「何か」に働きかけなくても、伝えたいことはたくさんあります。
例えば、
・存在する
・起こる
・動く
・変わる
といった出来事です。
これらは、主語の出来事だけで意味が成り立ちます。
例えば、
I get up early.
(私は早く起きます。)
この文では、「私」が起きるだけで話は終わっています。誰かに何かをしたわけではありません。
また、
The sun rises in the east.
(太陽は東から昇ります。)
Many people came to the party.
(多くの人がパーティーに来ました。)
An accident happened yesterday.
(昨日、事故が起こりました。)
これらもすべて、第1文型です。
共通しているのは、主語自身の出来事だけを伝えていることです。
つまり、第1文型は、「主語だけで完結する文型」なのです。図で表すと、とてもシンプルです。
S → V
主語の動作・存在・変化が、そのまま述べられています。目的語(O)は必要ありません。
第1文型では、主に次のような内容を表します。
① 存在する
The book is on the desk.
(その本は机の上にあります。)
Many species exist in this forest.
(多くの生物がこの森に生息しています。)
② 起こる・発生する
An accident happened yesterday.
(昨日、事故が起こりました。)
Something strange occurred.
(奇妙なことが起こりました。)
③ 動く・移動する
The train arrived on time.
(電車は時間どおりに到着しました。)
The bird flew away.
(鳥は飛び去りました。)
④ 変化する
The flower bloomed.
(花が咲いた。)
My son grew quickly.
(息子はすくすく成長しました。)
このように、第1文型は、主語自身の存在や変化、出来事を描く文型です。
▪️ポイント
第1文型には目的語がありません。つまり、主語の働きかけは、自分自身の中で完結しています。そのため、第1文型は、「自己完結型の文型」と考えると理解しやすくなります。この「自己完結」という考え方が、第3文型との大きな違いになります。
第3文型では、主語の働きかけは目的語へ向かいます。まずは、この違いをしっかり意識しましょう。
