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この本が最強だと思います。
知りたい事のほとんどを理解できると思う。
C言語を学ぼうとする全ての人にお奨めします
本著の原書Advanced Programming in the UNIX Environmentの初版が発行されたのは1992年、その日本語版が発行されたのは1994年6月10日。そのころ私は初めてUNIX上での開発の仕事をして途方にくれていました。いくつかの本は入手したものの(同時にC言語の本も入手した)それらは概念的なものや、実務には使えないサンプルばかりでした。そのころに書店でたまたま出会ったこの本は、当時の私にはわからないかったUNIXの考え方を、余すところなく丹念に記述したもので、理解に時間はかかりましたがたいへん役立ちました。そして、その後数年間は、この本を支えとしてプログラマを続けることができました。さすがに20年前の本ですので、今となっては記述も古い部分がありますが、コアの部分は今でも十分に通用すると思います。日本語版は新装版になりましたが、内容は初版のままですので、アップトゥデートな内容が欲しい方は原著2版Advanced Programming in the UNIX Environment: Paperback Edition (2nd Edition) (Addison-Wesley Professional Computing Series)をオススメします。
著者のW.Richard Stevensは1999年9月にこの世を去られました。(2版はStephen A. Ragoにより更新されています)感謝とともに謹んでご冥福をお祈りいたします。
[2013-09-28 追記]
原著は第3版Advanced Programming in the UNIX Environment (3rd Edition) (Addison-Wesley Professional Computing Series)がでました。日本語版もそろそろ追随してほしいと思う今日この頃です。
[2014-06-28 追記]
まさかの日本語版が原著第3版をベースとして出版されました! 詳解UNIXプログラミング 第3版
自分がこの本を最初に読んだのはC言語をちょっとかじってshellとかsystem callとか
kernelとかuserlandとかの単語の意味が漠然とではあるが分かってきた頃です。つまり
UNIXを使い出して間もない,ど素人のころです。当時はさっぱり分からず100行読んで
理解できるのは5行以下でした。しかし所々理解できたその断片がやがて繋がり理解度が
連鎖的,加速度的に上昇していきます。
この本を読んですらすら頭に入る人はすでにUNIXを使いこなしている中上級以上の
人だけだと思いますが,逆に自分を早く中上級以上に高めるためにたとえ今は難し
すぎると感じてもあえて初学者にこそ強く薦めます。結局漠然とコンピュータを
使っているだけでは何年たっても同じ使い方しかできません。もしUNIXを一生使う
つもりならば無理してでも本書にチャレンジしてください。
ちなみにスティーブンスの本は本著以外にも多くありますがいずれも名著として名高い
ものばかりです。
自分はプログラマー歴は長いほうであるが、UNIXの仕組みについて再勉強したいと思い、この本を
買いました。
ソースコードは全てCで書かれています。
普段何気なく使っているシステムコール関数、ライブラリー関数について一通り理解していると思って
いても、この本で再認識されられるような事項がたくさんあります。
特に、Cを始めた頃から使っているお馴染みの printf関数と、fork関数の相互作用には驚きます。
printf関数はライブラリー関数で、デフォルトではバッファリングします。fork関数と組み合わせて
使っていて、かつ標準出力への出力をファイルへリダイレクトすると、リダイレクトしない時と動作
(出力結果)が変わってしまいます。そのため、(あまりないと思うが)printf関数による出力結果に依存
するような処理を記述していると、意図せぬ結果となってしまいます。
setjmp/longjmp関数の具体的な使い方についても、やっと分かりました。ただ、スタック上のデータが
どうなるか分からないので、注意が必要です。
データベースライブラリーの章も良かったです。Sendmailをインストール時にデータベースのフォーマット
でbtreeとhashがあり、その時はよく分からなかったが、この本でやっと理解できました。
かなり分厚いので持ち歩くには不便で、通勤電車の中で立って読むには苦労します。
しかし、内容的には間違いなく星5つで、UNIXプログラマーとしてのスキルアップを狙うには、まさに
最適です。
ベテランのプログラマーの人でも、是非読んでおきたい一冊です。
『UNIXネットワークプログラミング』や『詳解TCP/IP』などの著者の
リチャード スティーブンスによる著書です。
実際にサンプルコードをいじったり、演習問題に取り組みながら習得
していくのが好きな方は、この本を選ぶのは非常に良いと思います。