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我が家のイチオシは廊下です

今の家に引っ越してきて約十四年、町外れの昭和後期に建てられた中古住宅だということは何度か書いている。

初めて家の内見をした時にその年輪を感じさせるようにあちこち古びていたり、足を踏み抜いて抜けそうな床などそのまま暮らすにはちょっと厳しいものがあった。

そこで家を購入後にリフォームをすることにした。

何件かの内装業者に見積もりを出して貰ったが、長年空き家だった家は思った以上に痛んでおり結構費用がかかることが分かった。

う~ん、困ったなと思っていると義弟が自分の家を建てる時にお世話になった工務店を紹介してくれた。

直接その業者に家に来てもらって見積もりを出して貰うと他のお店よりかなり勉強してくれた価格を提示された。

中古住宅とはいえ初めて一軒家を購入したのでどこをどう直すのかを妻と一緒になって毎日頭から煙が出そうになるくらい検討した。

そしてかなり悩んで業者は義弟の知人の工務店にお願いした。

最初の打ち合わせから施工に入るまで何度も図面を引いて貰って、ああでも無いこうでもないと工務店の社長と話した。

一番お金がかかるのが水回りで、トイレがくみ取り式だったので妻がそれだけは絶対に水洗に変えてもらうと主張していて私も異論は無かった。

台所もシンクがかなり手狭で使い勝手が悪そうだったのでシステムキッチンにした。

お風呂も古式ゆかしいバランス釜だったのでユニットバスに交換。

すべて生活の質に直結するところばかりなので妥協をせずに出せる予算のうちから最良の物を選んだ。

部屋の間取りは基本的にそのままで傷んでいたフローリングと畳の交換という最低限の工事で済ませた。

何度も打ち合わせを重ねて契約をしてから本格な施工が始まってからは休日にリフォームの進捗具合を見に行くのが楽しみだった。

そうやって殆どすべての箇所を直したのだが予算不足で廊下だけは手つかずでそのままにしておいた。

内装工事が進んでいく間にアパートの解約や引っ越しの準備などとにかくバタバタと忙しい時間を過ごした。

そして待ちに待った引き渡しの日を迎えた。

基本的にはこちらの要望通りの仕上がりだったが、他が綺麗になった分手を加えなかった廊下の古さが気になった。

ちょこちょこと夫婦で貯めた貯金の大半をはたいてしまったので廊下は気になったらやろうという話で落ち着いた。

晴れて念願の一戸建てを手に入れてしばらくは快適な生活を堪能していたのだが、十年も暮らしていると廊下の傷みがひどくなってきた。

歩くと床がきしんで今にも底が抜けそうになっていたのが数年前。

だましだまし過ごしていたが、つい先日もう我慢できない!と妻が床を直そうと提案してきた。

私も同じ事を思っていたので施工してくれた内装業者に連絡を取ろうとしたが、不景気の影響か会社を畳んでいた。

さて、困ったと再び業者探しからやりなおし。

今はインターネット上に業者の比較サイトが充実しているので、選択肢は豊富だった。

その中から四社に見積もり依頼を出した。

現場を見に来ないまま見積書をメールしてきた業者ははじめから論外。

他の三社の営業担当と職人さんに立ち会ってもらって傷み具合をチェックしてもらった。

そして一番丁寧で料金も予算内の内装業者に施工を頼んだのがつい先日。

作業は一日で終わるというのでお任せにして出かけた。

夕方になって帰宅するとギシギシに傷んでいて廊下は見違えるようにピッカピカになっていた。

それまでの抜き足差し足で移動していた頃に比べたら格段に快適になった。

営業担当の人と職人さんにお礼を言って後から帰ってきた妻が感激する姿を見てもっと早めにやっておけば良かったなと思った。

一度廊下が綺麗になると汚したくないという思いからマメに掃除をするようになった。

どうせなら最初のリフォームの時にケチらずに直しておけば今回の修繕費よりかなり安くすんだかなというセコイ考えが頭をよぎったがまあそれは過ぎた話である。

今回施工してくれた内装業者さんは営業の方も愛想があっていい人だった。

今後暮らしていく上で再び不具合が出たらここにお願いしようと思わせるのに十分な内容だった。

そんな快適廊下ライフを満喫している私の昨日の晩ご飯がこちら。

一昨日作ったショウガスープが結構残っていたのでそれをベースにカレーを拵える。

豚肉の細切れ肉をニンニクを入れた油で炒めてショウガスープと一緒に鍋に入れて水を足して火をつける。

沸騰してきたらアクを取りつつ、鶏ガラスープの素を加える。

ある程度煮込んだら火を止めて我が家の定番栗原はるみさんのカレーパウダーを入れて弱火で加熱。

副菜は冷凍の鶏の竜田揚げを解凍してノンフライヤーでカラッと仕上げる。

野菜も欲しかったので春キャベツをたっぷり刻んで、塩昆布とかんたん酢、マヨネーズで和えた塩こんぶコールスローを作る。

冷凍ご飯をチンしてカレーをたっぷりかけたら出来上がり。

妻を呼んで頂きます。

昨日は休肝日。

まずは鶏の竜田揚げから、エアフライヤー効果で余分な脂がキレていてカリッ、サクッとした香ばしさとジュワッとジューシーな歯ごたえでなかなかイケる。

次にカレーを食べる。

ショウガスープが味のベースになっていて深みがある。

ちょっとスパイシーな香りの良さが食欲を刺激してくる。

野菜がくったりと煮込まれているので非常に食べやすい。

栗原はるみさんのカレーパウダーはもう手放せない。

妻も今日のカレーは何だかとってもおいしいと満足そうにパクリパクとスプーンを動かしていた。

塩昆布のコールスローもシャキシャキと甘い春キャベツの良さが存分に引き出されておりついつい箸が進む。

カレーの日はどうしてもお代わりがしたくなるが、糖質を制限するために一皿でご馳走様。

後片付けをして日付が変わる前にお休みなさい。

家のリフォーム、やるときは思い切って一気にやる方が良いですね。

長年小さなストレスだった廊下が快適空間に変わっただけで生活の質がグッと上がりました。
お金は少々かかりましたが後悔は無いです。

次は畳の張り替えかなぁ。

一カ所に気になり出すと他が気になるのは人情という物ですよね。




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