日本語ペラペラ外国人からみた日本語の難しさ・5選
【レビュー・まとめ】
MrFuji from Japan×matt vs japan コラボ動画を見ました。
アメリカ人のMattさんは
日本語が上手な外国人として有名なyoutuberです。
そんなMattさんが日本語の難しい点を話しています。
一般的に言われているようなことより
さらに掘り下げているので、とても興味深いです。
日本語の難しさ:5選
1)単語のアクセントと文のイントネーションが変わる
・単語だけなら同じアクセントでも、
「~です。/~ます。」をつけると、イントネーションが変わる
例)
花、鼻、 は同じだけど
花です。/鼻です。は違う
買う、飼う
買っています。/飼っています。は違うけど
買います。/飼います。は同じ
~声に出してみると違うのがわかります。
・単語が2つ繋がっているものは
アクセントが変わるときと変わらない時がある
例)
携帯、電話と携帯電話・・・変わる
外出、禁止と外出禁止・・・変わらない
・アクセントで意味が変わる言葉
例)
ワンチャン(ワンチャンス):わんチャン(犬)
クラブ(部活動):クラブ(社交の場所)
パンツ(ズボン):パンツ(下着)
~日本語を外国語として学んだからこそ
違いに気づくんですね。
Mattさんの分析力、すごいです。
2)地名と人名
例)難読クイズ
これ読めますか?
占冠
☟
☟
☟
☟
☟
☟
☟
しむかっぷ
(北海道にあるアイヌ語由来の地名)
~これは日本人でもわからないことがありますね。
山崎さんも、「さき」なのか「ざき」なのかは
本人に確かめないとわかりませんね。
3)ほぼ同じ意味の単語が多すぎる
例)女性、女子、女の子、女、女の人、婦人、淑女・・・
→使い分けのニュアンスが難しい
例)いる、ある
基本的な使い分けは
「生き物」は「いる」で、「物」は「ある」
人は「いる」、死体は「ある」
魚は「いる」、焼き魚は「ある」
でも幽霊は?
ロボットは?
生きていないのに「いる」と言うのはなぜ?
・日本語と英語では意味が違う
例)
ジュース:日本ではコーラもジュース類だけど、英語ではソーダという。
英語では果汁をジュースという。
ダイエット:日本ではやせようとすること。
英語では特定の食生活をすること。
(必ずしも痩せる目的ではない)
4)オノマトペ(擬音語・擬態語)が多すぎる
外国人はフィーリングを音で表されてもピンと来ない
痛み(ズキズキ、ピリピリ、ガンガン、チクチク、シクシク・・・)
日本人にとっては簡単なことが、外国人にとっては難しい
~確かに感覚的なことを習得するのは大変ですね。
「やさしい日本語」でも、オノマトペは使いません。
5)日本語脳になるのが難しい
例)
日本育ちの日本人は「わからない」と言うことを
アメリカ育ちの日本人は「知らない」と言う
たとえば、何か聞いたときの返事で
「わからない」と「知らない」とでは
受け取る感じが違う
「わからない」の方が普通だし、やわらかいけれど
「しらない」と言われると突き放されて冷たい感じがする
英語では
「Do you understand?」は上から目線になるという
~特に英語との比較は、とても興味深く拝見しました。
ネイティブじゃないとわからない微妙なニュアンスを
習得するのは難しいですね。
母語話者は無意識に使い分けているため
一般の日本人は説明できません。
だからMattさんは
「日本人なら、このシチュエーションでどう言う?」と聞くそうです。
そうやって、日本人の感覚を少しずつ、つかんでいるらしいのですが
あんなにペラペラでも
日本語脳を追求しているMattさんに敬服しました。
これは英語学習者にも言えることです。
「この日本語を英語で何と言う?」よりも
「アメリカ人なら、このシチュエーションでどう言う?」と聞いた方が
実際のコミュニケーションで使える英語が学べると
Mattさんが言っていて、なるほどと思いました。
外国語を翻訳で学ぼうとしても
その言葉の感覚的なニュアンスまではつかめないし
中級の壁もやぶれないと思います。
日本語教師としても
とても興味深く、勉強になりました。
☟動画を見たい方はこちらをどうぞ
コングラボードをいただきました。
読んでスキをくださったみなさま、ありがとうございます。


🌈Special Thanks to chigu さん
(表紙イラスト・クリエイター)
note-436
いいなと思ったら応援しよう!
応援ありがとうございます。<(_ _)>
いただいたサポートは、恩送りの活動に役立てたいと思います。💞