京都・蹴上俳句会【俳句】
7月26日、京都での「蹴上俳句会」に初めて参加しました。
蹴上インクライン近くにある「京都国際交流会館」ロビーにて、男性3人、女性2人でのこぢんまりとした句会です。
もともとは時忘舎(大正3年創業の旧竹中精麦所を改装した会員制カフェ) に集っていた方々が始められた句会の由、初回から長男が参加していたご縁で、私も仲間に入れていただきました。
実は俳句会に出るのは約6年ぶり。
まずは無記名で印刷された41句から心惹かれるものを選んでゆくのですが、ずっと一人で句を作ることだけをしていたため、他の方の句を読めることが嬉しくて、「あれもこれも」と、たくさん選びたくなってしまいました。
そして、講評が始まってからも、参加者それぞれの句を大切に扱い、敬意を払ってくださるような温かい雰囲気がとてもありがたかったです。
ただ、
「感じたことを丁寧な言葉で話す、ということを、私は長い間ずっと疎かにしていたな」
と、痛感。
もっとお聞きしたいことがあったのに、上手く言葉にできなかったことが悔やまれます。

春にはところどころに桜のトンネルが現れます。
ちなみに、私の投句はこの5句でした。
「青墨の空に掠れて梅雨の月」
「万緑や孤島背負ひて亀泳ぐ」
「靴ひもを結んだ先のかたつむり」
「びりびりと素手に掴める蝉のこゑ」
「大夕焼分断のなき世を願ふ」
俳句は短歌とはまったくの別物で、違った切り口で物事をとらえなくてはならず、たった一つの言葉が全体に作用する力が大きいです。
私にとっては心が動く「勢い」が必要となり、どうしても自然物の写生に偏りがちとなってしまいます。
「蹴上俳句会」では人との関係を詠んだ句や旅先での体験句も多く出されていたので、私ももう少し題材の幅を広げてみたいと思いました。
次の句会は秋。 少しでも納得のゆく句ができれば嬉しいです。

俳句会の後は、ゆっくりと出町柳まで戻ってから長男と晩ごはん。
次男と合流し、下鴨神社近くの「旧三井家下鴨別邸」夜の特別公開へと足を運びました。

蚊取り線香の煙たなびく縁側で庭園を眺めながら冷たい飲み物をいただき、まったりと京都の夜をすごしました。

