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空海コレクション 4 秘密曼荼羅十住心論 下 (ちくま学芸文庫 ク 10-4)
- 本の長さ595ページ
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日2013/11/6
- 寸法10.7 x 2.3 x 14.8 cm
- ISBN-104480095527
- ISBN-13978-4480095527
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登録情報
- 出版社 : 筑摩書房
- 発売日 : 2013/11/6
- 言語 : 日本語
- 本の長さ : 595ページ
- ISBN-10 : 4480095527
- ISBN-13 : 978-4480095527
- 商品の重量 : 1 g
- 寸法 : 10.7 x 2.3 x 14.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 120,428位 (本の売れ筋ランキングを見る)
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著者について

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カスタマーレビュー
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日本からのトップレビュー
- 星5つ中5つ
です満足
2025年10月31日に日本でレビュー済み早々と手に入れられて満足しております。
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まあまあよかった
2023年12月22日に日本でレビュー済みまあまあよかった
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他の様々な本の情報へもリンクして有る。
2021年5月29日に日本でレビュー済み読み易く、内容も手応えが有り、難解で、
他の空海さんの著書、秘蔵宝やく、のタイトルに魅かれて
それを読誦し、解かり難かったので、色々読んでから
またこの本を買った。今度こそ色々知ってるし会得してから
読破しに来たので、為に成った。こんな事は初心者には解かり難い。
後は吽字義を残して有るので読書三昧してから愉しみに読みたいと思う。
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空海の十住心論を押さえるための基本書としては良書
2017年2月15日に日本でレビュー済み空海の十住心論を押さえるための基本書としては良書であると思います。空海コレクションシリーズは真言密教学の論文を書くにはなくてはならない必読の書です。
7人のユーザーが役に立ったと感じていますフィードバックを送信中...フィードバックを送信中...参考になったフィードバックをお寄せいただきありがとうございます。申し訳ありませんが、投票の記録に失敗しました。 もう一度お試しくださいありがとうございます。数日中に調査いたします。申し訳ありません。このレビューを報告できませんでした。 もう一度お試しください - 星5つ中5つ
何回も読んでいます
2017年11月20日に日本でレビュー済み十住心論を含め大乗仏教など素晴らしい著書です。毎年一度は、読み直しています。
上下巻 数回読んでいますが 難しい けど感動的 ( *'艸`)
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本書の巻第六「他縁大乗心」の五「究竟位」に引用された『華厳経』は、カッバーラを説く
2022年4月16日に日本でレビュー済み私は、2019年に、『十巻章』と『秘密曼荼羅十住心論』と『理趣経』の原漢文と対比しやすい新しい読下文を独創し、『大日経・住心品』と『金剛頂経・初会』も読んだ上で、<空海の教法の真義>を完成した。昔から、空海が『十住心論』の第九に華厳経を置いた従来の説明に合点できなかったが、今回、その理由を解明することができた。大正大蔵データベースで調べると、『祕密漫荼羅十住心論』の巻第六「他縁大乗心」の五「究竟位」に驚くべき引用があったのである。
該当部分を原漢文に沿った読下文で抜粋・引用する。
*****(引用開始)
佛子、此の大菩薩と、并びに其の眷屬との華座に坐する時に、所有の光明と及び言音を以て、普く皆な十方世界に充滿す。一切世界、咸(み)な悉く震動して惡趣休息し、國土嚴淨なり。同行の菩薩、來集せざること靡(な)し。佛子、此の菩薩、華座に坐する時に、兩足の下於(よ)り光を放ちて、普く十方の諸々の大地獄を照らす。兩の膝輪より光を放ちて、普く十方の諸々の畜生趣を照らす。齊(ほぞ)の中於(よ)り光を放ちて、普く十方の閻羅王界を照らす。左右の脇於(よ)り光を放ちて、普く十方人趣を照らして皆な衆苦を滅す。兩手の中於(よ)り光を放ちて、普く十方一切の諸天と阿修羅を照らす。兩肩上於(よ)り光を放ちて、普く十方一切の聲聞を照らす。其項背於(よ)り光を放ちて、普く十方の辟支佛の身を照らす。其の面門於(よ)り光を放ちて、普く十方の初始發心乃至(ないし)九地の諸々の菩薩を照らす。兩の眉間於(よ)り光を放ちて、普く十方の受職〔仏の位を継ぐ灌頂を受けた位〕の菩薩を照らす。其の頂上於(よ)り百萬阿僧祇の三千大千世界の微塵數の光明を放ちて、普く十方一切世界の諸佛如來の道場衆會を照らし、諸々の摩尼を雨降らして以って供養を爲す。復た十方を繞(めぐ)ること十匝(そう)を經(へ)已(おわ)りて、諸々の如來の足下從(より)而も入る。
爾(そ)の時に諸佛、其の世界の中の其の菩薩摩訶薩、受職の位に到れりと知りたまえり。眉間從(よ)り清淨の光明を出だしたもうを増益一切智神通と名づく。普く盡虚空遍法界を照らし已りて、而も此の菩薩の會上に來至して、周匝し右に繞(めぐ)りて莊嚴を示現し已りて、大菩薩の頂上從り而も入る。
*****(引用終了)
この文章を読んだ瞬間に、これはカッバーラの「生命の樹」の説明であると、直ぐに分かった。
上記読下文の主要部分を項目別に整理すると、次のようになる。ただし、空海は『華厳経』の漢訳を適切な要約や省略により簡潔な文章に変更して引用している。
――――――――――――――――――――――――――――――――――
両足下〔両足の下〕⇒ 大地獄:兩足下放光普照十方諸大地獄
両膝輪〔膝頭〕⇒ 畜生趣:兩膝輪放光普照十方諸畜生趣
齋輪中〔臍(へそ)の中〕⇒ 閻羅王界:於齊中放光普照十方閻羅王界
左右脇〔左右の脇〕⇒ 人趣(人間界):從左右脇放光普照十方人趣
両手中〔両手の中〕⇒ 諸天及び阿修羅所有宮殿:從兩手中放光普照十方一切諸天阿修羅
両肩上〔両肩の上〕⇒ 声聞:從兩肩上放光普照十方一切聲聞
頂背〔項(うなじ)と背中〕⇒ 辟支仏身:從其項背放光普照十方辟支佛身
面門〔口〕⇒ 初始発心乃至九地の諸菩薩心:從其面門放光普照十方初始發心乃至九地諸菩薩
両眉間〔両方の眉間〕⇒ 受識菩薩:從兩眉間放光普照十方受職菩薩
頂上〔頭の頂上〕⇒ 諸仏如来:從其頂上放百萬阿僧祇三千大千世界微塵數光明。
普照十方一切世界諸佛如來道場衆會
―――――――――――――――――――――――――――――――――
仏教学者がカッバーラなどは勉強しないだろうから、このことに気づいた方は一人もいない。『華厳経』が4世紀頃に中央アジア(西域)でまとめられた際に、ユダヤ密教のカッバーラ体系が仏教の修行体系の一つとして挿入されたに違いない。
上記『華厳経』から引用した文章に記載された身体の各部分は、カッバーラの11セフィロと3気道と完全に対応する。
―――――――――――――――――――――――――――――――――
両足下〔両足の下〕⇒ イェソド:生殖器(ムラダーラ)
マルクト:地球(クンダリーニ)
両膝輪〔膝頭〕 ⇒ ネツァク:右足(スヴァジスターナ)
ホド:左足(スヴァジスターナ)
齋輪中〔臍(へそ)の中〕⇒ ティファレト:太陽叢の直上(マニピューラ)
左右脇〔左右の脇〕⇒ イダー・ナディー(月の気道)、ピンガラ・ナディー(太陽の気道)
両手中〔両手の中〕⇒ コクマー:右頭(or 左掌)=右脳(アジナー)
ビナー:左頭(or 右掌)=左脳(アジナー)
両肩上〔両肩の上と喉〕⇒ ケセド=右腕(アナハタ)
ゲブラー=左腕(アナハタ)
ダアト:喉(ヴィシュダー)
頂背〔項(うなじ)と背中〕⇒ スシュムナー・ナディー
面門〔口〕⇒ ダアト:喉(ヴィシュダー) ⇒ 空海の清涼殿での現証に用いられた言葉!
両眉間〔両方の眉間〕⇒ コクマー:右頭(or 左掌)=右脳(アジナー)
ビナー:左頭(or 右掌)=左脳(アジナー)
頂上〔頭の頂上〕⇒ ケテル:頭上(サハスララ)
―――――――――――――――――――――――――――――――――
以上より、空海が第九住心に『華厳経』を立てたのは、最初期の密教経典でもあったからである。このことが『般若心経秘鍵』に基づいて、九顕十密の『秘密曼荼羅十住心論』を生む契機となったのである。一方、九顕一密の『秘蔵宝鑰』は『般若心経』の顕教的な理解に対比させたのである。このように理解して初めて『秘蔵宝鑰』と『秘密曼荼羅十住心論』を書いた空海の真意が分かるのである。『秘蔵宝鑰』は「三結」の断を達成した第一段階の聖者・預流の修行指針であり、『秘密曼荼羅十住心論』は「五下分結」の断を達成した第三段階の聖者・不還の修行指針なのである。
なお、『華厳経』の漢訳完本には、東晋の東晉天竺三藏佛馱跋陀羅Buddhabhadra訳(418~420年)『大方廣佛華嚴經』(六十華厳、大正蔵278)、唐の于闐國三藏實叉難陀Śikṣānanda訳(695~699年)『大方廣佛華嚴經』(八十華厳、大正蔵279)、唐の般若Prājñā訳(795~798年)『大方廣佛華嚴經』(四十華厳、大正蔵293)という三種類がある。「生命の樹」に関する記載は、「八十華厳」の巻第三十九と「六十華厳」の巻第二十七および「四十華厳」の巻第六にある。ただし、「四十華厳」の用語と記載は「八十華厳」「六十華厳」とは異なっており、曖昧である。空海は「八十華厳」「六十華厳」を読んだ上で、文章を編集・整理して『秘密曼荼羅十住心論』に引用したと思われる。
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弘法大師
2016年3月9日に日本でレビュー済み空海の本がこの値段で読めるなんて最高です。このシリーズはすべて買いました。
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現実は厳しい!
2015年6月10日に日本でレビュー済み日本の思想界で最高峰の内容。ただし、この修行で生きたまま永遠のいのちを獲得できたのは、皮肉なことに彼自身しかいなかったようだ。胎臓と金剛のマンダラを本当に使いこなしてエーテル体に太陽神大日如来の真髄を刻印できうる能力を覚醒させることができたのは彼一人という現実とどう折り合うかが自分の課題である。
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