見出し画像

日本語能力試験(JLPT)だけじゃない:日本語能力を測る試験一覧

【日本語教育関係者の方へ】


昨日こちらにも書きましたが
2026年、国内の日本語能力試験(JLPT)の
受験条件が厳格化されました。

それによって
門戸を閉ざされた日本語学習者のために
他の日本語の試験を調べてみました。

今までは
日本語能力試験(JLPT)に集中していました。
(日本語試験としては最大で
2025年12月の応募者数は約105万人)

でも、いっそのこと
読む・聴く能力しか測れないJLPTより
他の実用的な日本語の試験に
注目するチャンスかもしれません。

選択肢の一つとして
ご参考になれば幸いです。


*** *** *** *** *** *** ***

JLPT以外の代表的な日本語試験



+++++++++++++++++++++++++++

目的別


1. 実用・日常・特定技能向け(総合的な能力)

JLPTと似た形式ですが、よりコミュニケーション能力や実際の生活力を重視した試験です。

  • JFT-Basic(国際交流基金日本語基礎テスト)

    • 特徴: 特定技能ビザの申請に利用可能。生活場面での「コミュニケーション」を重視。

    • レベル: JLPT N4程度。

    • メリット: 年間回数が多く、試験後すぐ結果がわかる(コンピューター試験)。

  • J.TEST(実用日本語検定)

    • 特徴: 聴解(聞き取り)の比率が高い(50%)。ビジネスや生活シーンの難易度が高く、総合的な日本語力(実用)を評価。

    • レベル: A-Dレベル(上位)とE-Fレベル(下位)の2種類。N1超のレベル判定も可能。

  • 日本語NAT-TEST

    • 特徴: JLPTと構成(言語知識・読解・聴解)が似ており、対策がしやすい。

    • レベル: 1級(N1相当)〜5級(N5相当)の5段階。

    • メリット: 毎月実施されている。


2. ビジネス特化型(就職・社内教育)

日本のビジネスシーンで必要な敬語、報告・連絡・相談、商談などの能力を測る試験です。


3. アカデミック向け(留学・進学)

日本の大学や専門学校への入学試験に利用される試験です。

  • EJU(日本留学試験)

    • 特徴: 日本の大学(特に国立)などで最も重視される。日本語だけでなく、理系・文系の学力テストもある。


4. まとめ:選び方の目安

  • 就労・特定技能ビザ取得: JFT-Basic、NAT-TEST

  • ビジネス・企業採用: BJT、J.TEST

  • 実力試し: J.TEST、NAT-TEST

  • 大学進学: EJU


JLPTは「知識」に強いのに対し
J.TESTやBJTは「実践(使えるか)」に強いと言えます。


++++++++++++++++++++++++++++++


NotebookLMによるまとめ


インフォグラフィック(MotebookLM)


目的別ガイド



PDF(NotebookLM)



+++++++++++++++++++++++++++


こちらのまとめサイトも、わかりやすいです。


++++++++++++++++++++++++++++++

その他の試験:参考

文化庁:日本語能力評価・試験等一覧

(令和2年12月~令和3年1月調査)

文化庁:日本語能力評価・試験等一覧より


詳細を知りたい方は、こちらをご参照ください。

文化庁:日本語能力評価・試験等一覧https://www.bunka.go.jp/seisaku/kokugo_nihongo/kyoiku/hyoka_shiken/


+++++++++++++++++++++++++++


調べてみて、お恥ずかしながら
こんなに日本語の試験があるのは知りませんでした。


現状、JLPTを採用基準にしている企業や
学校などが多いのが事実です。

でも、その基準が
本当に必要な人材や入学してほしい学生と
合っていないことに気づいたところから
徐々に変わっていくと思います。


*** *** *** *** *** *** ***

🌈表紙はAdobeで自作

note-646

いいなと思ったら応援しよう!

🍀人を喜ばせてお役に立ちたい💞ひろ 応援ありがとうございます。<(_ _)> いただいたサポートは、恩送りの活動に役立てたいと思います。💞

この記事が参加している募集